財団謹製シナリヲしりーず
『ブレッシング・ホライズン　-祝福の地平線-』プレアクトページ

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PC1：カブト　職業でボディガードをしていること。主人公属性の強い男性の若者推奨
PC2：アラシ　M○●N傭兵部隊の隊員
PC3：フェイト　私立探偵　ハードボイルド系が推奨
PC4：イヌ　ブラックハウンド機動捜査課の隊員　若い隊員が推奨
PC5：自由

シナリオコネ：“デス・ロード”アレックス・タウンゼント　推奨スート：スペード
　君は災いの街を護るナイトワーデン社の中でも、相当の凄腕のカブトだ。君の力があらゆる災いを防ぎ、無力な女性たちを常に庇護してきた。
　ある時、ブロッカー社長からの緊急の命で、君はブリテン連合王国に飛んだ。粉雪の舞うロンドン。厳かに時を告げる時計塔。
　銀の守護者の古い知り合いであるという黒衣の男が、君を待っていた。
「――この任務は、まことの騎士である君にしか頼めない」
　死と夜の領域に属する魔法使いは言った。
「君に、ある少女を護衛してほしい。過去と未来の王の子孫の民の運命が、彼女に掛かっている」
　備えよ。汝の剣こそが姫君を護るであろう。
 

シナリオコネ：“銀の百合の”リリー・クローデット　（推奨スート：クラブ）
　ミトラスで、世界の戦場で、君は愛機を駆り戦ってきた。朝焼け前の空に輝くミサイルの軌道。君の鼓動と一体となったエンジンの息吹。あの感覚は、真のパンツァー・カウボーイだけが知っている。
　M○●N傭兵部隊に身を寄せ、エースとして砂塵舞う死国を駆け抜けていた時。どこかのご令嬢と間違えそうな、隣のウォーカー隊の子が君に頼みごとをしてきた。
「わたしのジークは‥‥竜殺しの名を受け継いでいるのに‥‥負けるなんて」
　水晶から切り出したような銀髪の少女の、紫水晶の瞳が潤んでいるのを見て、君は心動かされた。
「この銀の百合のリリーの頼みだ。そなたの機体で、黙示録の竜を討ってほしい」
　備えよ。汝の戦車こそが大いなる戦の鍵である。
 

シナリオコネ：“金龍の瞳の”ミア・ウェイ　（推奨スート：ダイヤ）
　探偵をしていると、災いの街のどこかで同業者に出くわすこともある。女だてらに探偵を営み、二挺拳銃で暴れるミアはそんな同業者の一人だった。
「ずいぶん、うろんなことになってきたんだ」 だが、頼みがあるといって君の事務所を訪れてきた彼女はいつになくしおらしく、元気がなかった。
　聞けば中華街で月華婦人を始めとする有名人が次々と姿を消しているという。さらに遠くホンコンHEAVENで、夏王朝の正当後継者を表す皇帝の印が６個も見つかったというのだ。
「気をつけるんだよ。HEAVENにはうろんな連中が嗅ぎまわってる」
　彼女が言うには、災厄前の映画に出てくるような、黒服にサングラスのまったく同じ顔をした男たちがワイヤーアクションを繰り広げているそうだ。なぁに、ハードボイルドとちょっと毛色が違うが、事件には困難が付き物さ。
　備えよ。汝の技こそが正しき道を示すであろう。
 

シナリオコネ：“星影の猟犬”静元星也　（推奨スート：スペード）
　君は超新星の街を護るために特務警察に入隊し、黄金のバッジの元に数々の事件を解決してきた猟犬の一匹だ。
　ケルビムでの任務を終えて機動捜査課の古巣に帰ってきた時、君は奇妙な違和感を感じた。いつにもまして美人な千早警部、そしてスーツ姿の欧米人の姿がやけに多い。
　不審に思っていると、君が入隊した時に射撃訓練を教えてくれた生安課の先輩が、腕に包帯を巻いた姿で君をこっそりと手招きしていた。
「‥‥これはMIDの陰謀だ。あの冴子警部は偽者なんだ。あの人に心酔していた面子はもうみんな、腑抜けにされてしまった」
　彼は機捜課所属の有名オフィシャルゲスト全員の名前と、君の中の人が知っている機捜課所属のファンサイドのキャスト全員の名前を上げ、そして君の目を見つめた。
「生安課のぼくだけが助かったんだ。頼む。もう君しか残っていない」
　備えよ。汝こそ猟犬の誇りの最後の担い手である。
 

シナリオコネ：なし
　超人、奇人、魔人に神。どうやっても導入を拾えない存在価値のないキャスト。他のキャストがコネ結びを拒否し、君のシーンに登場をためらう異次元の生命体。どうしようもない妄想が形を取った具現化存在。そして、君。
　君たちを言い表す言葉がひとつだけある。そう、PC5だ。
　永遠のPC5である君に言うことなど何もない。存分にPC5ぶりを味わってほしい。
　備えよ。汝こそ永遠のPC5なり。
 

　本シナリオはブリテン連合王国、オーサカM○●N、ホンコンHEAVEN、並びにトーキョーN◎VAで始まり、やがてひとつに収束して軌道にて結末を迎える、世界規模の危機を扱ったシナリオである。必要な防御系神業は２発。
　『Grand XX』やハイランダーSSSのように、各自の代表キャストで最強ドリー夢チームを結成して挑むことを強く推奨する。
 

　このシナリオは2005年4月1日のエイプリルフール『ひよこブログ』のために用意されたもので、まったくのウソです。あしからずなのだ。
 

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