Fishing 2nd day

 

釣り2日目。昨日と同じ時間に起き今日もコーヒーメーカーで湯を沸かす。ただ昨日と違うのはサンセットビーチでもらったライスが有るって事。こいつに味噌汁をかけてネコマンマとし、もう一食はチキンラーメン。これが最高に美味い。海外に行くなら味噌汁とチキンラーメンは必需品だね。

朝食後出発。部屋を出るとしきりに足元が気になる。昨日付けた泥はしっかりと落としてあった。さすが一流ホテル。でも今日はきちんと対策している。最初からスリッパを用意した。これならホテルに入る前に履き替えれば大丈夫。1つ心配事がへった。待ち合わせは前日同様に6時30分。既にJJは到着していた。朝の挨拶をしていざ出発。昨日私が「グラス大好き」といったので今日はグラスの多い別の池に行く事になっていた。途中JJのホームタウン”パパリナ”を抜け、20分ほど走った所で到着したのは野池そのもの。名前を聞いたがわすれてしまった。この池にもラージとピーコックが共存しているらしく、水質が良い事から期待はできた。JJがボートを降ろしフィッシングスタート。

まずは”エンジン”じゃなく、エレキ全開。ものの数分で反対岸に到着。ここに生えている水生植物を狙いキャスト開始。JJはポップRを使っているので対抗してポップXをキャスト。バケは無難にセンコーを使った。だがノーバイト。ボートは更に奥へとゆっくり進んで行く。やがて幅5メートル程度の水路に入った。水深は1メートルを切っている。こんな水路にバスボートで入ったらバスが警戒しボートの真横では食ってこない。バケとJJはボート前方にキャストできるポジションだが、一番後ろの私はどうする事もできない。仕方なくリグをフロリダリグにして周りのカバーの中を狙った。が無反応。そんな中、バケのロッドがしなった。F3のスピニングが満月に曲がりリールからラインが出される。近くまで寄ってもラインを出して抵抗し、中々姿を見せない。完全に50アップと思っていたが、上がってきたのは40アップ。このサイズでの引きの強さはバカラック並だ。恐らくJJのガイド以外ではここを訪れる人がいないのだろう。そしてこの1尾が私に更に不幸を呼んだ。1尾出た事でJJは更に水路の奥へと入っていく。釣りにならない私は仕方なくジャンボグラブでグラビングバズのロングキャスト。だがリグを変えて2.3キャストでJJは出ると言い出した。まぁよかったよかった。

水路を出ると水中より南国系の植物が生えた不思議なワンドを狙う。私はジャイアントで南国植物の隙間を泳がすが玉砕。JJは更に厳しい所を狙うがやはりノーバイト。バケはバケで相変わらずセンコーをチョンチョン。センコーに大分自信を持ったようだ。誰も釣れないのですぐにワンドから脱出。つぎなるポイントは・・・無い。もうJJご自慢のポイントは無いようで、池を左周りに釣って行く。だが、ワンドから出てすぐの岸辺が良かった。JJが私達が昨日からピンクのセンコーで釣っているからズームのピンクのワームを用意してきてこれをテキサスで使った。そしたら3尾連続でゲット。「お〜い、おれらにも釣らせろよ〜」。まけてられないので私もバケも昨日に続いてピンク。そしたらやっと私にヒット。サイズは35程度だが綺麗なフロリダバス。バケも続いてゲット。これで全員ボーズがなくなりJJは昨日に続いて「ノーボーズ」といっていた。

