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第6回東京競馬7日目  11 R  競走成績     天候:晴  ダート:良  
第1回 ジャパンカップダート
サラ4歳上 国際 指定 オープン・定量 2100ダ  16頭 ★☆★  G1  ★☆★
 
妻本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 人気
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 △  1着  6 ウイングアロー    牡6  57.0  460 -1 岡部幸雄 2:07:2         4
    2着  1 サンフォードシチー  牡6  57.0  478 +2 村山明   2:07:8 3.1/2   5
▲○  3着  5 ロードスターリング  セン5  57.0  488前 J.ヴァ 2:08:3     3   6
    4着  4 プリエミネンス    牝4  53.0  470 -1 柴田善臣 2:08:5 1.1/4  11
○▲  5着  9 ファストフレンド   牝7  55.0  502 +2 蛯名正義 2:08:8 1.3/4   1
    6着 10 ビーマイナカヤマ   牡7  57.0  480 -2 鹿戸雄一 2:08:9   3/4  12
    7着 14 ワールドクリーク   牡6  57.0  494 +3 加藤和宏 2:09:0   クビ   9
◎◎  8着  7 ユーカー       セン5  57.0  540前 D.フロ 2:09:4 2.1/2   2
△   9着  2 ナリタホマレ     牡6  57.0  420-12 武豊     2:09:6     1  10
   10着 13 レギュラーメンバー  牡4  55.0  522 -1 松永幹夫 2:09:7   3/4   8
   11着 12 トシザミカ      牝6  55.0  438-12 村田一誠 2:10:3 3.1/2  15
   12着 11 タマモストロング   牡6  57.0  466 -6 小池隆生 2:11:2     5   3
   13着 15 マイネルコンバット  牡4  55.0  474 +2 大西直宏 2:12:4     7  14
   14着  8 シンコウスプレンダ  牡7  57.0  500 +6 横山典弘 2:12:6   3/4   7
   15着  3 オリオンザサンクス  牡5  57.0  526-11 早田秀治 2:13:9     8  13
   ★★ 16 ゴールドティアラ   牝5  55.0  456  0 後藤浩輝 競走除外

 単 勝 式         複 勝 式
       6       580円  1. 6     210円
  枠番連勝式                  2. 1     350円
    1−3      1870円  3. 5     610円
  馬番連勝式                                          
  01−06   3240円                          
  馬番ワイド                                          
  01−06   1060円                          
  05−06   1860円                          
  01−05   2600円                          


競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
素晴らしかったJCD
  • 実にいいレースでした。
    いつものダート戦ではお目にかかれないような超ハイペース。
    そしてその中を力強く突き抜けていくウィングアロー。
    今年のベストレース候補と言えるでしょう。
  • では、パドック分析を始めます。
    パドックで一番良く見えたのはウィングアローとビーマイナカヤマでした。 特にウィングアローはフェブラリーSの時と遜色ないデキでいかにも走りそうな気配でした。
    あとはゴールドティアラの気配が抜群だったように思います。 ただ、スタート前に放馬してしまい、競争除外されてしまいました。残念です。
  • レース分析に移ります。
    まず、ロードスターリング、オリオンザサンクスらが行きかけたところに、 外からレギュラーメンバーが強引にハナを奪い、そのまま後続をちぎっていきます。 1角で早くも2番手ロードスターリングにかなりの差をつける展開。さらにロードスターリングも3番手以降に差をつけます。 その3番手Grにはオリオンザサンクス、トシザミカ、その直後にユーカーとタマモストロング。 少し離れた中団にプリエミネンス、ファストフレンド、ウィングアロー、サンフォードシチー、 後方にはワールドクリーク、ナリタホマレらが位置します。
  • 2角に入ると先頭との差はさらに広がり、超ハイペースの中、かなり縦長の展開となります。
    3角手前では、先頭のレギュラーメンバーにロードスターリングが並びかけ、 以降は大きく離れてユーカーが追いかける展開。 ウィングアローは馬なりに徐々に順位を上げていき、 4角手前では射程圏内に位置します。 対するファストフレンドは押っつけ通しで順位を上げることができません。 そしてレースは直線へ。
  • 直線に入ると、レギュラーメンバーのリードはなくなり、代わってロードスターリングが先頭へ。 しかしそこへ早めに進出したウィングアローが迫り、残り300で先頭に立ち、あとは独走状態となります。 後続では、サンフォードシチーが馬群を割ってきますが、2着を交わすまでで精一杯。 ウィングアローは、結果3馬身半差をつけてゆうゆうと1着でゴールイン。 2着には大健闘サンフォードシチー。離された3番手には、驚異のハイペースを追走した ロードスターリングが入り、力のあるところを見せつけました。
  • 勝ったウィングアローは、余程東京コースと相性が良いのでしょうね。 また、長い距離でそこそこ仕上がっていれば、無敵のような気がします。 決めて勝負になった場合に若干不安は残りますが、力がモノを言う展開になれば、 ドバイでも期待できるかもしれません。それほどまでに、とても良い内容のレース振りでした。
    鞍上の岡部さんは、フェブラリーSG1で4戦2勝と抜群の成績を残していますが、 またしてもJRAダートG1で優勝と、鬼のような成績を残しています。 これでJRAダートG1で5戦3勝ですか。来年も気をつけなくちゃ。フェブラリーは2連勝だったし...。
  • 2着のサンフォードシチーは、状態の良さをそのままレースに結びつけることが出来ました。 というか、東京コースが余程合うのでしょうか。他場との行きっぷりが違います。 距離が不安であったため、前半じっくり脚を貯めることになりましたが、やはりそれが好走の最大の要因と言えるでしょう。
  • 3着のロードスターリングはさすがですね。 あんな超ハイペースを追いかけての3着は、さすが本場仕込みとしか言いようがありません。 これがアメリカの底力なんでしょうね。対するユーカーは能力を出し切ることができませんでしたが、 ちょっと距離が長かったかもしれません。 もうちょっと短い距離−例えば1800くらいの国際で見てみたいものです。
  • 人気のファストフレンドは状態面が今一つだったように思います。好調期間が長かっただけに、 立て直すには時間がかかるような気がします。
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PS.
馬券のほうは、JRACMでの「750円あれば帰れるんですね!」ろいうフレーズがどーも引っかかり、 オッズが750円に近かった「ファストフレンド−タマモストロング」を買って大失敗。 あ〜あ。素直に自分の目を信用すれば良かった。調子の良くない時はこんなものですよね。


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