〜RI財団トーキョーN◎VA支部〜
エンターテインメントや情報サービスなどを手掛ける財団。
その実体は謎に包まれている。
N◎VA中央区の外れに小さな社屋を構える財団支部。企業活動も幅広く行っており、最新のシムスティム技術を用いたシネマウェアで数多くヒットを飛ばしている。人物情報専門サービス『◎n the Staj of Wheel of Fortune』や『"twiLite" Inner Park Information』、総合データベース『Luna+shinE』など、情報サービス関係にも強い。
資金源は不明だが、豊富な資金を活かした投資は積極的に行っており、アミューズメントパーク“twiLite”開園当時にはかなりの出資を行っている。また、新星帝都大学の言語学研究のスポンサーを務めるなど、善意からとも取れる資金提供も数多く行っている。
巧妙に隠蔽されているのか、他企業を始めとする勢力への攻撃の話はほとんど聞かない。しかし、諜報活動は非常に活発に行われており、その情報収集能力はN◎VA軍特殊電子攻勢部隊“伏雷”や北米連合MIDに匹敵するとも(根拠のない噂では)言われる。
財団のエージェントらしき黒服の人物を見かけたという話はN◎VA内外を問わずあちこちで聞かれるが、彼らの正体は不明である。また司政官の私兵である稲垣機関員、軌道から送りこまれた天津機関員、北米MIDの工作官らと同じような格好をしているため、余計に見分けがつかない。
徹底した秘密主義を貫く財団に関しては、あのF.E.I.R.でさえも全情報は把握しておらず、その実体には謎が多い。内部情報奪取に成功したという話はごく僅かである。千早、イワサキを始めとする列強各社は、危険視するに値なしと考えているようだ。多くのメガ・プレックスに支部があるが、いったい本部がどれなのかも未だ不明である。
イメージ作りに役立てるべく意図的に流しているのか、それともニューロエイジの都市伝説なのか、財団の秘密に関する噂は多い。
曰く「支部内には巨大なアストラルの門があり、別世界の本部へ繋がっている。財団の製品には異界のテクノロジーが使われているのだ」「あの豊富な資金源は別世界の支部から得ているのだ」「マスコットのひよこはオメガシリーズを凌ぐ超高性能AIで、彼/彼女が財団の総帥だ」「いや、あのひよこは高次の意識体なのだ」「いいや、死国の重汚染地域の中の理想郷から来たヒルコだ」「ニューロエイジに甦ったアヤカシだ」「それどころかカムイST☆Rの奈落から来た六番目の魔王だ」「むしろ神」
「財団の黒服のエージェントはいつも三人一組で行動している」「連中は必ずひよこを表す何かを身に付けている」「本部は日本本国にあり、今は日本軍に手を貸している」「あるシンジケートと裏で繋がっている」「本当の総帥は災厄前から生き続けている魔術師だ」「財団はミトラスHEAVENの大金持ちが作ったダミーだ」「財団の存在は全てが偽装だ。誰もが騙されている。ただの一個人の夢想に過ぎない」などなど‥‥
多くの勢力が入り交じり、世界の覇者たらんと策謀を重ねるこのニューロエイジにおいて、彼らは一体何を狙っているのか? それはまったくもって分からない。ただ、“粋な貴方を応援します”という冗談めいたキャッチフレーズと共に、謎のひよこくんが君を見て首を傾げるだけだ。
正式所属不明 通称ぼ〜いず&が〜る in Blakk ※工作員B ※工作員C |
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