井伊家三十五万石の居城。1603年(慶長八年)から1622年(元和八年)にかけて築いた平山城。 本丸・天守閣(国宝)・櫓4棟(国宝,重文)・石垣・堀など多数の遺稿が残っている。 徳川四天王の一人「井伊直政」が慶長5年(1600)の関ケ原の戦功により江州佐和山18万石城主となって入部、その嫡男「直継」によって築城された。 7か国12大名の協力のもと元和8年(1622)迄20年の歳月を費やして完成させた。そのせいか他城からの移築物が多いという。