「ヴォーゲン王。我が身に余る大命ですが、謹んで拝命します」

――河の底の宮殿にて(緊張しながら)  

ザルム族のアリアン、碧瑠璃の公子、星の青玉の使い手
Engraved:碧瑠璃(へきるり)の公子”アリアン
氏名: "Kronprinz der Azurblau" Arian
所属: 河の王国
種族: ザルム 年齢: 外見17 性別:
瞳: 碧瑠璃 髪: 肌: 色黒
身長: 166cm 体重: 52kg 経験点: 45
彼の者の持つ聖痕は:
アルカナ: Diabolus=Effectus=Fulcifer
聖痕位置: 魔器、血、首筋
共振: 何処からか聞こえてくるせせらぎの音
聖痕描写: その腕輪の青玉の中に光る紋様は、河の民に伝わる魔法の槍の所有者であることを現す。その血が描くしるしは、一族の中でも長けた波紋使いであることを現す。黝い髪に隠された首筋のしるしは、この美しい若者の真の姿が河の民ザルムであることを現す。
 この三つの印によりて彼の者は聖痕者なり。
彼の者の力と技は:
体格:10 反射:13 共感:10 知性:13 希望:12
HP:20 AP:9 DP:12

主な技能:<軽武器>●●● <元力>●● <自我>●●

特技:《魔器所有 0Lv》 《魔技》 《変形》 《鋭き刃》 《霊操》
《元力:波》 《元力付与》 《元力操作》 《元力槍》
《スマラクト》 《河は果てしなく》 《河の瞳》 《勇猛なる胸びれ》 《荘厳なる鱗》 《動物との会話》
《神の恩恵》
彼の者が携えるは:

武器:

“星の青玉(せいぎょく)”(魔器、ケルバースピア相当)、ダガー等

鎧:

薄い服、額にサークレット

装備:

 下賜されたスマラクト、腰帯の水袋の中に水の武具、青い小石(河の友人相当)、河の力の秘伝の教え(元力の秘伝書相当)、苔石のお守り*3(封傷の護符相当)、それらときれいな小石が並んだ首飾り、青い宝石のはまった腕輪が右手首に(魔器に変形)

彼の者如何に戦うか:

「母なる河よ、力をお貸しください」
――《河は果てしなく》で水の湧き出した一帯で<元力>《元力:波》《元力付与》

「青玉よ、今こそ闇を払う星となれ!」
――<軽武器>《魔技》《鋭き刃》《勇猛なる胸びれ》で攻撃

彼の者を導く因果律は:

過去/家系

ヴォーゲンの実子ではないものの、彼の者も河の王国の王家一族の子である。

現在/水の武具

これぞしぶき彦ローツェの残した魔法の武具。

未来/輪廻

次なる王子がまたいつか、地上世界へ赴くであろう。河の王国は不滅なり。

彼の者の生い立ち:

外見:
 常に濡れたような不思議な黝い髪を額冠で纏めた、色黒の若者。睫毛が長く青い目は碧瑠璃。背はそれほど高くなく、胸板も厚くなく、また厚着を好まない。色とりどりの小石の並んだ首飾りと、高価な青玉(ザフィーア)の光る腕輪を嵌めている。初々しい高貴さとみずみずしい雰囲気を漂わせており、人間の目から見ても非常に美しい。
 髪で隠した首筋の後ろの聖痕が露になった時、人はこの若者が地上世界を二本の足で歩く生き物ではないことを知る。大河の底にたゆたう、碧瑠璃の背ひれを持った体長3m弱の若いザルムがその真の姿である。
 腕輪の青玉には星の光のように六本線が延びており、非常に珍しい。これぞザルム族に伝わる、自在に形を変える魔法の槍“星の青玉”(シュテルンザフィーア)である。ひとたび主の命で元の姿を取れば、それは奇妙な五つ又の銀の穂先を持った槍である。柄は水そのもので出来ているように軽く透き通り、自在に飛ぶ。天上にありし星の光がここにあることこそ、誇り高き河の民ザルムが天命を果たすべく選ばれた種族であることの証しである。

