ＡＭ　５：００　お迎えにあがる

辺りはまだ真っ暗。夜明けからキャストしたいので早めに出発した。道を教わりながら夜明けちょっと前に最初のポイントに到着。車を降りてポイントの説明をしてもらいタックルの用意をする。ばけが防寒着に着替えるのに少し時間がかかり、その間Ｋａｂｅさんには先に行ってもらう。私達がやっと準備を追えてタックルを持って釣り場に入りリグっていると既にＫａｂｅさんはファーストフィッシュを手にしていた。恐るべし。私達も負けじとキャスト。だがその直後またまたＫａｂｅさんゲット。あっという間に２本釣られ、私達は驚いた。

私はまずはスピナベからスタート。近くに良さそうなアシはあるのだが、ここは活性の高い奴を取りに行く事にする。ボトムを感じながらスローローリング。ボトムには何やら沈んでいるようで釣れる気プンプン。だがスピナベにはバイトがない。そこで早くもワームの出番。最近マイブームのカットテールの出番。狙い方も変えてアシを狙う。水通しの良さそうなアシの岬を通すとバイト。やっぱりここには居たかっていう様な所でのバイトだけにとても嬉しかった。

３４ｃｍゲット　カットテール

このポイントは沖に何か沈んでいるのと手前のアシ。私としては見えているアシの方が当然狙い易い。そこで端からアシを撃っていく事にした。するとさっき釣った場所の近くでまたバイト。だが今回は乗らなかった。針には掛らなかったのでまた食うかと思い同じ所に入れると食ってきた。今度はしっかりとフックアップ。

２７ｃｍゲット　カットテール

続けてアシを撃っていくとちょっとくぼんだ所でバイト。朝からこの展開だと楽でいい。毎回こうあってもらいたいものだ。そのまま続けて撃っていき更に２本追加した。その間苦労していたばけはワームを少し持って対岸のアシへと旅立っていった。遠くから見ているとなにやらしゃがんだりしていたので恐らく釣っているのだろう。一通りアシを撃ち終わった所でばけが帰ってきた。結果を聞くと２ゲットだったらしい。ここでこの釣り場を見切り移動となった。

途中コンビニで休憩した後、次なるポイントへ。今度は全体的に浅くカバーも少ない。浅いならワームでネチネチよりハードルアーで広く探る方がいい。シャロークランクで広範囲をスピーディーに攻める。３人それぞれ散らばってキャストするが誰１人ヒットがない。私も作戦変更で水門周りへ移動。ここの横にちょっとだけアシが生えており、そのアシが揺れた。普段ならワームを撃ちたい所だがワームのタックルは車の中。取りにいくのも面倒だし、今はそんな気分ではない。そこで取り出したのは最近マイブームのトリプルインパクトのデカイ奴。コイツでアシの際ギリギリを狙う。３〜４投するものの全く反応が無い。狙い方を変えて際でポーズを取った後ジャークで潜らせた。するとアシの中からバスが突進して来てルアーを咥えた。とっさにフッキングするがルアーだけが帰ってきた。完全に咥えた所も見たし、食った瞬間にラトルの音まで聞こえたのにどうして乗らないの？って感じだ。これでこのルアー、通算３バイトで１ゲットかぁ〜

ここではこのバイトのみで次なるポイントを紹介してもらう。次に向かったのは足元から水深のある場所。だが、水が余りよくないように見える。先行者がいたのでＫａｂｅさんが話しを聞くとギルすら釣れないらしい。ん〜難しいようだがやってみる事に。さっきの所とは一転、ワームで手前のカバーを丹念に狙っていく。アシ、護岸際、杭、ブッシュと一通り攻めるが全くバイトがない。手を変え品を変えで色々と試すが全くバイトがない。普段のここを知らないので比較のしようがないが、多分ターンオーバーしているのではと思う。まぁこの時期じゃあターンオーバーしていない所を探す方が難しいと思うが。岸際を一通り打ってもノーバイトだったので趣向を変えて遠投で沖のディープを狙う。毎回フルキャス
トで底の変化を探す。すると僅かに変化している所を発見。その付近を丁寧に探っていると｢コン！｣、久々のバイトでバスゲット。

２５ｃｍゲット　カットテール

｢どんな状況でも必ず答えはあるものだ｣と、感心はしたが、後が続かなかったので恐らくマグレだろう。この１尾のみで移動となった。

移動途中に遅い昼食を済ませる。そして今度は大きく移動してＫａｂｅさん冬のマル秘ポイントに連れていってもらった。着いた場所は予想外の場所。驚きを感が一瞬で吹き飛んだ。そこには見えバスがわんさかといた。これならと早速ロッドを握りキャスト開始。ここに精通しているだけあってＫａｂｅさんはあっけなく２連続ゲット。しかし私とばけにはバイトがない。何か違うのだろうとＫａｂｅさんのゃっている事をこっそりと盗む。そして真似したらバイトはあった、けれども釣る事はできない。思ったより難しいようだ。順調に釣るＫａｂｅさんを尻目に苦悩の世界へと陥った私とばけ。手を変え品を変え＆ヒラカワの偏向グラスまで出して見えバスに挑む。だが結局見えバスには相手にもしてもらえない。趣向を変えてちょっと深い所にいるであろう見えないバスを狙う事にした。壁際にイモグラブを落としてリフト＆フォール。するとやっとまともなバイトがきた。フッキングの瞬間｢デカイ！｣と直感、だがその２秒後に異変を感じてがっくし。どうみてもバスのファイトではない。デカサゆえ中々水面に姿を現さなかったが相手の招待はおおかた予測できていた。そしてその魚体が見えた時、私の考えが正しかった事が証明された。ラーさんという結果と共に・・・

ラー４５ｃｍゲット　イモグラブ

取り込みに多少苦労したが本日の最大魚ゲット。この時期にラーさんが釣れるとは思ってなかったのでびっくりだ。そしてこの魚を最後に本日の釣りは終了。

１日ガイトして下さったＫａｂｅさん、本当にありがとう御座いました。
今度はこちらからどっかいい所に招待しますね。