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・里親探し奮戦記(日記) 写真集へ写真集へ
平成14年8月3日平成14年8月22日
平成14年8月4日平成14年9月1日
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平成14年8月18日
2002年
平成14年8月3日
土曜日
出先から帰ると家族の様子が変でした。
皆疲れた顔でうつむきかげんな様子が何か大変なことがあったと容易に想像できました。
わざと明るい声で「どうしたの?何かあったの?」と聞くと誰かが小さな声で「犬が・・・」と言うのです。
最初は何を言っているのか訳がわかりませんでしたが、何回かの質問と回答を繰り返してこれは大変なことだと思いました。
野良犬が家のウッドデッキの床下で子供を産んでしまったと言うのです。しかも何と8匹も!!!。そして既に歯が生え歩き回っているのです。
家には以前からこのホームページのタイトルにもなっているようにプードルが居ます。
当然犬は嫌いではないのですが親犬も合わせて9匹となるととても面倒が見切れないし、ご近所に迷惑を掛けてしまいます。家で飼うことは出来ません。

家族会議になり色々な意見が出ました。「何処かに置いてきてしまう」「保健所に連絡して処分してしまう」「家で飼う」等々・・・・・・・
結論が出ました。
@とにかく仔犬たちの里親になってくれる人を探す。
Aどうしも駄目なときは公的機関に依頼して処分もやむなし。
B親犬のことはそのあともう一度考える。
Cそれまでは家でこの親子を保護する。
というものでした。

とにかく痩せて疲れ果てたような親犬に食事を与えました。
早速、私のメールソフトに登録されている全ての知り合いに「犬はいりませんか?」とメールを送りました。
子供たちにも友達に声をかけるよう話しました。
こうして私たち家族の壮絶戦い「里親探し奮戦記」が始まったのです。
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2002年
平成14年8月4日
日曜日
・とりあえず犬たちの居場所を作る。
(親犬1匹、仔犬8匹)
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2002年
平成14年8月5日
(月曜日)
職場の人たちに協力要請。皆も協力してくれて色んな所に声をかけてくれることになる。

