‥‥新日本帝国東京スプロール、渋谷。
第六世界の光と影を一望できるBAR『クリスタル・ヴィジョン』での奇妙な依頼。
その水晶は本当に、今は亡きグレート・ドラゴンの秘密の遺産なのか?
それともBARの外に広がるこの夜景のように、ただの幻影なのか‥‥

Tear of the Dragon - Secret Legacy of Great Dragon Dunkelzahn
〜ストーリー展開『竜の涙』の指針〜

>>>[ 始めて書きこむ方へのOVERTUNE ]<<<

君はこのバーのオーナー、ローランド・フォーチュナティと対面している。

「君に依頼がある。このバーの中にある人物がある物品を持っている。これを入手して欲しい。それは様々な形に整形可能な水晶片だ。原型は長さ5cm前後の棒だった。
 しかし現在の形は不明だ。

 私はちょっとしたトリックを行って、それを持った人物が、このバーのこの時間に来るように仕組んだ。それを持った人物は、この中に居る。 そして出る事は出来ない。そのように仕組んだ。
 そして、問題が二つ。ひとつ目は同時にこのバーの中でこれから極めて重要な会談が行われるという事。よって、中での銃器による戦闘はご法度だ。できるのは、魔力の弱い、限定された魔術と、身振り、手振り。サイバーウェアの起動、そして会話という所か。まぁ、他人の人目につかないのであれば、ある程度はかまわない。
 二つ目。これを狙っているのは、他にも存在する。そしてその勢力達は、ヒューマンやメタヒューマンですらないかもしれない。そして問題の水晶片は魔法的物質でもあるが、強力なマスキングがかかっている。アストラル知覚と投射では発見できないだろう。君達にはその持っている人物を探し出すように依頼する。報酬は一人2万新円。
 期限は今夜まで。

 ちなみに。その水晶はかつて”竜の涙”と呼ばれていた。」

そして、君がそのバーの中に足を踏み入れたとき、頭の中に以下の言葉が聞こえた。同時にこの言葉は誰もが、このバーの中に居て、”竜の涙”を狙う者達は全員聞いたのだ、という事も君はわかった。

「“竜の涙”はダンケルザーンの公開されない遺品の一つ。
それはダンケルザーンの記憶の一部が封印されているクリスタル。
ある者達についてのダンケルザーンの記憶の全てがそこに。
“恐怖”。それは、そう呼ばれる。やがてこの第6世界に訪れる異邦人達。気をつけよ、影を走る者よ。やつらは既にここに居る」

そして、君はバーの中に入った。

>>>[ なりきり系掲示板のルール ]<<<

基本的に掛け合いで行われる。掛け合い以外の通常の掲示板としての利用も可能。その場合は以下の書式でお願いする>諸氏

(例:>>>[ コメントだよん ]<<<
--- Stonehead --- )

参加希望のPCは、この”竜の涙”争奪のための諸勢力の一派の者か、このバーで行われる重要な会談の参加者(当事者、ボディガード、親類)である事が望ましい(なお、会談の内容は規定しないので、気の向いたPCが設定してほしい。ちなみにこの会談も、多くの勢力から狙われている、という設定にしても良いかもしれないが、別に使用しなくてもかまわない)。
 あるいは参加PCに対しての個人的な怨恨などを晴らすためでもかまわない。
 気が向いたら、適当なPCで参加して欲しい。参加するPCの設定は各自で好きに決めて欲しい。ヴァンパイアでも魔術師でもサムライでもデッカーでもコーポレイトでもフィジカルアデプトでも、何でも可(ドラゴンでも)。年齢、性別も問わない。想像の赴くまま好きにして欲しい。
 なお、どうしても参加する理由が浮かばないのであれば、ローランド・フォーチュナティの関係者とすれば、良いと思われる。
 ローランド・フォーチュナティはイニシエイトしたメイジである。彼だけは好きに台詞を言わせてもかまわないが、基本的に他のPC達の行動、会話を勝手に描写してはいけない。
 そして、以下のルールを適用する。

バーなので、戦闘、魔術は御法度。推奨されるのは場所移動、会話、簡単な身振り手振りのみ。そしてその行動の限界は個々のPLの良心に従う。

以下を心に止めておく。

『自分を省み、互いを尊重しあうこと』。互いに見せ場を譲りあい、相手の成したことを称え合う心を大切にしてください。
「オレのキャラはこれだけのハードなランをくぐり抜けてきて、こんなに強いんだ。奴ならこの場面で絶対にこれだけのことをやってのける!」
 そういう思い入れはあるでしょう。当然です。でも、相手もまったく同じことを考えています。相手を立てて、自分から引き立て役を選ぶくらいの大人の度量の広さを持ってください。

数字上のルール的な書きこみはまったく意味と効力を持ちません。そうした書きこみは控えてください。

各プレイヤーが操るPCは1人か2人に留めてください。事実の把握が困難になり収集がつかなくなること、また不平等が出てくることからです。(「このキャラには昔シアトルで組んでいた5人の仲間がいて、電話すればすぐ助けにきてくれるんだ」なんてその場の思いつきでも言えるでしょう?) 1人にしておくのを推奨します。

各PCの強さは同等です。例えあなたがアズテクノロジー総本社にP&Eを仕掛けた経験があっても、日本語版ルールブックのアーキタイプのデータそのままのキャラクターでも、この物語の中では平等です。
(ヘイ、チャマー、ランナーの本当の強さはそんなものじゃ表せないだろ?)



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