フロリダフィッシング
ファーストチャレンジ フロリタ レイク キシミー
96年の1月に10ポンドオーバーを求めフロリダのレイクキシミーに行ってきました。
10ポンドオーバーと言ったけどこの時はま、まだどうでもよかった。
ただ、日本でなかなか釣れない50オーバーが釣りたくてこの旅を決めた。
ツアーはバザーを見てジャンボリーツアーを選んだ
よくバザーに載っているアル・レイマンがガイトしてくれる為だったが
実際には同じ日に行く新婚さんがいて、私のガイドは友人のジョンさんになった。
だが、そんなことは全然お構いなしにフロリダまで行ってしまった。
フロリダ、オーランド空港に付くといきなりアルがバスボートを牽引して迎えに来た。
この時、海外旅行が初めての私はアメリカの偉大さ、そして自由さに驚いた。
この日はホテルのチェックインと食事だけで終わり次の日、いよいよ釣りになった。
初の異国の湖、その水は黒くそれでいて澄んでいた。
見渡す限りにウィードが点在しておりバスの気配がムンムン感じられる。
出発前に12ポンドを釣った村田基・王様にアドバイスをもらっていた為
最初はラパラ・ハスキージャークでジャーキングをした。
始めて、ものの数投でヒット、海外初のヒットとなった。
顔がゆるみながらも慎重にファイト、だが上がってきた魚を見てびっくりした。
バスではなく、パイクだった。
でも、記念すべき海外初フィッシュ、記念に写真を取ろうとしたが素早くガイドのジョンが逃がしてしまった。
なにすんだ、このおやじと思いつつ、まだまだ釣れると思いキャストに専念する。
が、この後何を投げてもバイトすらなくガイド達も全然釣れずに初日を終えた。
2日目の朝、ガイド達の動きが何か変だ。
何故かライブベイトを買っている。
でも、まさかなぁ〜。
悪い予感が的中し有無を言わさず一日中ライブベイトフィッシングになった
まぁ、何とかバスを釣らそうとガイド達が苦労してるのが分かったから
あまり強く反対しなかった。
でも、ライブベイトを使ってもこの日は2匹しか釣れなかった。
3日目は、再びルアーフィッシングとなった。
一日中ルアーをキャストするが、バスはノーヒットだった。
けど、とっても大きな獲物をキャッチ。
何と、ジョンおじさんの頭にガラガラのフックを引っかけてしまった。
一生懸命謝ったが、当の本人は大丈夫の様なことを言っていた。
病院に行くのかと思っていたら、アックにラインを巻き付け一気に抜いてしまった。
この時、なんちゅうアメリカ人だと思い、同時に戦争で負けるわけだとみょうに納得した。
結局この日はノーフィッシュ。
そして最終日、この日はついにアル・レイマンと釣りが出来た。
アルは日本語がかなり話せ意志の疎通に事欠くことはなかった。
そして、とても親切に釣り方を教えてくれた。
さすが、本場のプロは凄い。
見ている前で10インチのカルプリットワームでバスを釣る。
その当時の私には10インチなどとても信じられなかった。
私の方は、スーパーポップアールをひたすらキャストし、2匹のフロリダバスをキャッチした。
この2匹がこの旅の全てだったが、初めての外国。
初めてのバスボート。
そして、とってもいい人たちに囲まれてとってもいい思いでができた。