・私の勤務先の花木センターでは毎週日曜日ボランティアの方がペットの里親探しをしています。そこでお世話になることにする。

ホームセンタースイフ友部店で仔犬を置いておくとお客さんがもらってくれるシステムがあるという情報を得る。

*以上3つの方法で里親探しにチャレンジすることになる。
(親犬1匹、仔犬8匹)
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2002年
平成14年8月6日
(火曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬8匹)
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2002年
平成14年8月7日
(水曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬8匹)
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2002年
平成14年8月8日
(木曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬8匹)
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2002年
平成14年8月9日
(金曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬8匹)
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2002年
平成14年8月10日
土曜日
・長男の親切で優しい友達に、1匹(オス)もらわれる予約が付く。
ホームセンタースイフ友部店に7匹連れて行き1匹(オス)もらわれる。
(親犬1匹、仔犬7匹)
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2002年
平成14年8月11日
日曜日
ホームセンタースイフ友部店に、3匹連れて行き1匹(オス)もらわれる。
花木センターに、3匹連れて行き成果なし。
(親犬1匹、仔犬6匹)
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2002年
平成14年8月12日
(月曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬6匹)
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2002年
平成14年8月13日
(火曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬6匹)
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2002年
平成14年8月14日
(水曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬6匹)
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2002年
平成14年8月15日
(木曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬6匹)
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2002年
平成14年8月16日
(金曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬6匹)
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2002年
平成14年8月17日
土曜日
・予約が付いていた1匹(オス)が、長男の親切で優しい友達にもらわれる。
ホームセンタースイフ友部店に、5匹連れて行き成果なし。
(親犬1匹、仔犬5匹)
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2002年
平成14年8月18日
日曜日
ホームセンタースイフ友部店に、5匹連れて行き成果なし。
花木センターのお客様で、東海村の親切で優しい人をホームセンタースイフ友部店に案内し、1匹(メス)もらわれる。
(親犬1匹、仔犬4匹)
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2002年
平成14年8月19日
(月曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬4匹)
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2002年
平成14年8月20日
(火曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬4匹)
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2002年
平成14年8月21日
(水曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬4匹)
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2002年
平成14年8月22日
(木曜日)
ボランティアの方の紹介で、東京の親切で優しい人に、1匹(メス)もらわれる。
職場の人の紹介で、近所の親切で優しい人に、(1匹)もらわれる。
ボランティアの方の紹介で、八郷町の親切で優しい人に、1匹(メス)もらわれる予約が付く。
(親犬1匹、仔犬2匹)
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2002年
平成14年8月23日
(金曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬2匹)
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2002年
平成14年8月24日
土曜日
・変化なし
(親犬1匹、仔犬2匹)
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2002年
平成14年8月25日
日曜日
・変化なし
(親犬1匹、仔犬2匹)
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2002年
平成14年8月26日
(月曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬2匹)
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2002年
平成14年8月27日
(火曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬2匹)
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2002年
平成14年8月28日
(水曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬2匹)
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2002年
平成14年8月29日
(木曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬2匹)
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2002年
平成14年8月30日
(金曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬2匹)
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2002年
平成14年8月31日
土曜日
・変化なし
(親犬1匹、仔犬2匹)
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2002年
平成14年9月1日
日曜日
花木センターで、神奈川県川崎市の親切で優しい人に、(1匹)もらわれる。
(親犬1匹、仔犬1匹)
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2002年
平成14年9月2日
(月曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬1匹)
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2002年
平成14年9月3日
(火曜日)
・仔犬のわきの下にすり傷を発見し動物病院に行く。
(親犬1匹、仔犬1匹)
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2002年
平成14年9月4日
(水曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬1匹)
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2002年
平成14年9月5日
(木曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬1匹)
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2002年
平成14年9月6日
(金曜日)
・変化なし
(親犬1匹、仔犬1匹)
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2002年
平成14年9月7日
土曜日
・予約がついていた1匹(メス)が、八郷町の親切で優しい人にもらわれる。
(親犬1匹)
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後 書 き
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西暦2002年(平成14年)9月

こうして全ての仔犬達の里親探しに成功しました。
この1ヶ月間
とにかく8匹ですから最初のうちは全部居るかどうか確認するのも一苦労でした。
仔犬達が夜中に騒ぎ出し、起き出して様子を見ることも頻繁でした。
体が大きくなるにつれ行動範囲が広くなり外へ出てしまわないように何回何回も柵を作り直しました。
仔犬が夜中に泣き止まず病気かと思い深夜に動物病院へ電話をかけまくってしまったこともありました。
とにかく大変な1ヶ月でした。
でも、感動するシーンもたくさん見せてくれました。
母犬が仔犬の世話をする姿は感動的です。
お乳を与える姿はもちろんですが、仔犬の糞は即座に母犬が食べてしまいます。
そして、いつ頃からか母犬が自分が食べたものを仔犬の前で吐き出すのです。そしてそれを仔犬達が食べるのです。最初は母犬の具合が悪いのではと心配したのですが、それは何と離乳食なんだそうです。
そんなことをいったいどこで教わったのかと聞いてみたいくらいでした。

この期間がちょうど夏休みだったことも幸いしました。平日の昼間は子供たちが一生懸命世話をしました。
とにもかくにも私たち家族の壮絶戦いは終わろうとしています。
仔犬の里親になってくれた方々及びご協力をいただいた全ての方々に心からお礼を申し上げます。「ありがとうございました。」
今は、もらわれていった仔犬達が幸せに暮らしていることを、ただただ祈るばかりです。
もうすぐです。さ〜て、親犬どうするか?????

