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高松宮記念の話は置いておいて．．．．。
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やりました！！！！
あのステイゴールドが、長距離遠征のハンデをものともせず、あの強力メンバーの集まった国際Ｇ２（ドバイ・シーマクラシック）で劇的勝利を収めました。
この勝利は、日本競馬界にとって非常に価値のあるものであり、さらには、この勝利で日本競走馬の実力が世界に証明されました。
そしてそして、メインのドバイワールドカップ（国際Ｇ１）では、トゥザヴィクトリーが十分見せ場のある２着と、こちらも大殊勲を上げました。
いやぁ、うれしかったなぁ。
昨日の夜中に「行けっ、行けっ」とか、「そのまま、そのままっ！がんばれ！」とか、とにかく大興奮。
個人的な思い入れもあり、エルコンドルパサーやアグネスワールドの時よりも、本当に、本当にうれしかったです。
さて、ステイゴールドの勝ったドバイシーマクラシックＧ２ですが、メンバは、昨年のエミレーツワールドチャンピオンのファンタスティックライト、その他では、ダリアプールやカイタノ、シルバーノなどなど、とてもＧ２とは思えないメンツ。ステイゴールドは中団のインを窮屈になりながらも、完璧に折り合って、ファンタスティックライトをマーク。直線に入って、ファンタスティックライトが抜け出したところを、馬群を縫うようにして進出。同馬に一完歩ずつ詰め寄ると、最後はハナ差だけ差し切ってゴールイン。見事なレースを演じてくれました（武ちゃんうまかったぁ）。
ドバイのレースは、総じて、道中息を入れることがなく、平均して淀みない流れが続く傾向があります。そのため、ステイゴールドにとって条件は有利な筈と、勝手に思いこんで（笑）、そこそこやってくれるだろうと期待はしていたものの、まさか勝ってしまうとは．．．．（笑）。
これで今後のローテーションは全て白紙になりましたね。関係者にとって、うれしい誤算でしょう。できれば、クラシックディスタンスの代表として、世界で頑張ってもらいたいものです。
ドバイワールドカップのほうでは、トゥザヴィクトリーはほぼ完璧なレースをすることができましたね。レギュラーメンバーが行けなかったところを見ると、流れはかなりのハイペースで、後続になし崩しに脚を使わせるいつもの戦法に持ち込むことができたようです。最後は惜しいところで、キャプテンスティーヴに差されてしまいましたが、その他の有力馬は完封と、実に印象的なレースをしてくれました。
展開に恵まれた感もありますが、それでも、この２着は素晴らしいの一言。なんたって、あのドバイワールドカップＧ１で２着ですよ。エルコンドルパサーの凱旋門賞２着よりも、価値があります。
この馬も、今後のローテーションに注目ですね。
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さて、本題に戻って高松宮記念ですが、トロットスターが勢いそのままに、見事初Ｇ１勝利を遂げました。同馬の状態はギリギリの仕上げで、必ずしも完調ではなかったと思いますが、それでも、直線での瞬発力はさすがの一言。晴れてＧ１ウィナーの仲間入りを果たしました。
ちなみに、パドックで一番良く見えたのは、ビーチフラッグとユーワファルコン。次いでダイタクヤマトとブラックホークあたりでしょうか。
ただ、総じて際だって良く見えた馬はいなかったと思います。
レース分析に移ります。
まず、ハナに立つと思われたユーワファルコンがスタートで痛恨の出遅れ。この時点でユーワファルコンは終わりました。ハナを制したのは、外からテネシーガール、真ん中からメジロダーリングとシンボリスウォード、インからナムラマイカが進出し、最終的にはメジロとシンボリが引っ張る展開。スタートダッシュに遅れたダイタクヤマトは、先行するも、ひしめき合う馬群の中を進む苦しい展開。その後の集団にブラックホーク、そして少し離れた集団にトロットスター、後方にビハインドザマスク、最後方からゴールドティアラが位置します。
前半３ハロンが３３．５。馬場の割には早いペースでレースは進み、４角では先行各馬差のない展開。好位に控えたブラックホークは進路を大外へ。そしてトロットスターは少し遅れてさらに大外をブン回して、最後の直線勝負に移ります。
直線に入って、テネシーガール、メジロダーリングの勢いは止まらず、逆にダイタクヤマトは既にいっぱい。替わって大外からブラックホークが早めに抜け出し、一旦は先頭に立ちます。ところが、その外からトロットスターが並ぶ間もなくブラックホークを抜き去り、この時点で勝負あり。初Ｇ１勝利を実に強い勝ち方で決めました。２着には良く伸びたブラックホーク、大接戦の３着争いは、テネシーガールがダイワカーリアンとシンボリスウォードを振り切り大健闘の３着。人気のダイタクヤマトは８着に沈む結果となりました。
勝ったトロットスターは、着差以上の強さを披露。新たな短距離界のチャンピオンが誕生しました。当分はこの馬の天下が続きそうです。
２着のブラックホークはさすがと言える内容でしたが、今回は勝った馬が強かったということでしょう。ただ、復調傾向は間違いないだけに、復活の勝利も近いはずです。
ダイタクヤマトは、道中周りに馬がいて、ラクできなかったことが痛かったと思われます。左回りが不得意云々については、もう１回見てから判断したいと思います。

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PS.いやぁ、昨晩（ドバイＷＣ生中継観戦）は本当に楽しかった。そして嬉しかった。思わず真夜中に叫んでしまったからなぁ（笑）。
それと、ドバイデューティーフリーも良かった。今回のドバイデーで最高のレースでしたね。このような競馬をリアルタイムで見られたことに感謝感激です。グリーンチャンネルさんありがとう。
ところで、高松宮記念のほうは、久々に新聞予想快心のヒット！でも馬券はイマイチなんだよなぁ．．。ドバイの馬券が買えてたら、当たってたのになぁ。