東北・青森の旅 他 
直線上に配置


幸せの四ッ葉のクローバは何処に?

25年目にして初めてとるリフレッシュ休暇。休みはたっぷりある。海外旅行とも考えたのですがこちらに引っ越してきたばかりで、比較的この場所から遠方過ぎず近からずで東北を目指すことにしました。最初は東北1周という大それた事を考えていましたが行ってみればほとんど青森に滞在していました。まだ回りきれて居ない青森ですが次回は岩手あたりにも足を伸ばしたいと思います。
7/3 出発
 夜の11時過ぎにできるだけ目的地に近づこうと東北道をひたすら北に向けて走る。午前2時になるとかなり眠くなり、栃木・佐野のSAで仮眠をとることとした。久しぶりに夜中に食べるSAのそばとラーメンは妙にうまかった。

7/4  黄金崎不老不死温泉
 朝6時、周りの騒がしさに目が覚めた。まだ眠いがここで寝ていたのでは昨晩に出発した意味がなくなる。気合を入れなおし、就寝前に決めた目的地の黄金崎へとナビゲーションをセットした。昨日からの走行距離をたすと約750Kmとなる。簡単な気持ちで出てきたものだなぁーっとつくづく感心する。まあ、ここまでくれば引き返すのはもっと無駄な気になる。

東北道から分岐している秋田道にはいる。一つ目のPAはスパ付でした。入りたいという気持ちもあったがここはぐっと我慢。黄金崎不老不死温泉が待っている。 温泉はご覧のように日本海の夕日を見ながら温泉が楽しめる。が謳い文句となっており、雄大な気持ちになれました。隣が婦人用の露天となっており、ご婦人にも楽しめるように工夫はされています。
ひとつ手前の温泉宿は日本一の水車小屋を目玉にしていました。この水車小屋もなかなかのもので必見かも・・。

その他、こちら側に来てところが変わればいろいろと生活の工夫がされている物を見ることができました。幹線道路の日本海側の側道には折りたたみ式のフェンスが用意されており冬の季節風が強くなったときに風雪防止のために高さ5Mくらいの壁ができます。

また、この季節風の強さを利用している風力発電の大きなプロペラをいたるところに見ることができます。

7/5 白神山地・十和田湖
 さあ、翌朝の目的地は白神山地にしようと決定。というのも台風が接近しており天気も今日までが限界と判断しました。きっと明日からは雨になる。という思いで一路白神へ。途中にみた岩木山はさすがに当地の人が崇めるだけあり、ひと際目だった山体でした。白神には車をすててゆっくりと山を歩けばいいのでしょうけど、素人の山行はむり。手軽に入れる暗門の滝に向かいました。
工程では35分とありましたが妻の歩みがあまりにも鈍いために1時間近くもかかってしまいました。滝や林道でマイナスイオンを一杯吸い込んできました。

 その後、十和田湖へ向かいました。白神の原始林も良かったのですが十和田湖周辺の森もまた違った感じがしました。とても緑がやわらかいのです。新緑がそのように思わせたのでしょうが・・・白神ではもう少し自然の強さたくましさがあったような気がしました。
今回の教訓としては山に入るときは軽装で入ると、とんでもないことに合う。この後私達はダニか蚤か虱か何かわからないが痒みに襲われ、車を煙が出ないダニ・・・とかで殺虫し、痒み止めの薬を塗りながらの旅となった。
岩木山は本当に山体が美しい。地元の人々が崇拝するのがわかるような気がする。
白神山地はさすが世界遺産だけあり、ごみひとつ落ちていなかった。他の観光地も世界遺産が冠につかなくてもこうありたいものです。

十和田湖周辺の緑はとてもやわらかく迎えてくれた。ゆっくりとすごしたい場所のひとつでもある。

7/6 十三湖から津軽半島一周
 妻が前日の十和田湖の旅館で体調を崩した。多分、食べすぎと便秘、前日の痒みは関係ないと思いますが・・・このまま続けるか帰路に着くか相談したがこのまま続けるという判断を下し、十三湖へ向かう。十三湊でトサミナトと呼び、ならばトサコと呼ぶのかと思うとそのままジュウサンコと呼ぶらしい。関西人ならジュウソウ湖と呼びそうだが・・・・。案の定この日は雨風がきつく観光という感じではなかったが十三湖畔のお土産屋で食べた「シジミラーメン」は格別な味でした。しじみの独特の味・・・シジミ味の塩のスープとラーメンがとても合っていました。最初出されたときは透明のスープの上にシジミがのっており失敗かと思いましたが、食べてみて「おいしい!」って思わず声が出てしまいました。ぜひ、ご賞味くだされ!!