もうすっかり私たちの家を自分の家と思い込んでいるようです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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そ の 後
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西暦2011年(平成23年)8月

あれから9年の月日が流れ・・・・・・・・・・

色んなことがありました・・・・・・・・・・

 長女は結婚し近くで暮らしています。
今や2人の孫の祖父母になりました。(^-^)/

 長男二女はそれぞれ仕事に就き県外で暮らしています。
最初はなんでもなかったのですが、最近はなんだか淋しくなってきました。
大丈夫なのかな?元気でやっているのかな?などと心配もしています。

 3月11日には東日本大震災を経験しました。
電気も水道も使えない生活を何日間か過ごしました。屋根瓦の一部が壊れる被害もありました。

もうダメかも知れないと思うこともあり、千年に1度有るか無いかの地震が何故自分が生きている間に発生したのか恨みもしましたが、所詮自然には勝てないのだなと感じています。

東北地方の方々はもっともっと辛い思いをされているのかと思うと、自分は何と弱い人間なのかと感じずにはいられません。

被害の大きかった地方の皆様の生活が1日も早く元に戻るようただただ祈るばかりです。

 このHPの題名になっている愛犬チョコは、今年5月に永眠いたしました・・・

9年前は何となく控え目だった「里親探し奮戦記」の親犬(エイミー)は、今でも元気に我が家で暮らしています。(^-^)/ 貰われていった仔犬たちは元気かな?

最後の仔犬を車に乗せて里親さんの所へ連れて行くとき親犬(エイミー)が車を追って走って来るのがバックミラーに映って見えたのは今でも忘れられません・・・・・

そして、気付くと我が家は夫婦2人と親犬(エイミー)1匹だけの暮らしになりました。

正に「光陰矢の如し」です。人の一生など振り返ればほんの一瞬なのかも知れませんね。そして「一寸先は闇」何があるか分かりません。せめて心静かに生きていたいものです。

今思うと、賑やかで壮絶戦いだった9年前の「里親探し奮戦記」の出来事がとても懐かしく思い出されます。

もしかしたら、「想い出」を作るために神様がくださった「試練」だったのかも知れません?・・・

9年ぶりにこのページを更新しました。

次回の更新はあるのでしょうか?

もしあるとしたらどんな出来事が追加されるのでしょうか?・・・・・・

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最 終 章
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西暦2012年(平成24年)12月

こんなに早く・・・・・・・・・・

こんな内容を記録することになるとは・・・・・・・・・・


それは11月21日、私が白内障の手術を受け退院する日のことでした。親犬(エイミー)の様子が変だというのです。

確かに、あまり動きません。立ち上げったらそのまま動こうとしないし、座るとなかなか立ち上がれないようでした。


その日のうちに動物病院に連れて行きました。診断は「加齢による関節の悪化」というもので「痛み止めの注射」をし「痛み止めの薬」をもらい様子を見ることになりました。


昨日までは、あれほど楽しみにしていた夜の散歩も催促することが無くなり、行ってもすぐに歩きたがらなくなりました。


その後も、「痛み止め」と「関節によいサプリメント」等の薬を併用しておりましたが回復には至らず、それどころか症状は悪化し12月24日にはほとんど動くことが出来なくなり、食べることも出来なくなってしまいました。


そして、翌日25日「クリスマスの早朝」に永眠してしまったのです・・・・・・・



突然でした。

急に具合が悪くなって、1ヵ月も経たないうちに逝ってしまいました・・・


 たくさんの「癒し」を残して・・・

 たくさんの「感動」を残して・・・

 たくさんの「想い出」を残して・・・


2012年のクリスマスの日に天国へ行ってしまいました・・・

あれから10年の歳月が流れ「里親探し奮戦記」はこれで完全に終了です。



西暦2012年(平成24年)12月

こんなに早く・・・・・・・・・・

こんな内容を記録することになるとは・・・・・・・・・・残念です
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