1998年7月12日 神流湖 釣果:6
チームSeven Gate Keeper’sのトーナメント第1戦の
セカンドデイに参加してきました。
前回の成績でトップとの差は400グラムで十分逆転の範囲内
だったので気合いを入れてスタートした。
まず、イヌメワンドに入りバズをキャストするが、ほんの30メー
トルほど流すとヘラ師が居たので、対岸を見るとひょうたん島の
先によさそうな岩盤が見えたので全速で移動した。
そこでポップXをあえてスピニングで使い、30メートル以上離れ
てキャストした。
この時間は前回もそうだったがそこらじゅうでボイルがあり、これ
を取る作戦だった。
しかし、全くバイトはない。よく見ると逃げているベイトフィッシュの
スピードは半端なく早く、ポッパーではあのスピードは表現できない。
そこでミノーX70にチェンジし、超ファーストショートジャーク、ほとん
どシェイキングに近い細かいジャークでベイトフィッシュを演出してや
ると、すぐにヒット。しかし、上がってきたのはハスでがっかりした。
しばらくミノーをキャストするがその後のバイトがないので、とりあえず
安心したいのでトラウト用の極小ミノーをキャストし、20センチほどの
チビをキャッチしライブウェルに入れた。6:00
私たちのチームのルールではリミット制限が無いのでこれでも十分キ
ーパーとなる。
とりあえずボーズは脱出したので後は逆転を狙ってビックフィッシュを
狙いにいく。
ミノー、ペンシル、スピナベ、ディープクランクと交代でキュャストしたが、
3時間でバイトはゼロ。だだ、スピナーベイトを一度だけ追いかけてき
たが、反転して帰っていった。
時間だけが過ぎ、遂に陽が昇るとボイルがぴたっと止んでしまい、もう
トップでは出ない様な気がし、今度はボトム狙いに切り替えツネとノー
シンカーグラブで再びイヌメワンドを釣っていった。
延々ノーバイトが続き、全く釣れる気がしないので桟橋に戻って桟橋に
サスペンドするバス狙いに切り替えた。
しかし、桟橋に戻ってみると既に先行者が居て離れた桟橋に数キャスト
しただけで諦めた。
さて、どうしようかとなってしまった。
たまにボイルがあるので交通事故の様な確率だがしかたなくそれを狙う
として、リグは先ほど桟橋を狙ったジャンボグラブのノーシンカーをその
まま使い、それでグラビングバズをした。
運のいいことにこの頃から少し風が出てきて、それがダムサイドへ流し
ていく途中で最初の岬に当たっていてそこでボイルが起こっていた。
「ここだ」と思いグラビングバズをキャストすると直ぐに出たが乗らない。
バスが小さいのかと思ってテールにトレーラーフックを付け、再びキャス
トすると数投目でバスが追いかけてきて、バイトした。
だが、フッキングが強すぎてトレーラーフックのリーダーがブレイクしてし
まい、今度はベイトロッドからラインを取りリーダーを12ポンドとし、再び
キャスト。今度はなかなかバイトせず、10分ほど粘った時に着水した所
でボイルが起こり、そのままバスがヒットした。
慎重に取り込むと推定37センチのナイスフィッシュだった。
この1本で差が埋まったと思い、最低あと1本取ろうと再び同じ場所に30
分くらいキャストするが1バイトあっただけで追加はできなかった。
その後、この場所を諦めてダムサイドまで行ったが、ボートが多くて入る
場所が無いので、一気にボート屋の右の岬まで移動し、最終コバスいじめ
兵器のスピナーをキャストすると、20センチクラスが10分で3本取れ、これ
でリミットが揃ってしまった。
後は入れ替えだけなので、再びグラビングバズを風が当たっている岸へキ
ャストしまくると若干大きなコバスをキャッチした。
あとは再びクランク、スピナベをキャストし、入れ替える事無く時間になった
ので桟橋に戻った。
桟橋に戻りみんなの釣果を聞くと、トップがコバスを1本しか取ってなく、2位
も30クラスを2本だけだった。
この時点で完全に2人のウエイトを抜いてトップにたった。
あとは無事に検量すれば初戦の優勝が決まるってと時に、最後の最後で詰
めの甘さがでてしまった。
なんと検量の時に最後にだそうとしたキッカーフィッシュがジャンプしてライブ
ウェルから逃げてしまった。
この瞬間私の優勝が逃げ、チビバスだけのウエイトで3位となってしまった。
前回に続いて、その日の最大魚を逃してしまい、無事検量するのも技術だと
改めて実感させられたトーナメントだった。