で、石川さゆりの「津軽半島 冬景色」で有名になった竜飛岬へ、途中霧が出てきてどうしようかと思いましたが引き返しても同じだしこのまま抜けてしまえと竜飛に到着。岬には案内石碑があり、スイッチを押すとなんとボリュウム最大であの石川さゆりの声で「♪あーあーー津軽海峡♪ふゆーげーしきー♪」と歌がかかってしまいます。ご当地ソング、恐るべし。

泊まりは青森のビジネスとし、青森市内でゆっくりと飯でもと思っていましたが、たまたま入った大きな複合施設の映画館でスターウォーズ2の先行上映があり、この土曜日だけ、しかも聞いてみると席もゆったりと空いている。この施設には天然温泉の銭湯(390円)もありゆっくりと土曜日の都会の遊びもしてきました。

十三湖と右は竜飛岬から見た竜飛漁港

7/7 宗像志功美術館と浅虫水族館
 日曜日で今日は青森市内で休憩しましょう。長距離での走行はやめ、市内の宗像志功の資料館へ残念ながら写真はないのですが彼の意向で展示する点数をあえて少なくして年4回に分けて展示しているそうな。 考えてみれば1点1点を良く見てもらおうとすれば観覧者もつかれなくてすみますものね。お土産でかった絵葉書はなかなかいい作品をプリントしたもので購入価値はあります。
 浅虫の水族館・・やはり人気者は海獣たちでラッコやアザラシそしてイルカショーは人気の的のようです。私としては身近なカレイ、ガシラや黒鯛、フエフキがどのように捕食しているかの方が興味がありますが・・
 ここには道の駅があり5階は温泉浴場となっています。入浴料金は500円。道の駅が増えて便利になってきたけどすごく大事なことなのですが商業ベース的になってきたのが私的には不満。

7/8 松島へ 「松島や、ああ松島や、松島や」は本当??
 まだまだ下北半島や八戸へ回りたいのだけれど少しずつ関東へ戻っていかないと一気に戻るとなると運転が大変につらい。それに福島のアクアマリンにはよってみたいところでもある。少し戻るということでまずは日本三大景勝の地「松島」へと向かう。私自身も岩手の三陸海岸や宮城仙台も気にはなるところであるがここはぜひ松島に寄っておきたかった。広島の宮島、京都の天橋立と関西在住の時に見ているので何が何でも「松島」にこだわった。
嫁は観光地観光地していて駄目といっていたがやはりこの狭い湾の中に島がそここにに点在している景観は素晴らしい。
遊覧船にのり、島巡りをしていると遠く北のほうに自衛隊の基地があるのかミサイルの発射演習をしており、ミサイルが残す半円の光と煙と松島の景色がすごいコントラストを出していた。
翌朝、台風接近でいよいよやばくなってきた。しかも関東直撃後東北へまっすぐに来そうだ。後2日の予定を早めて9日に帰ることとした。
あとでのことですがこの台風でたくさんの被害が出ておりました。私達が通ったところや行く予定のところでも被害が出ており、よそ者の私達がご迷惑をおかけしなくて良かったと思っています。
 

買ってきたお土産ものたち
bouken clubという会社から出ている仕込釜の杖、山菜取り用としてホームセンターに売っていた。こちら独特のものだと思う。棒が短いものもあったがやはり杖として使用ができるこの長さが買い。熊防止の鈴がうれしい。

たまたま、入った映画館でお先にスターウォーズを見てしまった。しかもガラガラで最も良い席で見れたのが嬉しく、思わず買ってしまった。R2D2が空を飛べるのが本編ではじめてわかった。いままであの歩行でどうしてこんなところに居られるのだろうか疑問に思っていたが氷解した。このストラップでもR2D2から炎がでて飛んでいます。

釣の道具2点
船でのカレイつり用に使うおもり、こいつで底をこついで煙を立ててカレイをおびき寄せる。私は船に乗らないのですがきれいなおもりなので買ってしまいました。文鎮にでもしようかと思っています。
仕掛け・・・いろいろとカレイ仕掛けは見てきましたが全体が黒ぽっくしかも金色のしもり玉がついていてしかも毛ばりのようになっている。この毛ばりが気に入ってしまいました。絶対につれるぞ!っていう感じにしてくれます。
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