2003年1月25日 マルミフィッシングエリア(トラウト) 釣果:11
巨大ドナルドソンにリベンジ
数年前王様がここを紹介した時、リアクションバイトで飛びついた
その時は私もばけもノーバイトという悲惨な結果
もう行かないと思っていたが、最近釣れているようなので興味があった
今日は以前から親戚のあっくんと釣りに行く日だった
本来パルに行く予定だったが、先週の結果からパス
そして釣り場がマルミへと決まった
私たちにしてみれば過去からの成長を計る釣りとなる
安心材料としてはあっくんが前にミノーで釣っているという事
リベンジ達成なるか?
あっくんは現地に5時過ぎに入った
私たちは実家に寄って荷物とまろんを降ろしてから向かった
オープンは7時なので10分ほど前に入る予定で動いていた
利根川の逆水門を渡り、信号の所のコンビニで食事を調達
コンビニを出たのが開園20分前
ここからなら5分ほどで到着するだろう
するとすぐにあっくんからの電話
時間前だが既にオープンしたとの事
これを聞いてさすがにあせった
大きな声では言えないが、けっこう飛ばして現地に7時15分前に入る
駐車場に入ると既にみんな釣りをしている
あっくんもしっかりと釣りしていた
挨拶をして受付へ
ばけと二人分の料金を払い急いで釣りの用意をした
用意途中にあっくんも来てくれて一緒に3号池に入る
他の2つの池にはけっこう人がいるのだが、この池は私たちの他は1人だけ
この池だけ濁っているせいか人気がない
週末だというのにほぼ貸切状態で、さぞ釣れるだろうと思っていた
三人ならんでミノーをキャストする
相手がデカイので7センチのミノーのジャーキングが聞くらしい
X−55をひたすらジャーク
ジャークジャークジャークジャーク・・・・・・・・
だけど・・・・全く反応が無い
何故?
なんだか過去の悪夢を思い出した
あの時は2号池で1キャスト1アオミドロ
2時間ほどで飽きて帰ったなぁ
でも今回は釣れないのは同じだがアオミドロが付かないだけマシ
釣れないなら移動
時計とは逆周りで池90度移動
中央に出っ張りがあり、その沖で2台の水車の流れがぶつかっている
おまけに足元はアウトレットでいかにもって感じだ
ここでしばらくジャーキングするがノーバイト
そこで一旦頭の中を空にして、相手は普通のトラウトのつもりで攻める
しばらくして近くでクランクをキャストしていたばけに待望のヒット
三人の中での初ヒットだった
水面を跳ねたその魚体は想像以上にデカイ
この最初のジャンプで惜しくもバレ
フックを見ると伸ばされていた
ドラグはかなり緩めにしてあったのだが、それ以上に緩くした
ばけのヒットに昔とは違うと思え私もリベンジに燃える
だが、全くバイトは無い
更に冷静になって池を良く観察すると一箇所のよどみだけやたらとライズがある
おそらくトラウトがそこに集まっているのだろう
ルアーをサスペンド系に代えてそのライズを撃つ
すると待望のヒット
ヒットと同時にドラグが出される
一旦止まったが、次の走りでバレ
恐るべきパワー
本当にあの魚をランディングできるのだろうか?
たが、このヒットで小さくではあるが突破口が見えたような気がした
スレさせないように潜らせたり水面直下を引いたり工夫する
同じコース同じ深度で引かないように注意した
水面直下の引き波を立てて引いていた時に、下から突然出た
完全にルアーを咥える所まで見え、完璧なフッキングを決めた
そして長いファイトの始まり
寄せては出され、出されては寄せるといった感じだ
しばらくこれを繰り返すとさすがに相手も弱ってきた
そろそろランディングかと思った時、魚体がひらっとかえった
その瞬間フックが外れてしまった
完全に取れると思っていたのに残念
なんだか正月のバラシを思い出した
けれどここでやっていれば間違いなく釣れると思えた
すぐに過ぎのヒットがあったがこれもバレ
いったいどうすればランディングまで持っていけるのだろう?
ここでばけをここに呼ぶ
ばけにも同じルアーを付けさせて釣り方も教えた
あっくんにもルアーを貸し、みんなで同じ釣りをした
次にヒットしたのはばけ
ばけが使っていたTグラスのスピニングは満月に曲がった
グラスロッドだけに楽しそう
コイツもかなり太っていて凄いパワー
バレない事を祈りつつ見守る
今度はドラグを緩めにしているので切れる心配は無い
その分好き勝手に走られて苦労している
途中でドラグを少し締めてドラグ調整が整った所でファイトが安定した
暴れるトラウトを見るとトリプルフックをがっちりと咥えている
あの状態ではラインブレイク以外にはバケは無いだろう
しばらくして魚は無事ネットに収まった
最初にリベンジ達成したのはばけだった
50アップ、丸々太ったドナルドソン
写真を撮ってキープした
続けてこの場所でキャスト
少しバイトが遠のいたので前から使いたいと思っていたルアーにチェンジ
Xルアーに似せたスティック状のルアーをキャスト
すると数投目でコイツにヒット
やはり50アップの魚で沖まで走る
近くまで寄せるとまた沖まで走る
シングルフックなのでバレる心配は少ない
水車だけ引っかからないように気を付けてファイトを楽しんだ
初めてここマルミでゲットしたドナルドソンはばけと同様の見事な魚体だった
これで私もリベンジ成功
やっと過去の呪縛から解き放たれた
さぁ、あとはあっくんだ
そくたらあっくんも2連続ヒットで連続ゲット
ただ残念なのは共にスレだった
スレでラインブレイクしたルアーに引っかかってゲット
ライズも止み、バイトも止まった
何をやっても全く食わなくなった
困った挙句、手にしたのはフライロッド
トラウト管釣では私はフライマンになるのだ!
浮き釣りしかできないのだが、それでもルアーよりは全然釣れる
早速フライで狙う
タナがわからないがルアーの潜行深度から大体で設定
狙う場所も流れを見ながら色々と試す
普通の釣り場なら適当にキャストして待っていればバイトは出る
ところがそれはここでは効かないようだ
待てど暮らせどまったくノーバイト
フライでもイージーには釣れてくれないようだ
そんな中目印にしたのはやっぱりライズ
ライズの出る場所には一定の条件が存在した
それに気付き狙いを定める
するとやっとバイトが出た
約2年振りのフライで最初のバイトはフッキングミス
だが、次のバイトもすぐに来てフライでもドナルドソンゲット
そしてこの釣り方が正解だったようでバイトが続く
そして数を伸ばしていく
風さえなければ突っつくだけの小さなバイトも取れ数釣れるのだが・・・
フラシの中が5本になった所でキープは止め
後はリリースの釣りとなった
フライで8本まで釣った所でバイトが止まった
再びルアーに戻す
さっきから流れの中でのみライズがある
そこで重めのスプーンで流芯直撃する
すると久々のルアーでのヒット
愕く事にその後2連続ヒットで、3連続のゲットとなった
活性の高いトラウトは流れの中にいるって事か
この時点で時間は3時30分
トラウトの後処理もあるのでここで終了とした
道具を車にしまった後、釣ったマスを事務所へ持っていく
1尾300円で下ろして真空パックにしてくれた
これなら実家に持って行っても喜ばれるだろう
あっくんとはこの後食事をして別れた
釣ったマスがどうなったかというと・・・翌日
ちゃんちゃん焼きとなって私たちを喜ばせてくれました
感謝