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<結果と分析>
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第3回中山競馬8日目  11 R  競走成績    天候  曇    芝   やや重
第060回皐月賞
サラ4歳 牡・牝 指定 オープン・定量 2000芝 18頭 ★☆★  G1  ★☆★

妻本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 単オッズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎   1着 16 エアシャカール    牡4  57.0  492 -8 武  豊 2:01:8         3.4
 ○  2着  3 ダイタクリーヴァ   牡4  57.0  490 -6 高橋 亮 2:01:8   クビ   3.3
    3着 14 チタニックオー    牡4  57.0  478 +2 角田 晃 2:02:2 2.1/2  83.0
    4着  2 ジョウテンブレーヴ  牡4  57.0  472 +6 蛯名 正 2:02:2    ハナ  16.1
    5着 15 ヤマニンリスペクト  牡4  57.0  498  0 柴田 善 2:02:3   クビ  59.0
    6着 10 エリモブライアン   牡4  57.0  474  0 的場 均 2:02:4   クビ  22.9
 ▲  7着  5 パープルエビス    牡4  57.0  464 +4 石橋 守 2:02:5   1/2  17.6
    8着 11 トップコマンダー   牡4  57.0  446 +2 和田 竜 2:02:6   クビ  72.9
○◎  9着 13 アタラクシア     牡4  57.0  494 -6 四位 洋 2:02:8 1.1/4   7.0
   10着 12 ニシノアラウンド   牡4  57.0  468 -2 藤田 伸 2:02:8   アタマ 141.5
   11着  6 タイムリートピック  牡4  57.0  484-10 熊沢 重 2:02:9   3/4  91.5
   12着  7 リワードフォコン   牡4  57.0  468 +6 後藤 浩 2:02:9   クビ  15.7
   13着  9 カネツフルーヴ    牡4  57.0  514 +2 松永 幹 2:03:1   3/4  32.0
   14着  4 ピサノガルボ     牡4  57.0  412-14 横山 典 2:03:2   クビ 144.1
 △ 15着  8 マイネルチャージ   牡4  57.0  454  0 岡部 幸 2:03:9     4 112.4
   16着 17 クリノキングオー   牡4  57.0  442-12 幸  英 2:03:9   アタマ  26.2
   17着 18 マイネルコンドル   牡4  57.0  472 -4 伊藤 直 2:04:7     5 102.2
▲  ☆☆  1 ラガーレグルス    牡4  57.0  450 -2 佐藤 哲 競走中止       7.0

 単 勝 式         複 勝 式
      16       340円  1.16     140円
  枠番連勝式                  2. 3     150円
    2−8       620円  3.14    1250円
  馬番連勝式                                          
  03−16    720円                          
  馬番ワイド                                          
  03−16    350円                          
  14−16   4670円                          
  03−14   4190円                          

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第3回中山競馬7日目  11 R  競走成績    天候  雨    芝   やや重
第002回中山グランドジャンプ
障害  5歳上 国際 オープン・定量 4100芝 16頭 ★☆★  G1  ★☆★

 本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 単オッズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   1着  9 ゴーカイ       牡8  63.0  504-20 横山 義 4:43:1         2.9
   2着  6 ボカボカ       セ7  63.0  464    T.トゥーメン  4:43:2   3/4  26.4
 ○ 3着  5 ジアウトバックウェ  セ11 63.0  470    N.ウィリアムソ 4:44:1     5  19.1
   4着  1 メイショウワカシオ  牡7  63.0  478-12 嘉堂 信 4:44:7 3.1/2   8.3
   5着 16 メイビーラフ     セ10 63.0  490    B.スコット   4:45:9     7  12.8
   6着  4 シドニーオペラ    セ7  63.0  486    C.コンホー   4:46:7     5  10.5
   7着 11 ファンドリロバリー  牡8  63.0  428-16 出津 孝 4:46:9 1.1/2   8.9
   8着 13 ノーザンレインボー  牡11 63.0  466 -8 田中 剛 4:47:2 1.3/4   5.9
 ▲ 9着  2 ナインピンズ     セ14 63.0  478    A.キンクスリー 4:47:7     3  15.5
  10着 14 ヒルソサエティー   セ9  63.0  426    P.カーヘリー  4:47:9 1.1/2  45.3
  11着 10 ケイティタイガー   牡12 63.0  464-10 山本 康 4:48:6     4 103.5
  12着  7 コバノスコッチ    セ8  63.0  458 -6 宗像 徹 4:50:0     9 116.2
  13着  8 ヨイドレテンシ    牡7  63.0  484 -2 酒井 浩 4:50:3 1.3/4  28.6
  14着 12 シャンパンファイト  牡10 63.0  512-16 大江原隆 4:52:7   タイサ 177.1
 ◎☆☆ 15 セリベイト      セ10 63.0  452    C.ルウェルン  競走中止      15.9
 △☆☆  3 ポレール       牡10 63.0  474 +4 三浦 堅 競走中止      18.0

 単 勝 式         複 勝 式
       9       290円  1. 9     160円
  枠番連勝式                  2. 6     760円
    3−5      2050円  3. 5     530円
  馬番連勝式                                          
  06−09   5900円                          
  馬番ワイド                                          
  06−09   1980円                          
  05−09   1620円                          
  05−06   4230円                          



