1998年12月6日  加賀フィッシングエリア  晴れ  釣果:16

今回はトラウトだよ

 

サークルの仲間5人とトラウトを釣りに行った。

車2台に別れて現地で落ち合う事にして我らの車は濃霧の東北道を走り午前4時に

加賀フィッシングエリアに到着。

既に駐車場にはかなりの車が並んでいて、この時間でも7列目あたりだった。

先に出たメンバーと落ち合うと、もう1台は3列目に並んでいた。

いったい先頭の人って何時から並んでるの?

で、午前6時に開園。

 

一人に向うの車に乗ってもらい、場所取りを頼んで私とバケはのんびり入園。

で、駐車場に着くとそこからは大急ぎで釣り場へ下りていった。

釣り座はいつものドカン脇、ここは一番のお気に入り。

聞く所によるとシーバスプロのmasa−chiがすでに1本あげているという。

 

他のみんなに遅れること数分で私達もキャスト開始。

まずはいきなり秘密兵器、しかもタイプ2。

本当はこの日のために用意した0.8グラムスプーンで行きたかったが、とりあえず

釣って安心したかったので兵器をだす。

まるでウルトラマンが登場後にすぐスペシウム光線を出すような、でもなりふりかまって

いられるもんかとキャストする。

するとすぐにトラウトは釣れた。

そしてまたすぐに釣れ、またまた釣れる。

「ん〜、苦労なくアタリルアーをみつけたかな」と余裕が出て、周りのみんなを見ると、

何と釣れてないではないか。

 

どうやらこの超兵器を持ってないらしい。

「ここは私の独壇場」と、いい気になり、ふと左を見るとバケが泣きそうな顔でキャスト

している。

「もう、加賀には来ない。アクアランドの方が釣れた。もうやだ」と泣き言を言っている。

「やばい、再来週もここに来る予定になっているのに・・・」

この時、私の自由の釣りは幕を閉じた。

私のロッドからバケのロッドに秘密兵器を付け、引き方などを親切丁寧に教え、

何とかなだめなだめ(だましだまし)キャストさせる。

すると、今度はニューロッドに慣れてないせいか「キャストしづらくてやだ」といった。

「も〜」と思いながらも再来週のためのご機嫌取りでロッドを私の物と交換し、

ルアーもまたまた付け替えた。

すると今度は「グリップが緩むから釣りづらい」と言ってきた。

「はいはい、そうですか」と、言いたかったが我慢我慢。

ビニールテープを取りに車に走る。

その途中、気になって振り向くとバケにヒットしているではないか。

「あちゃ〜」と走ってバケの元へ行き、ランディングを手伝う。

トラウトの場合はフックを外すのはいつも私の仕事です。

で、今度は一気に車に行き、テープを取ってきてグリップを固定した。

これで私も釣りができるようになった。

朝一でこの日のヒットパターンは遠投+水面直下スローリトリーブと解かっていたので

釣るには余り苦労はしなかった。

二人だけ持っていた秘密兵器が大活躍し、あとはだらだら釣れ続ける。

途中で食いが悪くなったので野池で覚えたSPミノーのジャーキングをやった。

するとこれに岩魚が反応し、40アップの岩魚2本釣った。

バケも真似してジャークするとこれまた岩魚がヒット。

 

どうやら岩魚のヒットパターンはミノーのジャーキングのようだ。

これは今後に繋がる大収穫。

これから研究していきましょ。

で、午後1時まで釣りをして私は16本、バケは大台20本、他の仲間は???

あ、みんなの釣果を聞いてなかった。

今回のイベントの首謀者は私なのに・・・ん〜・・・まっいっか。

で、帰りにラーメンを食べて帰りました。

PS.帰る途中で秘密兵器3体入手成功