1998年10月10日  牛久沼東谷田川  晴れ  釣果:4

今年初のターンオーバー

 

今日は私の所属する釣りサークルのイベントとして、吉野家でボートを借りての

釣り大会の予定が、参加者が集まらずに開催が不能になってしまった。

でもボートをキャンセルしたくなかったので一応取っておいた2艘の内、1艘を私と

バケとて乗り、もう1艘を友人の千葉ちゃんに乗ってもらった。

朝、駐車場で久しぶりに会った千葉ちゃんと話し込んでしまい、出船する頃には

桟橋にボートは見られず完全に出遅れ。

千葉ちゃんが上流へ行くというので私も上流へと、船外機で一気に団地の先まで

行き、まずはオダから始めた。

最初は最近お気に入りのメガバスのV4バズをキャストしバスの反応を見る。

しかし、バズの引いた後ろには泡が消えずに残り、直にターンオーバーを起こして

いると判る。

とりあえずどんなものかと岸に近づいてシャローにもバズを打つが、全く釣れる

気配が無い。

そんな中でしばらく流しながらキャストしていると、杭が数本あったのでその一番岸

寄りにキャストすると、着水後にバズが浮いて来なく横に走った。

フッキングが見事に決まり本日の初バスをターンオーバー下のトップでキャッチした。

bass1.jpg (16644 バイト)bass2.jpg (20063 バイト)V4バズに出た35センチ

だが、釣れはしたが水が悪いのでこの1本はたまたまと判断し、上流を諦めて直に

下流へ向けてエンジンを駆けた。

その移動の途中で千葉ちゃんを見つけ、状況を話し合い互いに下流へ行くことにし、

彼のボートを引っ張ることにした。

最初はボート屋のチェーンとロープでボートをつなげたが、ロープが長く後ろのボートが

蛇行してしまい上手く引っ張れず、危険と判断しロープをほどく。

さてどうしようかと考え、互いのボートを横付けし互いに相手のボートを引っ張りあいな

がら走ってみると、スピードは出せないながらも結構良い感じでボートは走った。

今後はこの方法を考えて行こう。

茎先橋を越えた辺りから水が良くなり、エンジンで出る泡が残らなくなってきた。

どうやら今日は下流が正解だったのかも知れないが、依然ドロ濁りはしている。

塚本ボートの対岸付近で互いに別れ、私達は岸際にワームを打ち、千葉ちゃんは沖で

シャロークランクをキャストした。

数分後に千葉ちゃんにヒットし、無事にランディングとなり、私達のボートがまだ近くに

居たので急いで近づいて写真を撮り、状況を聞く。

chiba1.jpg (14874 バイト)千葉ちゃん・ナイスです

どうやら他のボートがバイブレーションで釣ったのを見たらしい。

これを聞き私達もガラガラにチェンジし、沖に出て当たればラッキーと言った釣りになった。

しかし、ただ考えずにキャストしていたのでは何も得られないので、カラーとラトルの有無を

考えながらローテーションさせてキャストを繰り返した。

私の経験では、渋い時はカラーとラトルで結構差がでる。

ボートを下流へ向けて流しながらキャストして行くと、200本杭の横でやっとバイトがあり、

38センチのバスをノンラトルのバイブレーションでキャッチした。

 bass5.jpg (21771 バイト)バイブレーションX・SN・Mオイカワでキャッチ

そのまま200本杭の周りをキャストしながら周り、中に少し入った所で再びバイト、今度の

バイトは強烈でラインが鳴りドラグからラインが出されて行く。

「これはメキシコで体験したあの引きか」と思い、「遂に国内で50オーバーか」と足が震えた

が、水面に見えたのは団扇型の尻尾、残念ながら鯉だった。

koi1.jpg (20283 バイト)53センチの見事な鯉

だが、53センチの立派な野鯉で昔ヘラ師だった私にはこの鯉の価値がわかるので丁寧に

リリースした。

その後は杭の周りをキャストし続けたがバイトが無いので一旦休憩をと、桟橋へ戻った。

牛久でバスを釣るための必要アイティム・ドクターペーッパーを補給し、再び出船。

今度は茎先橋の橋桁とその付近をバイブレーションで攻めて行く。

すると直にバイトがあり、33センチのバスをキャッチした。

bass3.jpg (24746 バイト)茎先橋下にて

ここではこの一本だけだったので、そのまま上流へ向けて流しながらキャストして行き、

水が悪くなる前にUターンして今度は団地前沖を再びバイブレーションで釣っていく。

これで茎先橋まで戻ってくるがバイトがない。

丁度この頃から待っていた風が吹き始めたのでロッドをワーム用に変え、葦の際に

ワームを打って行くが依然バイトがないので、吉野家側の葦へと移動し再びワームを

キャスト。

しばらく流すとフォール中にバイトがあり、本日の4本目をキャッチした。

しかし、このバスが最後のバスとなってしまった。

bass5.jpg (21771 バイト)唯一葦際で釣ったバス

そうそう、今回バケの事が出てこなかったが彼女は痛恨のノーフィッシュだった。

明日の印旛で頑張ろう。

しかし、この時点では印旛の水も悪い事を知らなかった。

本日の結果  私4本 最大38センチ  バケ ノーフィッシュ

 

back.gif (5406 バイト)