設定:
 “河霧彦”ヴォーケンに何人かいる王弟の子。王子たちと同じく河の王宮で育った。その後父は亡くなってしまったものの、賢王ヴォーケンによって王子たちと分け隔てなく育てられた。深い藍色の背ひれを持っていたことから碧瑠璃の公子と称された。
 自在に伸びる魔法の槍の主と認められた槍使いであり、また、ヴォーケン王と同じように、ザルム族の中でも母なる大河の力を操ることに一際長けている。大河の守護者ザルムの王一族に相応しい誇りと高貴さを備え、優しい心を持っているものの、年相応に未熟であり、特に地上世界への無知が激しい。
 そんな彼にある日、王命が下された。まず下賜されたのは魔法の水の入った水袋。かつて一族の中で初めて歩いて人の王国へ向かい、棹の騎士団として金色外套王を助けた伝説のしぶき彦ローツェ卿が残したという武具の片割れだ。もうひとつは王子たちに分け与えられているはずの七つの緑柱石(スマラクト)の中のひとつ。常に外套王に寄り添っていた美しき白鳥人の乙女から友誼のしるしにザルム族に贈られたこの秘宝はすなわち、地上世界において何らかの果たすべき使命が生じたことを示す。
 使命の重大さをかみしめつつ、若き公子は水の上の未知の世界へと旅立つのだった。アーよ、その旅路にせせらぎの音の共にあらんことを。
 

彼の者のことば:

「み、水を‥‥ください‥‥(バタッ)」

「(見惚れている女の子に)本当にありがとう。お礼をしたいのだけど‥‥これで、いいだろうか?(でもクラウン金貨を渡してしまう)」

「シュテルンザフィーアよ。お前の力を示せ!」

「身投げというのは‥‥泳ぐために河に飛び込むこととは違いますよね?(真面目な顔で)」

嘘台詞:
「ふ。共感と交渉を上げたオスヴァルト卿には負けるけど、ぼくにだって全ての女の子が51.00%の確率でメロメロだよ(ニヤソ)」

彼の者を繋ぐ因縁は:

“河霧彦”ヴォーケン 【過去/保護者】

金色外套王より贈られし金の王冠を頂いたザルム族の偉大なる王。実子でないアリアンをも親同様に育て上げた。

“夜の踊り手”マリア 【過去/借り】
(ヴァルターとオクタール/姐御/26/ コロナ=ステラ=アングルス)

マリアといえば帝撃の副団長。ではなく、ナハト・テンツェリンの別名を持つ蓮っ葉な姐御肌の踊り子。魅惑的な四肢を活かして娼婦の技にも長けている。実は尊い身分の出であり、さる公国の妾腹の生まれである。前に不慣れな地上世界で戸惑っていたアリアンを助けたことがあり、二人は今また再会することに。

“清水彦”フルス 【未来/自身??】

河の瞳の幻影の中に現れ、神代の物語を語ったのは、初代ザルム王とも伝説の中に語られるフルス王であった。

彼の者と出会いし者たち:

“星降る歌”クレリア (人間/女性/26歳 ファンタスマ=ウェントス=ファンタスマ)

黒髪、盲目の吟遊詩人。22のアルカナの紋様に属する22種の魔獣を呼ぶことができるともいう。失われた歌を探している。彼女こそ波濤の物語を歌として後世に伝える者、しかして一心不乱のはたコズムであり萌え補完をコンプリートするであろう。

鉄の右将(アイゼンリヒテ)”オスヴァルト=シュイヴァン (ヴァルター人/男性/21歳 ウェントス=アダマス=マーテル)

エステルランド王国に名高き神聖騎士団副長、王室親衛騎士隊の一騎。義手の右腕で団と団長を害するすべての刃を受け止める。美しい外見をした気さくな青年。その体を流れる熱い血潮にはかつて救世母マーテルが流したと言う聖血が混じっている。密かにノエルたん命。

“震天鎚”ハーランド (魔器/男性/20代前半 アルドール=ディアボルス=レクス)

かつて人の傭兵であった戦槌。人間の姿を取ることができ、自らを手に持って戦う。過去に“早瀬姫”シオナたんと二人だけの甘い数日を過ごし、今またキルヘン河を訪れることに。あの夜の思い出は忘れられずにいるに違いない。

その他:

 暗黒女王迎撃作戦で行われるミニキャンペーン「さらば、麗しき波濤よ」用のキャラクターです。鮭と言われた途端に全てがギャグに崩壊するのを極力避ける為に防御を施しました。
“星の青玉”を意味するシュテルンザフィーア(Stern Saphir)は、現実世界のスターサファイアのことです。

彼の者の物語をここに伝えし詩人の名は:

鰯の詩人 さん
(Web Site: 鰯の王国

Sword from BoA Sword from BoA
...... The Starseekers ......

RI-Foundation > BoA > Engraved > "Kronprinz der Azurblau" Arian