1998年8月23日 晴れ 釣果:0
悪夢の牛久沼
今日はサークルのメンバー8人を引き連れ、牛久沼手漕ぎボート釣り大会の為
吉野屋へやって来た。
午前4時45分に受付を済ませ、全5艇はそれぞれに散っていった。
私は砂チャンと一緒になり、まずは葦の外にいる活性の高いバスを取ろうと、
ガラガラとグリフォンで葦の遙か沖のブレイク付近にボートを付け、風に流され
ながら360度キャストを繰り返した。
始めて直ぐに砂チャンにバイト、しかし上がってきたのはなんとギル。
とりあえずボーズは脱出したがギルじゃあしょうがない。
私にもバイトがあったがこれはバラしてしまった。
沖では余りバイトが無いので、葦際に近づきキャストを繰り返す。
と、そんな時ワンドの入り口付近でキャストしてると、フットコンを付けワームの
ピッチングで釣っている2人乗りのボートが私のキャストしている所を堂々と通り
ワンドの中へ入った。
これには頭に来た、と言うより呆れた。
マナーも何も有ったもんじゃない。
仕返しに私もワンドに入り、オールでわざと水面をぶったたき思いっきり音と
しぶきを立てて、その場を離れた。
その後はバイトが全く無くなったので目先を変えワームで葦の中を釣っていくこと
にしたが、これにもバイトがない。
プラス風でボートが流されるし、葦の際を流しながらのキャストができないと言う手
漕ぎの不敏さを改めて感じた。
仕方なく風の影響を受けないワンドの奥に入り、誰も手を出さないような葦の奥を
狙ってキャストすると、本日初のワームへのバイト。
しかしフッキングミスで取ることが出来なかった。
その直後に久々のウッシーをゲットした。
バイトのあった場所から判断して、毎日の様に叩かれ相当のプレッシャーが掛かっ
ていると判断し、手漕ぎと今日持ってきたショートロッドF5−510では無理と判断し
葦の釣りを諦め再びガラガラとグリフォンの釣りに切り替えた。
これで時間一杯粘る決心をし、本流の水通しの良い所に有る隠れた杭を狙ってキャ
ストを繰り返すと、相棒の砂チャンにヒット。
強い引きき耐えボートの際で見せた魚体は40センチだったがあと一歩の所でバレて
しまった。
ガラガラを見ると夕べ交換したフックが折れている。
いそいで別のルアーから同サイズのフックを外し、前後のフックを交換し再び彼女に
キャストさせると、しばらくしてまたヒット。
今度はぱっと見33センチだったが、抜き上げる際にまたまたバレてしまった。
このバスが私たち二人の最後のヒットとなり、上がる間際に桟橋手前の葦でバイトが
あったがフッキングせずにノーヒットで終了した。
優勝は26センチと34センチの計60センチで森・カニペアに取られ、二位には私の
普段の相棒のバケとペのペア26センチで後の3艇はノーフィッシュで終了した。
悔しさの余り、帰りに別の川でトップをキャストして帰ったが、バイトは無く葦にルアーを
引っかけロストを増やすだけで終わってしまった。
この雪辱は秋にでもエレキ有りで晴らすとしよう。