１９９８年９月２０日　　牛久沼東谷田川　　晴れ／風強し　　釣果：１０

減水増水また減水の牛久沼

牛久が先日の台風で大増水していると聞き楽しみにしながらやって来た。

朝、夜が明けボート桟橋へ行ってみると先週の土曜日より若干水位があるかなって

感じだった。

近くに吉野家のおじさんがいたので話を聞くと、台風で満水になったがここ数日で

急激に水を抜いてしまったらしい。

水の状態からして先週の土曜日と同じかなと思いながら出船する。

まずは最近お気に入りの下流の２百本杭の手前の矢板から開始。

同行したバケがグラブ、私がバズベイトでのスタートとなった。

開始後すぐにバケのグラブにバイトが有るがフッキングせず、そのまま流して行くが

どうもバイトが遠いので風に当たっている対岸へ移動した。

対岸では岸辺の葦が台風で倒され、ルアーの打てないスペースがかなりできており、

このスペースのエッジへとグラブを打っていたバケがファーストフィッシュをキャッチした。

この１本でこっち岸かと思い、そのまま釣り下がるが直に他のボートに追いついてしまい

中々思った通りの釣りが出来ないので、ぱっと見て対岸にボートが無かったので再び

対岸へと移動した。

移動してみるとこちら岸に風が当たっているのに気づき、今度は風と波が当たっている

水通しの良い葦を重点的に打って行く。

ここでようやく私にもバイトがあり本日の初バスをキャッチした。

割とバイトが来なく、厳しいと感じて先日からの疲れもあり午前中だけで上がろうと思って

いたが、午前１０時頃から風がよりいっそう強くなり、それに伴いバスも葦の奥から出て

来たらしく、この頃からバイトが出始めた。

私もバケも順調に数を伸ばし、私は４０センチ・バケは４３センチをもキャッチした。

そうこう釣っている内に私は２桁の１０本を釣り、今日は昨日のオカッパリの続きで来た

ので、タックルボックスも普段の半分以下の大きさでグラブが残り僅かになってしまった。

バケはまだ２桁釣ったことが無いので何とか２桁釣ってもらおうと、グラブの釣りを止めて

スピナベをキャストし始めた。

しかし今日はタックルもだがロッドもオカッパリ仕様なのでスピナベを投げられるロッドが

ボート上に無い。

それでも無理矢理スピニングでスピナベをキャストしつづける。

しばらくしてそのスピナベにバイトが有り、フッキングするがバレてしまう。

当然と言えば当然だが、キャストの時点でロッドがスピナベの重さに負けているので、

完璧なフッキングなどできるはずも無く、僅か数秒のファイトの後バスは葦の中へと

帰っていった。

しかたないのでＳＰミノーのジャーキングで残った時間を釣ることにした。

しかしこれには一度もバイトが無いまま夕方、終了の時間となってしまった。

問題のバケだが何とか８本までは釣ったが、残りの２本が釣れずに８本でフィニッシュ。

彼女は面白いもので、牛久での釣果はいつも２本か８本にになってしまう。

と、いうことは３本釣れば８本確定だからこれはこれで羨ましい。

早上がりの予定が結局最後までやってしまい、二人共くたくたになりながら帰宅する。

本日の結果　　私１０本最大・４０センチ　　バケ８本・最大４３センチ