はじめに

 本作品は、ホビージャパンより発売されているテーブルトークRPG『CRY-MAX RPG 熱血専用!』のセッションを録音し、リプレイに起こしたものです。最初は本として完成したものですがこのたびめでたく、電脳世界上のコンテンツとして復活しました。

 本文中、ゲームマスターの台詞については

GM◆皇帝陛下はこう仰っておられるよ。
「控えよ、万世皇帝の前であるぞ! たかだが辺境地方の軍を退けた程度で英雄を気取るとは笑止! ノルドが裏切るなど、予測しておったわ! 余は不敗! 余は不滅! 余の魔導帝国こそがこの世を統べるのだ!」

 のように、◆をつけ、人物の台詞等は「」で括って表現しています。

 プレイヤーキャラクターの台詞については

パンドゥーラ◆突然ですがBタイプ予約シーンを発動!
「‥‥私はNPCだからあんまり目立っていません。しかもかみさまが、私の基本パーツは何とかいう会社が造っただとか色々好き勝手に操ってしまって‥‥何だか、ちょっと寂しくて何とも言えない気分‥‥気分? 何でしょう、この複雑な気持ちは? 私にこんな感情はプログラムされていないはず‥‥? ‥‥すみません、メモリーが混乱していて」

 のように、基本的に「」はありませんが特に区別してある場合、強調してある場合は「」で括っています。

 また、会話文でない地の文は、主に小説的な描写を行っています。

 そして、★で続く部分は、

★んん〜! その通り、この部分ではワシ、“ゲイルチェイサー”ことファビウスがリプレイの解説役として時々顔を出すんじゃ! 喰ったりはせんからまァ怖がらんで適当に聞いてくれたまえ。さぁ、熱血世界はすぐそこじゃぞ!

 のように、熱血世界に住む老ファビウス氏が解説(と、無駄話)をしています。(どこかで見たヤツだって?)

 なお、本文中では『熱血専用!』のルールブックに従い、《》を《フェロウタイプ》《アイテム名》《スペシャル戦闘演出》《戦闘演出》《予約シーン》《場所の名前》等の各要素に用い、【】を【熱血介入】に用いています。汎用判定においては<フェロウ特徴>で表し、“”は仇名や強調、その他の固有名詞等は『』で表しています。
 なお、実はGMを含め全員がこのゲームが初めてだったので、多少ルールに準じていない場所がもしかしてもしかしたらあるかもしれませんがどうかご了承下さい。

 それでは! 前置きはこれくらいにして熱血世界に旅立つことにいたしましょう。魔導帝国は世界制覇の果てなき野望に燃え、世界は危機に瀕しています。

 今、世が必要としているのは、英雄達と、そして貴方の持つ熱い魂なのです‥‥。

 

仕切り線も真っ赤に燃えるッ!
............ CRY-MAX RPG 熱血専用!リプレイ『飛び翔ける不死鳥』 ...... はじめに ............
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