1998年10月3日 南提 晴れ 釣果:シーバス5・ソーダーカツオ1・タコ2
番外編の海釣りです
本日はバケと海釣り名人のバケのおやじさんと3人で鹿島の南提にやって来た。
ここは太平洋に数キロも張り出した堤防で、潮通しも良くさまざまな魚がやって来る。
午前4時半に堤防の入り口に到着し、ここから先端までの地獄の30分歩きがはじまる。
真っ暗の中、ひたすら先端に向い歩き続け、その途中で東の空がうっすらと明るくなり
はじめた頃にやっと先端付近に付いたので釣りをはじめる。
まずバケ父がシーバスを釣るというので自分のシーバスロッドを用意しようとすると、
ここではそのロッドでは無理だと言われ、普通の投げ竿に10号の中通し重りを付けた
ヘビキャロミノーで釣るように言い渡され、お手本と言ってキャストしたバケ父にいきなり
40センチほどのシーバスがヒットした。
シーバスの魚影は濃いようで次に私がキャストをし3投目で「ゴン」とバイトがあり、
40センチほどのシーバスをあっけなく釣った。
本日の初物・シーバスくん
そしてその5分後に今度は60センチのシーバスを釣り、その次のキャストでも40センチの
シーバスを労せずにキャッチした。
ここで日が昇りバイトが遠のき後が続かなくなったが、たまーに来るバイトを確実に取り、
2本追加の計5本でシーバス釣りを終了とした。
夜が明けてこれが最後のシーバスとなった
ここで釣ったシーバス2本を持ってバケ父が「アジと交換してもらってくる」と、ここの常連と
交渉に行き、数分後に見事なアジ4匹と交換してきた。
これで今夜のタタキが確定する。
こんなものが釣れてました・海亀も泳いでた!
次に先端でイナダが揚がったので自分のシーバスロッドにメタルXを付け、青物狙いをする。
先端付近まで移動しジグをフルキャスト、底までフォールし可能な限りファーストリトリーブを
する。
10分ほどキャストするがバイトが無い。
そこで先ほど釣れた堤から15メートル付近に魚がいるのかと思い、そこまではファース
リトリーブで引いてきて15メートルほどの所で再びフォールさせると、その最初のトライで
フォール中にバイトがあり、私自身初のソーダカツオを釣った。
しかし、その後はバイトがないので本日のメインのタコ釣りを開始した。
磯用のヘビーロッドに20号ライン、その先にバケ父の手作りテンヤを付けて、海底付近を
シェイキングする。
するとポーズを取った所で根掛りのように重くなり、ラインを張って聞いてみてタコだと確信
するとロッドをめい一杯下げて、真上まで大アワセし、タコを海底から一気に引き離す。
この緊張の一瞬が結構気に入り、タコ釣りに興味を持った。
この釣りを1時間ほどやりみごとに2匹のタコを釣るが、2匹目が小さかったのでリリースし
1匹をキープした。
人生初のタコ
そして午前10時に釣りを終了し、再び長い長い堤を歩き小見川にあるバケの実家に帰る。
凄い長さ・凄く疲れた
巨大なタンカーが近くを通ります
そこで夕方まで爆睡し、夕飯で本日の獲物達を美味しく食べた。
アジのタタキがもお最高で、ソーダも油が乗っていてとても美味かった。
そして問題のシーバスの刺身も、美味かった。
シーバスはジグ船で釣った横浜沖の物しか食べた事が無かったので、臭くて余り美味しくない
魚だと思っていたが、ここのシーバスは臭くなく、白身の美味しい魚だった。
こんなんなりました
最後にバケ父にこれからもっとタコがでかくなると聞き、再度挑戦することにした。