1998年8月8日 牛久沼東谷田川  曇り  釣果:12

久々の牛久


約1月ぶりにホームの牛久沼東谷田川に戻ってきた。

この1ケ月まるでどこかの長期ロードみたいに苦しい釣りが続いたが、久々のホーム

なのでとても楽しみだった。

一番最初にボート屋の受付を済ませ、急いでセッティングを済ませ出船したのが5時を

少し廻った頃だった。

桟橋を出て茎崎橋の下で私のHPの常連さんのALECさんと会い色々と話すが、互いに

釣りがしたくて仕方ないのでまた後でということで私は上流を目指し、ALECさんは下流を

目指して互いの釣りにはいった。

まずは団地対岸のハス畑を過ぎた辺りから入り、私はバズベイト、バケはウエッピング

から始めた。

1時間ほど互いにキャストを繰り返すがバイトがなく、私はトップを諦めスピナーベイトに

チェンジすると、オダの中から37センチのバスが出た。

そして直ぐに今度はパラ葦の中から35センチのバスが出て、この葦はウインディサイド

だったので風の当たっている葦に的を絞りノーシンカーグラブでフォール後は2アクション

でピックアップといったフォーリングメインの釣りを開始し、直ぐに3本を追加した。

風の当たっている面をある程度流していくと、他のボートに追いついてしまったので、今日

のパターンを見極めるべく対岸の風裏の葦へ移動した。

風裏の葦では二人で葦の表、ちょい中、ウエッピングと色々試すが30分経ってもバイトが

全く無いので、再び風の当たっている葦へ戻った。

ここで数本キャッチした後、トイレ休憩で一度桟橋へ戻った。

桟橋へ戻ると、待っている間暇なので、直ぐ前の葦の根元へワームをキャストすると1投

目でラインが右へ走り、難なく1本追加してしまった。

そして再び出船となり、今時は下流側を攻める事にした。

まずは対岸へ渡り、薄目の葦へウエッピングを開始した。

釣り初めて直ぐにバケにバイト、しかしラインが葦に絡まってバスが出てこないのでオール

を手にして葦の中へ突入すると、良いサイズのバスが葦にぶら下がっている。

ネットですくいボートの中で計ってみると41センチのバス、彼女の本日の初物が40オー

バーとなりとりあえず釣れたので私も一安心した。

この場所から下流へ向けてボートを流して行くと、直ぐに私に40センチジャストのバスが

ヒットし、バスの型も揃ってきたがそれ以降はバイトがポツポツ程度となり、そのバイトを

私は確実に物にして数を延ばすが、バケは全てバラしてしまい追加できないので、

ポイントを全てバケに譲り私は操船に専念する。

しかし、相変わらずバラしまくり最後は「もうやだ」と泣き出す始末。

こうなると釣りどころでは無く、彼女をなだめながら帰る事を考えたがこのまま上がった

のでは悔しいと再びバケは釣りを開始した。

4時半までキャストするが結局バスを手にする事ができずに、ボート桟橋まで帰ってきたが

そこで対岸の葦が目に入り、全速で対岸の葦に向かった。

ラストチャンスと最後の流しに入ったが、風が強くなりボートを固定できずに流されてしまう。

これまでかと思ったその時、バケのロッドが曲がった。

しかし、バスが葦に絡まっていて出てこない。

直ぐにエレキを全速にし、バスの方へ向けるとその時にバスが葦から出てきて、ネットを

出すがその時には既にボートの上に居た。

この1本で気を良くし、あがることにした。

ボート屋に帰り店のおばちゃんに話を聞くと、今日は私の12本がトップでみんなはせいぜい

5,6本とのことだった。

2本だけのバケもおばちゃんにほめられ機嫌がよくなり、次回の釣行のめどがたった。