競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
中山グランドジャンプは面白かった!
  • フサイチゼノンの急遽の出走取りやめにより、少々盛り下がった皐月賞でしたが、 その代わりに、前日の中山グランドジャンプで、素晴らしいレースを見ることができました。
    とにかく、外国馬の飛越のうまいこと!
    そして、心配されたタイム面もスピードタイプの日本馬とほぼ互角に渡り合う結果となり、 第1回目の国際招待レースとして、実に意義のあるものとなりました。 大成功と言っていいでしょう。 今後が楽しみです。
  • さて、問題の皐月賞ですが、「ラガーレグルス発馬できない事件」に一言触れざるを得ません。 ちまたでは、「あんな馬を出走させたことは調教師・馬主・JRAの責任問題だ」とか 「ゲートを出ていないのだから返還すべきだ」とか 「発走のやり直しを行うべきだった」とか、いろいろ言われています(もちろん逆の意見もあります)。
    ま、それぞれ、確かに一理はあるのですが、私はあれはあれで仕方のないことと思っています。
    たまたまタイミングが合わなかっただけのこと。
    それだけです。
    それよりも何よりも、スタータが発馬スイッチを押して、実際にゲートが開くまでに、 約0.4秒間かかってしまうことのほうが問題と思います。 このタイムラグがもっと少なければ、あのような事故を未然に防げるはずです。 (スタータはゲートを開けるプロですからね。) JRAも公正を期すのであれば、ソフト面の充実だけでなく、基本的なシステムの充実についても、 いろいろ画策してほしいものです。
  • 前置きが長くなりましたが、いつものようにパドック分析から。
    パドックで一番状態が良かったのは、文句なくエアシャカールでした。 懸念されていた馬体細化も全く気にならいほど馬体を大きく見せ、 そして、何と言ってもあの気品さ漂う雰囲気が申し分有りませんでした。出走馬の中で、1頭次元の違うような感じがしました。
    次いで、良かったのはラガーレグルスでしょうか。こちらも勝負気配十分でした。 あとはチタニックオー、マイネルチャージと言ったあたりでしょうか。 注目のダイタクリーヴァはまずまず、アタラクシアは追い切り時のほうが良かったかな?。
  • レース分析に移ります。
    ゲートが開く直前、ラガーレグルスが急に立ち上がる素振りを見せ、ゲートに脚が引っかかったような状態で 無情にもレースが開始されてしまいます。 同馬はゲートの前扉に脚を挟まれた格好となり、そのまま地面に座り込んでしまいます。 そして騎手も当然のように下馬。場内は騒然。馬はなかなかゲートから出ることができず、 係員達が速攻で駆け寄り、なんとかしようとします。(これ以上は画面が切り替わったため、どのように処理されたかはわかりません)
    しかし、レースは淡々と進んでいきます。
  • まず、先手を奪ったのは予定通りパープルエビス。そしてマイネルコンドル、タイムリートピックらが続き、 ダイタクリーヴァとアタラクシアは直後の4・5番手あたり、ジョウテンブレーヴも早めにレースを進めていきます。 それに対し、ゆっくりとゲートを出たエアシャカールは、最後方から2・3番手あたりを悠然と進んでいきます。
  • 1000m通過が60.2。 ペースは明らかにスローでしたが、思いの外、縦長の展開となり、淡々とレースは進んでいきます。
    そしてレースが動いたのは、残り600を切ってからでした。 まず、後続各馬が先頭に押し寄せ、逃げたパープルエビスとの差が一気に縮まります。 そして、後方にいたエアシャカールが徐々に外々を回って仕掛けはじめ、4角では先行勢の直後に取り付きます。
  • 直線に入ると、まず、ダイタクリーヴァが内から、そしてジョウテンブレーヴが馬群の真ん中から割って出て、 先頭を伺います。 そして、ジョウテンブレーヴが一瞬先頭に立ったところで、外からエアシャカールが矢のように強襲し、 あっさりとこれを捕らえます。内ではダイタクリーヴァが二の脚を使い粘り込みを図りますが、 エアシャカールが馬体を併せにかかり、まさに一騎打ち、叩き合い状態。 しかし、勢いに勝るエアシャカールが粘るダイタクを捕らえ、首差つけての完勝。ダイタクは惜しくも2着。 後続では、最後方から直線勝負に賭けたチタニックオーが、 ジョウテンブレーヴをハナ差押さえて見事3着入選を果たしました。
  • 勝ったエアシャカールは、勝つべくして勝ったという感じがします。 それにしても相変わらず武ちゃんはうまかった。今後は、ダービーを勝ってKジョージ遠征という声も上がっています。 このまま順調に行ってもらいたいものです。
  • 2着のダイタクリーヴァは、荒れた内馬場を走らされた点は不利でしたが、 それでもそんな悪条件を跳ね返すだけの素晴らしい騎乗。 最後はエアシャカールの決め手に屈しはしましたが、実に強い競馬を見せてくれました。 展開によってはこの馬が完勝していたかもしれません。地力を感じさせられました。
  • しかし、終わってみれば、弥生賞最先着馬とスプリングS最先着馬との決着。 混戦と言われる時は、いつもこんな結末ですねぇ。
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PS.
何を隠そう、私もゲートが開いた瞬間に馬券の80%が終わってしまいました(エアシャカールとラガーレグルスだったんだよなぁ)。 思わず、モチベーションが下がり、結果分析掲載が大変遅れてしまいました。
ま、それはともかく(未だに引きずってますが...)、 騎手と馬に何事もなく、よかったです。 そして最大のファインプレーは大事故を未然に防いだゲート係員さん達です。拍手。


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