99年2月11日(木) 牛久・東谷田川  雨  釣果:2

雨降る中での今年の初バス

 

前日の天気予報は雪。

本当はアルミを出したかったが、この予報を聞いて釣りそのものを諦めた。

朝起きるとかすかに陽がさしている。

「くっそ〜、やられた!!!」

しばらくは我慢したが30分ほどで我慢の限界。

ロッドを持って家を飛び出した。

1時間半ほどで牛久に到着。

まずは団地前でバケがもらってきたパンのミミを鳥たちにやって遊ぶ。

この頃から雨が降り出していて、釣りは諦めていた。

だが、水を見てしまうと我慢が出来ない。

リミットブレイク。

すぐに丸山橋に移動した。

タックルをセットしていると雨はますます強くなってきた。

カッパを着るのが面倒だったので傘をさして釣り開始。

まずは適当な葦へとチビドンを入れ、ロングシェイキング。

すると数投でバイト。

恐らくギルのバイトだろう。

その後、すぐに対岸でバスが跳ねた。

なんとなく活性が高いようで、一気に勝負をつけようと一番良いポイントに入る。

やはりA級ポイントというのは、いつも釣れるからA級というだけあって、

ここで今年初のバスを手にした。

水深30センチほどの所の水面を草が覆っており、この5センチくらいのわずかな

隙間に無理矢理ワームを入れると、入れた瞬間に水面がもりあがった。

手には何の感触もなかったが、間髪入れずにフッキング。

4ポンドラインでラインブレイクが心配だったが、何とかカバーから出したのは

40センチの綺麗なバス。

44.jpg (20669 バイト) 44-2.jpg (18865 バイト)今年の初バス

今年の初物から40とは気持ちがいいね。

でも、釣った後が大変。

車の中で待っているバケに写真を撮ってもらおうと、傘とロッドとバスを持っての

50メートル走。

車に着いた時にはバスの歯で指から血が出ていた。

急いで写真を撮るとすぐにリリース。

次を狙う。

あ、そういえば2月に牛久でバス釣ったのって初めてだ。

いつも冬はトラウトオンリーだったから。

今度はなんとなく対岸に移動。

土手を降り、バスがいそうなカバーを探して歩く。

12月に来た時は、バスはカバーの外のエッジで食ってきたが、この日は

カバーの中で食ってきた。

もう1本同様の場所で釣ればパターンが掴めると川辺をそっと歩きながら

カバーを探していく。

橋から50メートルほど歩いた所で、美味しそうな葦のかたまりを発見。

そっと近づいて静かにワームを落としシェイクで誘う。

10秒ほどシェイクした所で「コン!」とショートバイト。

ジャストのタイミングでフッキングし、上がってきたのは本日2本目となる

30センチ。

「よ〜し、掴んだ」と、心の中で叫びながら再びバスを持って車に走る。

写真を撮ってもらいリリースの後、またまたロッドを持って土手を降りる。

だが、この時点で相当濡れていたので数分で根を上げ車に退避。

続けるかどうか迷ったが、カッパを着たくなかったので撤収した。

この日は東京では雨が降らなかったらしいが、牛久−幕張に関してはずっと雨だった。

雨の中でも水温が7度あり、一時的に活性が上がっていたと思う。

この時期に2本取れれば大満足でしょう。