2003年3月30日  琵琶湖  釣果:1

かろうじてリベンジ達成

 

昨日に引き続き五号さん艇で琵琶湖

昨日は全くいいとこなくノーバイトに終わった

夕べは頭の中でウィード攻略をイメージ

果たして今日ウィードを攻略して釣る事ができるのか?

今日はチャプターもあるらしい

 

7:00 出船

昨日と違って今日は完全プライベート

一緒に出た五号さんのお仲間は一艇だけ

五号さんの会社の方の親子でガイドしてもらうとの事

タックルを積み込んでいざ出船

ウィードを攻略しないと釣れない事はわかっているので、今日はガラガラがメイン

朝からガラガラを投げまくる

五号さんもガラガラなげまくり

朝から遠投大会になっていた

ポイントは昨日と全く同じ

〜沖とか〜湾とかいう所らしいがそれも忘れた

ウィードでガラガラ、桟橋でモン吉、攻め方は昨日と一緒

昨日と全く違うのは私の意気込みと集中力

水中を頭の中でより細かく再現しながら食わせ所をイメージ

水中立体映像をより鮮明に作りながらバイトを待つ

全ての感覚が昨日より数段増している

キャストしながら釣れそうな気に満ちていた

でもやはりバイトがない

釣り方がやっぱりおかしいのか?

だが五号さんも釣れてない

ポイントに入るタイミングもあるようで、この所午後に活性が高くなるらしい

バイトがくるまでひたすらキャスト

そうこうしている内にボートがめちゃくちゃ増えた

どうやらチャプターが始まったらしい

沖をボートが連続で通り、周りにもボートが増えた

バイトが無い事もあってか移動する事になった

チャプター会場沖を通るとボートが岸近くから沖まで連なっている

これだとフライトの最初と最後ではかなり時間差が生まれるだろう

まっ関係ないか・・・

ボートは大橋を越えて北上、チャプターエリアの南湖を抜けた

最初に入ったのは漁礁

GPSを見てるとマークした所に真っ直ぐ入り、真上で魚探に漁礁が映った

そうそう、五号艇の魚探は超科学的

GPSの精度が超高く、前に付いた魚探は超繊細

なんでもウィードのなびく方向まで判断できるらしい

後で調べたら26万、欲しくなったがこりゃばけとの交渉が大変だろう!

漁礁では初めて1オンスのジグヘッドを使った

ほぼバーチカルでボトムを小突く

硬いブロックが入っているようで根掛りはほとんどない

出るといかつい奴らしくバイトを待つ

だが、ここでもバイトは無かった

そこで更に北上

取水塔をモン吉で狙い、その後近くの堤防を狙う

こっちの水は完全にクリアー

まさかクリアウォーターで釣りするとは思ってなかった

だが、今日はバスが全く見えないとの五号さんの辛いお言葉

だったらと普段牛久でできないシャッドの練習

キャスト後から丸見えなので動かし方を練習し、どうやったらどう動いているかを見る

これは牛久に帰ったら役に立つはずだ

岸辺は砂浜

近くにボートは全くなし

水はクリアー

そして遠くに霞んで見える島

なんか凄くいい所だ

あまりの広さに海にいるような錯覚をする

しばし沖で休憩

食事タイム&ボートのお掃除

ジアイは午後なのでちょっとのんびり気分

休憩後は再び南湖に戻る

だいぶ下の方の沖合いへ

再びガラガラ遠投大会

ここまでノーバイト

岸に向かって底が深くなっているらしい

そこを狙う

近くにはやっぱりボートが多い

だが釣れている所は全く見ていない

私はノーバイトのまま昼食を取りにリブレに戻る

もう1艇の方はガイドをしていたお仲間さんがやっぱり釣っている

そして子供の方も1本釣ったとの事

やっぱりぱっと来て釣れるほど今の時期は甘くない

リブレで昼食を取ると午後は私たちだけ出船

活性の上がる2時に全てをかける

再びガラガラの大遠投

コイツを克服しなければ・・・

おまけに何とか釣らないと帰りの道はかなり辛いものになるだろう!

だがこの段階になっても私はノーバイト

しばらくここでキャスト

そして五号さんがベイトの群れを見つける

その直後五号さんゲット

やっぱり五号さんは釣るなぁ〜

ウィードに引っ掛けて外れた瞬間のバイトらしい

私もそれをやろうとイメージしてきたが、バイトがない所をみると出来てないのか?

更に五号さんはバスをゲット

なのに私に釣れないのは何故?

既に迷宮へと立ち入ってしまったらしい

自分のやっている事があっているのか間違っているのか

その判断材料のバイトもない

って事は間違っているって事?

もはやここまでなのか?

って事でガラガラを遂に諦めた

私の引き出しの中で残った手は・・・

出した答えはジャンボグラブのテキサス

前に牛久でも助けられたメキシコでゲーリー直伝の使い方

これならウィードも引っ掛からないし、すり抜けも演出できる

残った時間は全てこれに賭けよう

時間は既に3時を過ぎている

沖にはチャプターから帰るボートが波にぶつかって大きな音を立てている

そんな様子をみながらキャスト

すると何投目かに明らかにバイトとわかる感覚が伝わってきた

フッキングしたが乗らない

ワンチャンスだったかも知れないのに・・・

2日間キャストして初めてのバイトを逃したが、これが間違ってない事を確信した

信じてキャストしていると、ボトムに付けてから持ち上げるとウィードに引っ掛かり、

それを外した瞬間に今度は強烈なバイト

瞬間私も反応してフックアップ

私のディアブロが満月に曲がった

重量感とラインの出され方でデカイのはわかった

でもこのロッドにフロロ16ポンドならラインブレイクの心配はない

後はバレない事だけ祈った

ここでミスったら恐らくボーズ

祈りながらボート脇まで寄せるとそこでジャンプされた

だが直後五号さんの構えるネットの中へ

釣った瞬間軽く50upに見えた

55位かとも思ったが見てる内にみるみる小さくなり、45クラスか?と思った

だがメジャーを当てると念願のジャスト50up

15:20 50cmゲット 6”グラブ 黒

まぁupというよりジャスト50cmだった

遂にリベンジ達成

できる事ならガラガラで釣りたかったが、そんな事はもうどうでもよい

おまけに一瞬のバイトだったのに飲まれていた

人生国内4本目の50upだ

本当に嬉しく、その後は手が笑っていた

これで笑って関東に帰れる

五号さんも肩の荷が下りたそうだ

ほんと五号さんにはご迷惑をおかけしました

その後はこの近辺を流すがバイトは無くそのまま終了となった

5:00 終了

たった1尾のバスに全ての苦労が報われた

タックルをかたしてリブレ内で五号さんと別れた

「五号さん、本当にありがとうございました」

リブレを出るとそのまま大橋を渡って高速を目指す

だが、ここから高速までが結構渋滞してて辛かった

途中コンビニでタイガース応援なんとかのパッケージとなったポテチやベビースターをお土産に買う

こんなの関東じゃ絶対に売ってない

明るい内にできるだけ移動したかったが高速に乗った頃には暗くなってきた

途中名古屋の手前で渋滞していたのでパーキングで30分ほど寝る

首都高手前も混んでいたのでパーキングで1時間寝る

これで自宅に着いたのは午前2時だった

夜が明け疲労感たっぷりの体で出社した

辛く、そして終わってみれば楽しい遠征だった