AT互換機行き当たりばったり製作記(7号機編)


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・マザーボード(SV-P55V)はんだ付け製作

通販で見つけて、飛び付くように買い込んだマザーボード組み立てキット。
後日、大阪・日本橋のショップでも見つけたが、はんだ付け箇所が2000箇所とか。

クロックは50,55,60,66MHzと75MHzの3倍速まで。CPU電圧の設定は0.1V単位ではなく、2.7〜2.9Vなら2.8Vに、3.4〜3.6Vは3.52Vに設定することになる(大丈夫かいな)。
CHIPSETはVIA APOLLO VP、BIOSはAWARD。
説明書(英文+中文!)には、小さいパーツからはんだ付けしろとか書いてあるが、とりあえず無視。最難関のCPUソケットを片付けてしまえば後は気分的に楽だろう。
写真はCPUソケットと小物パーツのはんだ付けを終えた所。半日仕事でした。くたびれたのでここで一旦放り出す。

気力の充実を待って、しばらくたってから一気にすべてのパーツのはんだ付け終了。これまた半日仕事。
マザーボードの下に引いてる青いのはマウスパッド。CPUはAMD K5-100M。

メモリを載せ、VIDEOカードを差して、さあ通電!でも動かにゃい。CPUは暖まっているが・・・
またまた放り出して1ヶ月ほどしてから再開。すべてのはんだ付け箇所にコテを当て直す。動いた!!
結局動作確認まで1ヶ月半(正味3日)かかった(笑)


・ケース選び

・組み立て

かつての愛機、PC8801MK2MR。最初はこれをAT化するつもりでばらしたのだが・・・
日本橋徘徊中に見つけてしまったミニサイズディスクトップケース(M95A-PC)。こっちに組み込むことになりました。

 
M95A-PC、外寸は
H=155mm
W=230mm
D=450mm
外板は左右と上とそれぞれ独立してはずせる。電源は小型の150W。マザーを取り付ける時には電源をはずしておくほうが作業しやすい。
フラットケーブルなどのマザーへの取り付けも今の内に。
取り付け可能なドライブは、外部 5"×1,3.5"×1,そして内部に3.5"×1。取り付けベースは棚板式で、下部からネジ止めする。
今回はFDD無しで、HDDとCD-ROMを組み込む。
ビデオカード、ネットワークカードを差す。
電源を入れて動作チェック。CPUなどマザーからの発熱はたいしたこと無い。けど、電源そのものからの熱がすごいぞ。6号機の300Wより熱い。床置きすれば足元暖房になるが、夏が心配。
制作費
ケース10,800
マザー9,800
CPU+FAN12,300
ビデオカード17,800
LANカード1,900
音源カード2,980
CD-ROM3,800
HDD12,000
合計71,380
はい、できあがり! でもこの7号機、みかけが小型の割にずっしり重い。
いずれHDDとCD-ROMをノートPC用の小型のものに交換するつもりです。



後日談 : CD-ROMをTEAC CD44Eに換装しました。
このCD44Eは以前にジャンク品で購入したもの。自宅のジャンク箱に埋もれていたのが、やっと陽の目を見た。 もう1台のNOTE用CD-ROM、CD38Eの8倍速に対し4倍速であるが分厚い。
HDDは2.5"800MをCD-ROMの横に取り付けたが現在使用せず。また、CPUはCyrix166MXの発熱が大きいため、AMD K5-100に戻しました。
このマシンはTVの下に収まって、これで一応完成。


1998年5月の後日談。
父親が使うためにCD-ROMをノート用薄型のものから5"タイプのごく普通のCD-ROM(8倍速)に戻しました。これでマザーが半田付け自作品である以外は、ごくありふれたマシンになっちゃいました。


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