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第2回阪神競馬6日目  11 R  競走成績    天候  晴    芝   良
第060回桜花賞
サラ4歳 牝馬 指定 オープン・定量 1600芝 18頭 ★☆★  G1  ★☆★

妻本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 単オッズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    1着  8 チアズグレイス    牝4  55.0  490-16 松永 幹 1:34:9        15.9
 ▲  2着 11 マヤノメイビー    牝4  55.0  448  0 幸  英 1:35:1 1.1/2  18.4
    3着  4 シルクプリマドンナ  牝4  55.0  422 +4 藤田 伸 1:35:1   アタマ   8.0
◎   4着 13 サイコーキララ    牝4  55.0  480  0 石山 繁 1:35:2   1/2   1.8
 ×  5着  2 サニーサイドアップ  牝4  55.0  432 +2 四位 洋 1:35:4 1.1/4  41.8
○   6着  5 レディミューズ    牝4  55.0  466  0 岡部 幸 1:35:4   クビ   6.7
    7着 12 スプリングガーベラ  牝4  55.0  432-12 後藤 浩 1:35:6     1  93.7
    8着  3 ベルグチケット    牝4  55.0  420 -8 柴田 善 1:35:7   1/2  79.0
 ◎  9着  9 ジョーディシラオキ  牝4  55.0  430 +4 武  幸 1:35:8   3/4  42.5
△△ 10着 10 オリーブクラウン   牝4  55.0  446 +8 的場 均 1:35:8    ハナ  78.5
   11着 16 エアトゥーレ     牝4  55.0  436 -2 武  豊 1:36:3     3   9.0
   12着  1 アカズキンチャン   牝4  55.0  452  0 熊沢 重 1:36:3   クビ 154.7
▲  13着 14 エンゼルカロ     牝4  55.0  442 +4 田中 勝 1:36:4   1/2 170.7
   14着  7 グロウリボン     牝4  55.0  474 -2 松田 大 1:36:5   1/2 346.5
 ○ 15着 17 フューチャサンデー  牝4  55.0  436 +4 横山 典 1:36:5    ハナ   9.9
   16着 18 カシノエトワール   牝4  55.0  456 +4 安藤 勝 1:36:9 2.1/2 287.1
   17着  6 アルーリングアクト  牝4  55.0  400 -6 秋山 真 1:37:0   1/2 178.4
   18着 15 パールビコー     牝4  55.0  448 +6 上村 洋 1:40:2   タイサ 212.0

 単 勝 式         複 勝 式
       8      1590円  1. 8     380円
  枠番連勝式                  2.11     530円
    4−6      7130円  3. 4     240円
  馬番連勝式                                          
  08−11   8010円                          
  馬番ワイド                                          
  08−11   2060円                          
  04−08   1200円                          
  04−11   1550円                          


競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
今年のG1はリベンジがトレンド?
  • チアズグレイスですかぁ...。
    阪神競馬場のパドック最前列近くでWatchしていた時に、 近くにいたカップルの男の方が、 「チアズグレイスのマイナス16Kgは買いだぞ!」 と女の子に力説しているのを聞いていて、絶対この馬は買わないと決めたら来てしまいました。 あ〜あ。
  • ではいつものようにパドック分析から。今回は生パドック情報です。
    と、言ってはみたものの、どうもパドックでのポジションが悪かったのか、 今一つ、馬の状態がよくわかりませんでした。近すぎるのもいけませんね。
    ということで、はっきり言って、今回よく見えた馬はいませんでした。
    強いて挙げれば、エアトゥーレ、マヤノメイビー、チアズグレイスといったところでしょうか。 人気のサイコーキララもまあまあの状態で、特に強調材料はなく、 レディミューズも、毛ヅヤはGoodですが、腰が甘い印象。 フューチャサンデーも今一つ。期待したジョーディシラオキもパッとしない。
    ということで今回のパドックは今一つでした。
  • レース分析に移ります。
    まず、スタートして場内に悲鳴が上がります。
    武豊騎乗のエアトゥーレがゲートから出てきません。 見る見るうちに6馬身ほどの差をつけられ、この馬はここで終わってしまいました。 (私もここで終わってしまいました...。)
    エアトゥーレのあまりにも派手な出遅れのためか、同馬以外の出遅れには気づかなかったのですが、 リプレイで見る限り、数頭出遅れがあったようです。その中に、注目のサイコーキララの姿がありました。
    さて、先手を取ったのはジョーディシラオキ、2番手にベルグチケット、3番手にチアズグレイスとレディミューズら、 直後にマヤノメイビー、中団にシルクプリマドンナとサイコーキララ、 離れた後方Grに出遅れたエアトゥーレ、フューチャサンデーらが位置します。 向正面ではかなり縦長の展開となり、一見乱ペースのように見受けられました。
  • しかし、1000m通過が58.2。
    まずまずのハイペースではあるのですが、結構、落ち着いた流れとなり、 前を行く馬は悠々と進んでいきます。それと対照的に後続各馬はなし崩しに脚を使わされ、 思うようについていくことができません。
    そして、3角から4角にかけて、前を行く3頭が後続を引き離しにかかり、 レースは最後の直線へと移ります。
  • 直線に入ると、逃げるジョーディシラオキを一気にチアズグレイスがまくり、 早くも先頭に立ちます。後続はなかなか詰め寄ることができず、 一瞬にしてセーフティリードがついてしまいます。
    残り200で好位からマヤノメイビーが、そして、 4角大外を回ったサイコーキララが詰めよりますが、そこまで。 チアズグレイスはそのまま先頭をキープし、見事1着でゴールイン。 2着にはマヤノメイビー、 サイコーキララは内から鋭く伸びたシルクプリマドンナにも交わされる始末で4着、 という結果になりました。
  • チアズグレイスは前走大敗の印象が強く、また、サイコーキララとは勝負付けが済んでいると 思われたためか、あまり人気がありませんでした。 しかし、凡走の要因は太め残りにあると睨んだ陣営は、4歳牝馬にしてはかなりハードな調教を課し、 ギリギリの仕上げで臨んできました。 ふつうここまでやってしまうと、必ず本番でリバウンドがくるものですが、 チアズグレイスは見事期待に答え、桜花賞史上最重量の勝ち馬として名を残すことができました。
    ただ、今後は厳しいかもしれません。今回の走りは、同馬にとって極限の走りのように思われるため、 オークスでその状態をキープできるか否か甚だ疑問です。
  • 2着のマヤノメイビーは実力のあるところを見せてくれました。 いつもは追い込む馬が、今回は早め早めで流れに乗った競馬。 それが好結果に結びついたことは間違いありません。幸騎手の好騎乗と言ってよいでしょう。 もう少し順調であれば、逆転もあったかもしれません。今後に期待です。
  • 3着のシルクプリマドンナはこんなもんでしょうか。馬体が戻ればオークスでもやれそうです。 4着のサイコーキララはどうしたんでしょうね。やはり状態がそれほど良くなかったのではないのでしょうか? 出遅れはしましたが、鞍上の石山騎手はうまく乗っていたと思われます。今後のニュースに注目です。
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PS.
せっかく現地まで行ったのに、結果は散々でした。
こんな桜花賞もめずらしいなぁ。(...そんなことないかもしれない...。)
でも、あまりにものショックで筆が進まず、結果分析の掲載が遅れてしまいました...。
さ、次、次。


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