2004年1月12日  牛久沼  釣果:0  水温4度台

凍っている!

 

今年初になる牛久。前日までは強風で釣りにならなかっただろうが今日は風が出な予報。元々冬はプレッシャーが低いというのに何日かボートが出てないと思うと期待できる。

期待とは裏腹に朝目を覚ましたのは6時、出発しようと思っていた時間だ。最近寝坊が多いが冬なのであせっても仕方ないので良しとする。急いで準備を済ませて牛久へ。

8:30牛久へ到着
吉乃屋さんに入る前に茎崎橋を渡るがその光景に驚いた。なんと水面が凍っている、しかもかなり広い範囲でだ。一旦駐車場に車を入れてボート桟橋まで見に行くと、橋から下流はおおかた凍っている。上流側は真ん中付近は平気だが岸際近辺は凍っている。狙いたい所も凍りの中、割って進む事もできるのだがボートで氷を割るともの凄い音がし、たとえ夏場の夕方でも釣れなくなる程五月蝿い。ましてや直接水中に響くので期待ゼロ。現状がわかった所でボートを諦める事にした。かといってこのまま帰れない。そこでオカッパリでもする事に。

最初に向かったのは上流部、ここで毎年やっていた冬の釣りをしようと思っていた。現地に着くと橋付近はワカサギ釣りの人で占められていた。土手を歩いてポイントを確認していくと、ここでも狙いたい所は氷の中。ここでもキャストする事なく移動する事にた。色々と考えた結果Kabeさんに前に教わった池をちょっと使わせて頂く事にした。場所を覚えてなかったのでナビを見ながらあっちへ行ったりこっちへ来たりと彷徨ったが何とか到着。ここで私はまろんの散歩をし、その間ばけには釣っていてもらう事に。まろんの散歩を済ませてばけに様子を聞くとノーバイトらしい。私もロッドを出してキャストを始める。浅い場所なのでガラガラで広く活性の高い奴を探す。冬の牛久では過去何本かこれで釣っている。ただひたすら遠投しバスを探すが全くバイトがない。ここはレン公もいないようで牛久で散々邪魔する奴がいないのは嬉しいような悲しいような。ホントウに何にも生命感が感じられないままルアーチェンジ。更に広く探ろうとメタルジグを大遠投、そしてリフト&フォール。これを永遠繰り返すがこれにも全く反応が無い。そろそろ頃合かと思っていたらばけも帰ってきた。結果はノーバイトのようだ。ばけが戻ってきたのでこの池を諦める事にした。太陽が昇ってから時間が経ち気温も上がったので急いで牛久へ戻る。何とか昼前までに牛久へ戻れた。移動時間の方が長かったような気もするが時間が潰せたので良かったのだろう?再び吉乃屋へ戻るとさっきよりも氷が減
っている。ばけと話し合った結果せっかく来た事だしやる事にした。ボートの準備を済ませいざ出船!

12:00 出船
橋付近〜上流部はほぼ溶けているが下流はまだ凍っている。とりあえず茎崎橋下からキャストスタート。魚探には相変らずワカサギは映らない。毎週釣り人が橋の上にびっしり、おまけに漁師の網も増えた事で捕り尽くされたのだろうか?ベイトがいないよりはいたほうがいいのでこれはマイナス要因だろう。水温を計ると4度、完全に真冬の水温だ。冬らしくシャッドをゆっくりゆっくり操るがバスからの反応は無い。しばらくキャストして移動する事に。天神方面が気になったので見に行こうと向かったのだが途中で氷に阻まれた。それでも無理やり入っていくと遠くまで響く「ビシビシッ」って音。これで付近一帯のバスは口を使わない事だろう。おまけにその音にまろんまで怯えてしまた。10メートルほど進んだ所で諦めて戻る事にした。これで下流部は完全に捨てる。そうなると上流へ行くしか手が無い。この頃から南風が吹き始め帰りの逆風がイヤなので一旦桟橋に戻りバッテリーをもう1つ積み上流へ。入ったのはキャノンのオダ、ここのオダをダイレクトに狙っていく。だがシャッドで狙うにはやはり無理があるようでワームにチェンジ。冬お得意のチビドンのスプリットでゆっくりじっくりと誘っていく。水温は相変らずの4度台。急激な冷え込みにバスは全くやる気がないらしく一向にバイトはない。集中力が薄れてきたそんな時根掛かりに襲われる。回収しようとボートを向かわせるとばけも掛かった。ばけの方が近かったので先に回収、続いて私の方へ向かおうとエレキを踏んだ瞬間にロッドが引っ張られた。なんとペラにラインが入ってしまいロッドはペラの回転域へ。すぐに外れたのでラインが切れただけだと思っていたがロッドを見ると穂先がない。新年始まって僅か12日でロッドを折ってしまった。おまけに友人から中古で買いすぐに一回保障で直しいてるのでもう保証書はない。チーン!
自分のやったあまりのバカな行動に落胆し、そのままあがる事となった。今年は正月から寿司で当たるし、そこで病院に行って風は貰った。そして次はロッドが折れか・・・。伊豆の神社で見たら厄年では無いのに一体今年はどうなっているのやら。悪い事があれば良い事もある、そう思いながら帰宅のした。結局今年の牛久は全くのノーバイトスタートとなった。