2004年2月14日  牛久  釣果:1

牛久初バス、ばけ初ランカー

 

今週も牛久、ばけの45up連続記録は今週も続くのか?

7時少し前に吉乃屋到着。今の時期は7時オープンらしくしばらく待つ。車庫に止まっているのは私達だけ。今週も完全貸切状態だ。待つ事数分扉が開いた。受付を済ませて私はボートの用意、ばけはまろんの散歩へ。用意が大方終わった頃ばけとまろんが戻ってきたのでボートへ。

7:30 出船

いつものようにシャッドでのスタートとなる。最近絶好調のポイントへ向かうが、その途中で最近見つけたオダに入る。牛久には10年以上通っているが、未だに知らないオダやらストラクチャーが見つかる。オダの中を通すとシャッドではピンチなので外周を狙う。プレッシャーは0なので居れば食うと思うがバイトは無い。まぁこのオダはこれから調査していく事にする。次に向かったのがメインポイント。ばけお気に入りで毎週釣っている所だ。ここをシャッドで攻める。だが最初の一投目でミスって引っ掛ける。引っ掛けた事自体は広いポイントなので気にならないが、ここで大変な事が起こった。根掛かり回収棒、通称ぐるぐる君の先端のルアーを引っ掛ける所が取れてしまった。これではもう使えない。となると、厳しい所は攻められない。これはイタイ、カバーに付く冬バスの方が釣り易いのだが、そのカバーをタイトに狙う事ができない。私もばけもほぼ今日のボースを確信した、最強パターンがほぼ封印されたのだから・・・

仕方なく作戦変更。スピナベとラバジーでアシやらなにやら色々狙う。だがいまいちこれだっていう釣り方と思えない。引っかからないシャッドという事でスイミングワームを使った。引いた感じはシャッドそのもの。これはイケル、と思ったがバイトは無い。しばらくキャストするがあきらめて移動する。

今日は春一番が午後から吹く予報となっている。朝から北風が吹いているがこれが南に変わった頃がヤバイ。風に注意しながらの釣りだ。次に向かったのは天神下、ここは春に調子のいいポイント。今の時期は底にたい積物が多くのだが、春の魚をここで探す。クランクでシャローを打つ、すると2投目にバイト。懐かしい巻物でのはっきりとしたバイト。フッキングが決まりロッドが大きく曲がる。今年牛久
での初ヒット、なにが何でも釣りたい。一度飛ばれてヒヤッとしたが無事ネットに入った。

44cmゲット クランクベイト

久しぶりにばけより先に釣った。今シーズン牛久での初バスだ。水温がいつもより高いのでクランクでも反応するようだ。南に下りながら春に良さそうな所を撃っていく。そして百本杭までたどり着く。ここでもクランク、杭の根元に当ててバスの反応をみる。端から撃っていくが真ん中を過ぎてもバイトがない。ポトムが悪いのかどうも冬時期の百本杭はいい思いをした事がない。昔真冬にシャッドで釣った友人がいたので期待はいつもしているのだが。杭半分程のこして移動する。対岸へ渡りかつて52を取った事のある鉄骨屋根付近へ。まだシャローに上がってないと思い沖を広く狙う。ボトムをチェックしながら移動しながら釣るがバイトは無い。またまた対岸へ渡り杭狙い。見える物は一通り撃つがバスからの反応は何もナシ。上へ戻る事にし、残った百本杭を一応撃つが当然のようにバイトナシ。一気に上
へ移動し、さっき釣った所まで戻り再びそこに入る。ここでしばらく粘り、バイトがないので橋まで戻る。橋の下ではワームの出番。1本取っている余裕からニゴイでもかまわないって気でチビドンのスプリットショットを入れる。これは先週ニゴイ君2匹釣った時のそのまま。最初ブレイク近辺、続いて真ん中の流芯付近、バイトがないので反対側のブレイク付近。その間ばけはずっとクランクを投げていた。そしてこの後ドラマが訪れる。

私は橋脚をスプリットで狙っていたのだが、ボートの横を見ながら釣っていたのだが、ばけのロッドティップが絶えず視界に入っていた。そしてたまたまばけのロッドを見ていた時にティップが「グンッ」と入った。???と思いばけを見た時フッキングが入った。どうやらバイトだったようだ。だがいつもと何か違っている。何とも言えないが違和感を感じた。急いでネットを用意してバスが寄って来るのを待つ。ばけはロッドを水中へ突っ込みジャンプを防いでいる。そしてボートの横で合図と共にバスを浮かせた。浮いた瞬間に一発でネットイン、そのサイズに驚いた。何となく感じていた違和感はこのサイズによるものだったのか!。ネットを持ち上げるとあらためてそのデカさを感じた。ぱっと見で50UPだと確信した。そして緊張の測定、その結果・・・

ばけ 51cmゲット クランクベイト

 

ばけ人生初となる50upゲット。長さを計り50upが確定した瞬間からばけの手足が震えだす。その気持ち十分過ぎる程わかる。私も初めてランカーサイズを釣った時は足が震えて立てなかった。写真を取るとボート桟橋が近かったのでネットに入れて曳航、そして吉乃屋さんに電話してネガでの写真を撮ってもらった。ばけによると吉乃屋さんに写真を撮ってもらうのが夢だったらしい。私の時も撮ってもらったので私もって思っていたようだ。そして吉乃屋桟橋でランカーをリリースした。ランカーサイズをリリースする瞬間ってとても気持ちいいんだよなぁ。そして再び橋の下へ。あわよくばもう1本、そんな思いだったが急に風が強くなる。予報通りに春一番が始まるようで、さすがに春一番では相手が悪いので数投した所で諦めた。

帰宅後、ばけが釣ったルアーをみるとフックに鱗が付いていた。初50upの置き土産だ。