この後池を左回りで流して行くが誰も釣れないままスロープに着いた。一旦上陸かと思ったがそのままスロープの前を通過しボートをゆっくりと流して行った。ボートが岩場に差し掛かった時、再びバケのロッドがしなった。水中にまで岩が入っているのでセンコーを沈めて使っていたバケが正解。バケはこの日3尾目のバスをゲットした。そして再びヒットのないままボートを流し、お昼前には朝入った水生植物で構成されたワンドに到着。だがこの頃から雲行きが怪しくなりしばらくして雨が降り出した。最初はポツポツ程度だったが次第に強く降り、バケも私も持ってきたカッパを着用。だがそんな中JJだけはカッパを着ず、それどころかますますキャストに力が入っている。恐らく雨が降りだすと活性が上がるのだろう。だが私達2人の活性は落ちる一方。なにもここまできて眠い中カッパを着てまで釣りをしたくない。昼になりJJは一旦ボートをスロープに戻す。その時に「トゥデイ・・・・ベリースリープ」「ストップフィッシング、ネクストトゥマロー」と言うと、「トゥデイ、フィニッシュ?」と聞き返してきたので「イエス」と答えた。まあ雨の中やりたくないというのもあったし何しろ午後はJJが辛そうだから終わりにしてもらった。

帰り際JJは明日の予定を午前中は今日の池、午後に前日のレイクワイタに行こうと言ったが、ピーコックが釣りたかったので朝からワイタに行ってもらう事にしてもらった。そして時間も30分遅らせてもらった。これで明日の朝は多少ゆっくりできそうだ。ホテルに着き別れ際にJJは昼食のお弁当を渡してくれた。

JJと別れホテルに入る。昨日の泥靴の失敗を繰り返さない為、今日は代えのスリッパに履き替え部屋へ向かう。部屋に着くとまず昼食。そのための飲み物を売店に買いに行った。この売店はフロントのすぐ横に有り、滞在中は1日2回ほど行っていた。ここの商品はスナック菓子やアイス、チョコレートなど色々とあったが何を食べてもやはり日本とは味が違っている。それでもポテトチップは結構いけて、バケのお気に入り。2人共結構ポテトチップに空腹を救われた。ここでトロピカル系のジュースを買い部屋に戻る。

さあ、待ちに待ったの昼食。袋からお弁当を出すと何か見なれた物が・・・「昨日と一緒やん」。恐らく日本食の弁当はこれしか種類が無いのだろう。私はまあこれでも良かったがバケがやばかった。元々余り肉を食べないバケには鳥豚牛大集合といったこの弁当に辛いようだ。それでも仕方なく食べられるだけ食べ、後はポテトチップで空腹を満たす。食後は海へと入りたかったがどんより雲で気温が上がらず寒かったのでやめた。そう言えばハワイに来てから一度も晴れてない。だから一度も海に入ってない。食事を取ったら本当に眠くなってきたので、ホテル内の「なにわ」という日本食レストランに予約の電話を入れお昼寝タイム。

午後4時に目覚め、シャワーを浴びて出かける用意をする。私はすぐだが女性のバケは当然時間がかかる。そのかん私はテレビを見る。カウアイの観光案内チャンネルを見るが、一定周期で何度も同じ番組を流している。それでも飽きずに見ていた。午後5時30分、部屋を出てなにわを目指す。フロント、ロビーを抜け旧館へと向かいなにわを発見。だが現在改装工事中で別の場所で営業しているらしい。でも何処だかわからないのでボーイさんに聞いたら反対の方向を指された。指示された方へ行くと食堂の一番奥になにわがあった。予約していた事を告げるとすぐに席に案内された。ここで日本語が話せるスタッフに挨拶されなんだか嬉しかった。そしてメニューが出され、それは日本語メインのメニューだった。主に寿司とソバと天婦羅がメインとなっており、バケ共々天婦羅定食を頼んだ。アルコールは私はこりずにトロピカルカクテル。バケはもうトロピカルはうんざりでビールを頼んだ。天婦羅は25ドル程度とかなり高いが、久々の日本食にとても美味しく食べられた。これなら大丈夫と明日もここで食事を取る事にした。

部屋へ帰ると明日に備え早めに寝た。

本日の釣果 私:1 バケ:3 JJ:7〜8本

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