2003年12月6日 マルミフィッシングエリア 釣果:20
ヒラメがドナに
前日の天気予報は雨、そして朝起きたらやっぱり雨が降っていた。この冬の目標は
ヒラメを釣る事。その為にシマノのヒラメミノーを買込んでいる。気持ちは完全に
ヒラメへと向いていた。その為ならば多少の雨も気にならない。って事で夜明け前
に単身鹿島の海岸へ。 6:00 海へ到着 雨はやっぱり降っている。それでも釣る気になっている私は止らない。夜明けと同 時にカッパを着込み海岸へ下りた。しかし風が強くおまけに真正面から吹いている。 試しにキャストしてみるもののルアーがかなり戻されて波打ち際より向こうには飛 ばない。さすがにこれには可笑しくなり笑った。これじゃあ永久に釣れない。僅か 10投程で諦めて海岸を後にする。わざわざカッパを着込み釣りたい気はマンマン。 このまま引き下がれる訳がない。けれど海はダメ、出した結論はマルミ。って事で カッパの下をはいたまま急いでマルミへと移動。 6:50 マルミ着 ルアーとフライを持って釣り場へと入る。一応フライは持ってきたがこの風の中で はヘタクソな私はキャストできない。よってラインも通す事なくルアーのみでのス タートとなった。まずはトラウトロッドでスプーンから始める。久し振りのマルミ なので期待していた。だが、やっぱりここは難しい。朝からルアーをとっかえひっ かえでアタリルアーを探す事となる。そして遂にバイトがきた。最初と次のバイト はフックアップしたもののフックが伸びてバレ。ドラグはかなり弱くしていたにも かかわらず、ちょっと走ったらフックが伸びた。ん〜この辺も対策せねばならない らしい。このルアーを止めて、新たに買ってきた秘密兵器を早くも出す。これはか つてジョイバレーでクィーントラウトを魅了し、そのまま水中へと消えていったル アーにとても似た物。大型トラウトには効くと思い今回用意してきた。そしてその 1投目、いきなり強烈なバイト。してやったりで本日のファーストフィッシュゲッ ト。ドナをリリースし、次のキャストに入ろうと思った時に異変に気付く。秘密兵 器に異変が起きており、もうドナのファイトに耐えられそうも無かった。仕方なく ルアーを代え、ついでにロッドも車の中に置いて来たデスF0に代える。 ロッドが代わると釣り方も変わる。こっちのロッドの方が使い慣れているので飛距 離が出て軽い物が使える。そしてロッド変更の最大の利点はシャカリキ君が使える 事だ。って事で早速シャカリキ君の出番となる。いつものパターンならこれが出た 時点で爆釣決定。当然そのつもりで余裕を持ってここまで出さなかったのだが、い ざ使ってみたら何という事か全くバイトがない。こんなはずではなかったのだが、 これは結構ヤバイ事を意味していた。シャカリキ君がダメで秘密兵器も使えず、フ ライは風でキャストできない。これでは今までマルミでやってきた事が全て使えな い。今から新たな釣り方を見つけださなくては・・・ さまよう事1時間程、ようやく今日の状況にあったルアーと釣り方にたどり着いた ようだ。コンスタントにバイトがあり、釣果が伸び始めた。時には3連続ヒットで 2ゲット、続いて2連続バイトで2ゲット。釣り方はピンポン!のようだが、今度 は新たな問題が表れた。今まで何となく感じていたのだが、デスを使ういドナを釣 るとそのパワーにフックが付いて来ない。何度も不自然なバレがあり、その度にフ ックが伸びている。ドラグをドナが掛って何もしない状態でもラインが出る程緩め てもやっぱりフックが伸びる。これ以上ドラグを緩めると今度はドナが止まらない。 誰も居なければかまわないが隣にも釣り人がいるので、ドナに自由気ままに走らせ る訳にはいかない。仕方なくメインに使うスプーンだけにボックス内にある強めな フックを装着して使う事にする。これでフック伸びは回避できたが、今度はスプー ンを限定されてしまいローテーションもくそもない。それでも今出来る事を最大限 生かしてドナを釣っていく。使えるルアーは5個程だ。 昼近くになって雨が止む。一旦車に戻ってカッパを脱ぎいつもの防寒着へと着替え る。風もほぼ止んだのでいよいよフライのスタート。ロッドにラインを通し、自分 で巻いたマラブーをセット、リトリーブで狙う。いい時なら何キャストかでバイト はあるのだが、今日は一向にバイトが無い。早い動きではダメか?と思いインジケ ーターを付けた浮き釣りにする。タナが判らないのでおおよそでやってみた。する とフォーリング中にインジケーターが走った。しっかりとアワセてフライでの初ド ナもゲット。フォールで食ったって事は浮いているようなので、浮下を浅くしてド ナのバイトを待つがその後はバイトがない。待っているのも退屈なので再びルアー へと持ち変えた。ルアーへの反応は相変わらずだ。フライよりも効率がいいと思え る程だ。そしてこの頃から今日のパターンが明確に見えてきた。ドナがいる場所が 見え、引くコース、食うパターンも見えて来た。これにより釣果が伸びる。 PM3:00 この時間までで釣果は19。ここまで来たら20の大台に乗せたい。時間は残り1
時間。あと1時間で今日のこのパターンなら余裕と思っていたが、急にバイトがな
くなった。カラーをローテーションしても全く相手にされなくなった。今更別な方
法を探すのも難しいが、今までの釣り方では完全に見切られているようだ。困った
挙句に再びフライの出番。タナを超浅でやってみるといきなりバイト。めでたく大
台の20ゲット。これで十分満足した。後は遊びの時間だ。夕方になりライズが出
てるのでドライで狙ってみる事に。今年の初め頃は結構ドライでも釣れた。ルアー
のトップと一緒でドライで釣れるとなんだか嬉しい。ライズを見ては近くへキャス
トし、食うのを待つ。だが、どうも私のフライは美味そうでないらしく見向きもさ
れない。飛んでいる虫がやたらとちっちゃい。恐らくこいつ等を食っているんだろ
う。そうなると私の持っているフライではデカ過ぎる。一応ミッジサイズも持って
はいるが、ドナ相手ではフックが持たないだろう。ちっこくてごっついフックのフ
ライを作るしかないようだ。 |