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天皇賞は久々に１番人気の馬が快勝。
思えば、最後に１番人気が勝ったのも雨だったなぁ．．．。
（ちなみにニッポーテイオーです）
そういえば、メジロマックイーンが１番人気で１着降着した時も雨だったなぁ．．．。
（ひとりしみじみ）
パドック分析に移ります。
パドックで一番良かったのは、文句無く、メイショウドトウでした。毛ヅヤと言い、気配と言い、まさに申し分のない状態。次いで良かったのはトゥナンテでしょうか。
人気のテイエムオペラオーについては、私の目には、それほど良かったようには見えませんでした（妻は良いと言ってましたが．．）。
あとはどれもパッとしなかったと思います。
レース分析に移ります。
各馬まずまずのスタート。しかし、外の馬が内に切れ込みながら進んだため、真ん中から内にいた馬が影響を受け、ポジションが下がってしまいます。それを尻目に、ロードブレーブは大逃げ、ミヤギロドリゴ、メイショウドトウ、テイエムオペラオーは外の好位、インには、うまく危機を乗り切ったトゥナンテ。イーグルカフェもいつもより好位に位置します。
逆に、ナリタトップロード、ステイゴールドらは、まともに不利を喰らい、スムーズな競馬ができません。
３角に入ると、ミヤギロドリゴがかかり気味に進出。先頭を行くロードブレーブに並びかけ、後続にはかなりの大差がつきます。が、しかし、後続各馬は落ち着いたもので、４角を回っても自分のペースを守ります。
直線に入ると、逃げていた馬は速くも後退。替わって、好位を進んだメイショウドトウが先頭に、内からトゥナンテとの争いになりますが、外からテイエムオペラオーが見事な末脚で差し切り。全く危なげない勝利で天皇賞春秋連覇を達成しました。
２着には２馬身半開いてメイショウドトウ、３着にはトゥナンテ、４着には大健闘イーグルカフェ、５着になんとかナリタトップロードが入り格好をつけました。
勝ったテイエムオペラオーは、タマモクロス、スペシャルウィークに次ぐ３頭目の春秋連覇を飾るとともに、１２年続いた１番人気連敗のジンクスに終止符を打ちました。なんと和田騎手は東京競馬場初勝利。
でもなんか後味の悪い結果です。ナリタ／ステイあたりが力を出し切れていれば、もっと面白いレースになっていたことでしょう。
次のＪＣではスッキリした結果を望みたいものです。

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PS.
勝利騎手インタビューで、インタビュワーに促されるように言った雄叫び
「シャー！」

これを聞いた瞬間、なぜＪＲＡのＣＭで勝俣氏が起用されたのかが、ようやく理解できました。
そうだったのか。だから勝俣だったのか．．．。
なんか気力が萎えてしまいました。