SSTVでのCQ画面シャックの様子
ハムを始めて30年になります。昔から手作りの無線機で楽しんできました。現在では、メーカ製を使っていますが、TNCやSSTVのスキャンコンバータなどの外部機器や、簡単なトランシーバや小物は、できる限り自作しております。ここでは、今までに自作したものや製作中のものを徐々に紹介していきたいと思います。
下側:144MHzトランスバータ
HFのメインシステムから144MHz帯にオンエアするために製作したソリッドステート(今は死語となってしまっている)のトランスバータです。ファイナルにRFパワーモジュールを用いています。パワーは25W出ます。
回路図(工事中)
上:TS−94 下:NS−88
SSTVハンドブックでおなじみのJH3VSR山田OMが設計されたROBOTTO社のスキャンコンバータ互換機を、富山のSSTV愛好家によって基板化されたものを使わせていただきました。できるだけ小さなケースに入れました。SSTVのQSOにメインに使っています。
SSTV関連のスキャンコンバータがシャックには上節で紹介した他にメーカ製のもの(TASCO電機製
TSC100)やパソコンソフトによるスキャンコンバータを含め何台かあります。これらの機器と、HF帯、VHF帯、UHF帯等の無線機と任意接続を可能にする切替えボックスです。この切替え機には、DSP式のノイズリデューサ(西村OMが頒布された基板を使っています)を内蔵しています。
回路図(工事中)
タイトラ操作側裏側
TSC100と接続して野外でも簡単にコールサインやコンテストナンバーを入力できるようにするものです。秋月電子のAKI−80とLCDディスプレーを利用しています。目下、ハード部分はできたのですがソフトが未完です。
タイトラとペアで使用するモーバイルSSTVスキャンコンバータ+4インチパチンコ液晶ディスプレイ
250KHzから30MHzまでのRFオシレータです。受信機の調整に、今でも現役で使用しています。6AU6単管動作です。コイルはスターのコイルパックを使っています。
ダイヤルも、今では手に入らなくなった、ガラスパネル式のバーニアダイヤルです。
真空管式RFオシレータ
回路図(工事中)
TTLで構成したデジタル周波数カウンタです。表示部はニキシー管を使用しています。7セグメントのLEDが一般的な現在、ニキシー管の表示は真空管のように何か温かさのようなものを感じます。
ニキシー管式周波数カウンタ
回路図(工事中)
グリッドディップメータ
6AK5単球式のGDMです。今でも、アンテナのエレメント調整やLC回路の固有周波数を探るのに使っています。
回路図(工事中)
プラグインコイルの差し替えで、535KHz〜150MHzまで受信できます。30MHzまでは、0−V−2(再生式)、30MHz以上は、スーパリゼ(超再生式)です。
すべてGT管で統一したかったのですが、VHF帯で使えるGT管の持ち合わせがなかったので、やむなくMT管との混合になってしまいました。
今後、紹介したいものを少しずつ加えていきたいと思います。