「私は不吉を告げる者、死者を悼んで泣く“嘆きの乙女(ヴァイセ・フラオ)”。貴方の死に、泣いてあげるわ」

――“嘆きの乙女”(ヴァイセ・フラオ)、銃を向けて曰く

Profile:“嘆きの乙女(ヴァイセ・フラオ)”エルフリーデ=カースティンブルク
[2nd/TNR/RR/TND]
Handle: "Weisse Flao" Elfriede=Karstinburg
Post: フリーランス
Age: 23 Birthday: 7th,August
Gender: Height: 173cm Weight: 50kg
Eyes: Ice Blue Hair: Silver Skin: White
Citizen Rank: B+ Total Experience(Optional): 160pts
Styles & Powers/Controls:
Styles: Kabuto-Wari=Kabuto-Wari◎●, Kage
Reason: 7/12 Passion: 1/13 Life: 6/10 Mundane: 8/13
Superhuman Skills :
Skill Name: Lv. R P L M
Skill Name: Lv. R P L M
クイックドロー (3)  
必殺の矢 (3)  
貫きの矢 (3)  
花吹雪 (2)    
エイミング (1)      
ガンフー (2)    
影化 (3)  
空蝉 (2)    
Normal Skills (including Connection & Society):
Skill Name: Lv. R P L M
Skill Name: Lv. R P L M
医療 (0)        
心理 (0)        
運動 (2)    
操縦 (1)      
隠密 (3)  
知覚 (2)    
交渉 (1)      
電脳 (0)        
自我 (2)    
売買 (0)        
射撃 (4)
白兵 (2)    

芸術:バイオリン (1)      
製作:料理 (1)      
社会:N◎VA (2)    
社会:企業 (2)    
社会:警察 (2)    
社会:ストリート (1)      
社会:ヴィル・ヌーヴ (1)      
コネ:早川美沙 (1)      
コネ:櫛田千里 (1)      
コネ:千早冴子 (2)    
コネ:篁綾 (1)      
コネ:和泉藤嵩 (1)      
Outfits:

Weapons:

千早製試作型マシンピストル“M98A00(ワン・オブ・サウザンド付きのM98F1相当)”、クリーナー、ソリッドスナイパー、オービット・レイ

Armours:

フォーマリティ相当の白い洋服、“雪の女王(クイーン・オブ・ザ・ナイト相当の白いロングコート)”

Cyberwares & Trons:

IANUS、ポケットロン、タイプD、ゴーストプロテクト、エリミネイター、戦闘プログラム“ヴァイセフラオ(コンバットリンク相当)”、身体強化用十字型ナノマシン“ヴァイセクロイツ(JJF相当)”、スリーアクション、リンクス

Residence & Others:

グリーンエリアの高級マンション、イエローエリアのマンション

Special Hybrids (Optional):

「ただの残像よ――そして、たとえ横の動きに眼が慣れても、突然の縦の動きには追いつけない」
<隠密>+<運動>+<※空蝉>+<※影化>から
<射撃>+<運動>+<※クイックドロー>+<※必殺の矢>+<※貫きの矢>
もしくは<射撃>+<運動>+<白兵>+<※クイックドロー>+<※ガンフー>

解説:目まぐるしく横に動いて残像を作り出し、その中に気配を隠して相手の攻撃をかわす。その直後、跳躍して相手の死角から狙撃、もしくは直線的に一気に間合いを詰めての至近距離射撃で相手を制圧する。

Memoir:

 銀髪に蒼氷色の瞳、雪のような白い肌、幽鬼のような神秘的な雰囲気を漂わせる美女。白を基調とした洋服やコートを着ていることが多い。
 ゆえあってN◎VAへ渡った旧オーストリア良家の末裔。比較的裕福で不自由のない幸せな生活を送っていたが、15歳のときに反日テロによって両親は死亡。テロに対する怒りを胸に刻んだ彼女は姉エリザと共に重犯罪者と戦うべくブラックハウンドへの入隊を志願、厳しい訓練を経て姉妹揃っての入隊を果たす。やがて時が経ち、エルフリーデは欧州の伝承にある「死者の家に現れて泣く白い女の幽霊」になぞらえて犯罪者達から“嘆きの乙女”と畏怖されるようになった。
 20歳になる頃には警官の仕事にも慣れた。黒き猟犬は変質したが、機動捜査課に配属された彼女は己の信念に従って働くことができた。良き先輩、頼れる仲間にも恵まれた。無論、辛い事もあった。苦い失恋もした。相手は仕事の先輩で、姉の夫となった。それでも、エルフリーデは幸せな日々を送っていた。あの日までは。
 21歳のある日、エルフリーデは偶然にもブラックハウンド内部の犯罪を知った。証拠が不十分であったこと、内部の動揺や圧力を嫌った彼女はこの事を誰にも話さず、単独で極秘調査を開始。もう少しで動かぬ証拠を掴めるところまで来たところで“悪夢”は起こった。休暇で姉夫婦と一緒に街に出かけていた際に突然の襲撃を受けたのだ。それはエルフリーデを恐れた犯人が彼女を亡き者とするために放った刺客だった。彼女は辛くも襲撃を退けたが、巻き込まれた姉は命を落とし、義兄は意識の戻らぬ長い昏睡状態となった。
 怒りに燃えるエルフリーデは単身で犯人―――丁度、裏社会の顔役達が集まる社交界に出席していた―――を急襲、その場に居合わせた犯罪者達を殲滅して姉夫婦の仇を討った。だが、少なくない裏の有力者を殺した彼女は各方面からの圧力で暴走行為の責任を問われることとなる。千早冴子や同僚達の努力、彼女に目をつけたN◎VA軍からの恩赦願いもあって極刑は免れたものの、彼女は長い刑に服するところとなった。
 現在、彼女は千年近い刑に服する女囚であり、刑期短縮を報酬として様々な依頼―――主にブラックハウンドやN◎VA軍からのカウンター・テロ任務―――を請け負う。だが、猟犬であることを捨てた彼女は特定の組織に属することはなく、報酬さえ積めば依頼を引き受けてもらえるというわけでもない。彼女は法の護り手であることを捨てただけであり、彼女の中の正義まで死んではいないのだ。
 冷めた印象を与えがちだが、大切な者を失う痛みを知っているための優しさや女性らしい心温かい一面も持ち合わせている。

Words:

「終わりよ。貴方は“嘆きの乙女”の訪問を受けたのだから‥‥言い訳なら、地獄の獄吏にでもするのね」
「私の仕事は組織を壊滅させること。他の事は私には関係ないわ」
「私の仕事はこれで終わり‥‥悪いけど、私は無料で追加の殺しを請け負うほど安くないわ。どうしても死にたいのなら、自分で勝手に死になさい」
「“嘆きの乙女”が現れるのは、これから死ぬ人間のところだけよ‥‥さようなら、もう会う事もないでしょう」

Others from Player:

 初めてN◎VAをやったとき(既にそのときにはDetonationになってました)に作ったキャラクターです。ちょうどその直前に電車の中で読み直していたトリニティブラッドR.A.Mの二巻に登場する派遣執行官からイメージや設定を少しずつもらっていますが、可能な限り元ネタの臭いが強く残り過ぎないようにしたら、なぜかゲルマン系美人の銃使いになっていました(笑
最近ではすっかりN◎VAとはご無沙汰ですが、機会があれば是非使いたいキャラクターです。

The Player:

小菅 伸 さん(Web Site: 【スタジオ・フィラデルフィア】)


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