1998年10月11日  印旛沼  晴れ  釣果:3

やはり印旛も渋かった

 

本日は25日に行われるローカルトーナメンのプラとして印旛沼にやって来た。

午前5時にふな一ボートに到着し、先週も一緒に野池に行った工藤ちゃんと

合流し、ボート屋が開くのを待つ。

辺りが明るくかった頃にようやくボートの受け付けが始まった。

しかし、ボート屋のおじさんは一人で、受け付け順に一艘づつボートに溜まった水を

汲み出しているのですっごく遅い。

前から5番目辺りにいたのに10分以上待たされた。

けれどボートは駐車場の車の真後ろで、受け付けを我慢すれば荷物の積み下ろしは

楽なので、ボート屋に対してそれほど悪い印象はなかった。

急いで準備を済ませ、最初からいきなり船外機で出船した。

今回の同行者はいつもながらバケ、まずは二人で地図を見て、西部印旛沼本湖の

ボート屋から見た右岸に入ることにし、船外機を全開にして走る。

ふと気が付くと漁師のネットに囲まれていて、慎重に操船して何とかネット地帯を抜け

ると、その先の葦原には先行者のボートが浮いていた。

どうしようかと後ろを見ると、左岸には誰も居ないのでUターンして反対側の岸へと

波の中を移動した。

まず、私がV4バズ・バケがワームで葦を釣ると直にバケのワームにバイトがあったが、

このバスは残念ながらバレてしまった。

昨日の牛久では葦の釣りが全く出来なかったので印旛の葦は良いと思い私もワームに

チェンジして、北へとボートを向けて流し始めた。

30分位二人でキャストするがその間のバイトは無し、釣れそうな葦が広がっているが、

何故かバイトはこない。

しかたなくさっきバケにバイトがあった葦に戻ると、後ろから来たボートがスピナベで

バスを釣った。

これを見て、今日もターンオーバーのリアクションスピンと思い、ガラガラを10分ほど

キャストした所で二人揃ってスピナベに変え、今度は新川方向に向いながら流していくが

直にネット集中地帯に入ってしまい、一旦沖に出て本湖を諦め新川へ向った。

新川は本湖に比べ風と波が少なく、沢山のボートが浮いていて、そのボートが居なくなる

まで一気に下流へと下った。

そしてボートが居なくなった所でエンジンを止め、エレキを降ろして釣り始めた。

風の当たっている下流を向いて左岸から釣り始めると、二投目で岸から5メートルほどの

所で私のダイナモスピナーベイトにヒットし、やっと1本キャッチした。

inbabass1.jpg (19410 バイト)HMKLのダイナモスピンでゲット

やはりスピナベとこの後2時間くらいは二人でスピナベをキャストするが、その後は全く

バイトは来ず、良さそうな葦へはウエッピングまでしたがバイトがない。

さて、困った。

始めての場所で全然釣れず、水の色も昨日の牛久とおんなじで恐らくターンオーバーを

起こした後だろう。

しかも悪い事に、今日は魚探の電源コードを忘れてきて魚探も無い。

仕方なく昨日と同様に散っているバスをキャスト数で釣って行く、名付けて「交通事故的

フィッシング」でバイブレーションを二人で360度キャスト。

1時間ほど釣り下がって行くとポツンと私に釣れ、その直後に再び私にヒットしたがこれ

はバレてしまった。

inbabass2.jpg (22578 バイト)ガラガラでゲット

そして再びバイトの無い時間がやって来て、最初の橋まで行きオカッパリが多いので

Uターンして、今まで釣ってきた所を繰り返し今度は釣り上がっていった。

また1時間位した頃に私にバイトが有り3本目のバスをキャッチした。

inbabass3.jpg (23024 バイト)何とか3本

しかしこの釣り方はここ印旛では能率が悪く、バイトと思ってフッキングすると大抵は

根掛り、それ以外の時はビニール袋といったゴミばかり。

ビニールを何枚釣ったか判らないほどで、釣っていてゴミの多さにやになった。

バケはバケで1本も釣れず、しかもバイトがあると釣れてくるのはビニール袋で彼女も

ビニールを釣る度に文句ばかり。

印旛新川に悪い印象を持ったまま釣れないので速めに揚ってしまった。

ボート屋に戻ると工藤ちゃんも片付けており、釣果を聞くとノーフィッシュ。

やはり釣ったのはビニール袋だけだった。

牛久は汚いと思っていたがビニールは釣れないと、少し印旛が嫌いになった。

 

back.gif (5406 バイト)