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第2回阪神競馬6日目  11 R  競走成績     天候:晴  芝:良  
第61回 桜花賞
サラ3歳 指定 オープン・定量 1600芝  16頭 ★☆★  G1  ★☆★
 
妻本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 人気
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◎◎  1着  8 テイエムオーシャン  牝3  55.0  444 +8 本田優   1:34:4         1
    2着 13 ムーンライトタンゴ  牝3  55.0  410 +4 四位洋文 1:34:9     3   4
▲   3着 12 ダイワルージュ    牝3  55.0  478 -8 北村宏司 1:34:9   クビ   2
○   4着 16 ハッピーパス     牝3  55.0  446 +2 岡部幸雄 1:34:9    ハナ   3
    5着  3 マイネカプリース   牝3  55.0  454 -8 安藤勝己 1:34:9   クビ  13
    6着  1 オイスターチケット  牝3  55.0  450-10 秋山真一 1:35:0   クビ  17
×   7着 15 サクセスストレイン  牝3  55.0  442 -6 木幡初広 1:35:1   3/4   6
    8着  7 テンザンデザート   牝3  55.0  440 -4 和田竜二 1:35:1    ハナ  14
 ○  9着  5 リワードアンセル   牝3  55.0  404 -4 後藤浩輝 1:35:2   1/2   7
   10着  6 リキセレナード    牝3  55.0  442 -6 福永祐一 1:35:4 1.1/4  11
   11着  9 ネームヴァリュー   牝3  55.0  444  0 松永幹夫 1:35:6     1  12
   12着  2 タケイチイチホース  牝3  55.0  448 +4 佐藤哲三 1:35:7   1/2  10
 △ 13着 14 ポイントフラッグ   牝3  55.0  510  0 武幸四郎 1:35:7   クビ   8
△  14着 11 フローラルグリーン  牝3  55.0  430 -6 河内洋   1:35:9 1.1/4   5
   15着 10 タシロスプリング   牝3  55.0  472 -8 池添謙一 1:35:9   クビ  15
   16着 17 ツァリーヌ      牝3  55.0  414 -2 小池隆生 1:36:2     2  18
 ▲ 17着  4 フィールドサンデー  牝3  55.0  466 -4 藤田伸二 1:36:2    ハナ   9
   18着 18 ビッグエリザベス   牝3  55.0  440 -4 村本善之 1:38:1   タイサ  16

ハロンタイム  12.4 - 11.3 - 11.7 - 12.3 - 11.8 - 11.4 - 11.4 - 12.1 
上り  4F 46.7 - 3F 34.9 
2コーナー  10(7,8)(3,11)(1,4,5,9,16)(6,12,18)(15,17)13-(2,14) 
3コーナー  10(7,8)(3,11,9)(4,5,16,18)(1,6,12,15)(14,13,17)2 
4コーナー  (*10,8)(7,9)(3,18)(11,16)(1,6,4,5,15)(14,12)(2,13)17 

 単 勝 式         複 勝 式
       8       130円  1. 8     100円
  枠番連勝式                  2.13     290円
    4−7       460円  3.12     130円
  馬番連勝式                                          
  08−13   1080円                          
  馬番ワイド                                          
  08−13    590円                          
  08−12    220円                          
  12−13    830円                          


競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
桜花賞「生」観戦記
  • 阪神競馬場に行ってきました。
    第61回桜花賞記念入場券
  • 当日はとっても天気が良く、4月上旬というよりは、5月上旬といった感じ。 はっきり言って、暑い暑い。ビールがおいしかったです。
    そのためか(?)、馬券のほうはサッパリ。 結局、桜花賞を含めて裏パーとなってしまいました。あ〜あ。
  • さて、レースのほうですが、テイエムオーシャンは期待通りの強さでした。 1頭だけ次元が違いますね。マックスビューティを思い出しました。
    これほどの差があると、距離不安はあってもオークスまで行ってしまいそうです。
  • さて、いつものようにパドック分析から(今回は生パドックですよ)。
    パドックで一番良く見えたのは、ポイントフラッグで、 次いでダイワルージュとフィールドサンデーあたり。
    ポイントフラッグは芦毛のため状態が分かりづらいのですが、それでも皮膚の薄さと張りの良さは 一目で分かるレベルであり、現時点としては申し分なかったように思います。 これで、腰のあたりがパンとすれば完璧なんですが...。
    人気のテイエムオーシャンは、今一つキレの悪い感じ。 もちろん水準以上ではあるのですが、 どちらかと言うとチューリップ賞当時のほうがよかったくらい。 ただ、非常に落ち着いていたので、能力は出せる状態でした。
  • レース分析に移ります。
    ダイワルージュがゲートを嫌って、発走が約3分ほど遅れましたが、 スタートは各馬ますます。 ポイントフラッグがスッと下げた以外は、各馬前に取り付いていきます。
    先頭を切ったのは、内からテンザンデザート、外からタシロスプリング。 その後ろを、手綱を扱いてテイエムオーシャンやフローラルグリーン。 好位にマイネカプリース、オイスターチケット、ハッピーパス。 後方にダイワルージュ、サクセスストレイン、ムーンライトタンゴ、 最後方にポイントフラッグという位置取り。
    スタートして手綱を扱いたためか、テイエムオーシャンは行き脚がついてしまい、 折り合いを欠いてしまいます。 それもそのはず。速くなると思われたペースは、前半4ハロンで47.7、 1000で59.5と例年の桜花賞の中でも非常に遅い展開。 ちなみに、この時、丁度ターフヴィジョンにその姿が大写しされたため、 場内にどよめきが起きます。
  • その後、テイエムオーシャンは何とか折り合いがつき、レースは淡々と進んでいきます。 そして、残り600の時点でテイエムオーシャンが先頭に並びかけると、 ペースは一気に加速し、直線入り口ではや先頭。 そのスピードに他馬は全くついていくことができす、残り200で勝利は確定。 後続各馬が追い込むも、最後はラクな手応えでゴールイン。見事21世紀最初のクラシックをゲットしました。
    2着争いは、オイスターチケット、マイネカプリースらが粘るところを、中団からハッピーパス、 大外からダイワルージュとムーンライトタンゴが追い込み、ダンゴ状態となりましたが、 外を回ったムーンライトタンゴとダイワルージュが2・3着。4着にはハッピーパス、5着には大健闘マイネカプリースという結果となりました。
  • 勝ったテイエムオーシャンは、着差以上の完勝。 圧倒的1番人気にかる〜く応えてくれました。 そのスピード・切れ味は他馬との比ではなく、マイルまでの距離であれば、 現時点でこの馬に勝てるのはいないような気がします。
    鞍上の本田騎手は、うれしい初クラシック。G1はゴールドシチーとテイエムオーシャンの3歳G1を含む3勝目となりました。 本田騎手と言えば、「先行・逃げ」というイメージがあり、 逃げるときは何が何でも逃げるその姿勢は清々しさえ感じられます。 ということで、テイエムオーシャンにとっては最良のパートナですね。
    今後の目標はオークスですが、桜花賞のように折り合いを欠いてしまうと、 さすがに持たないような気がします。 ですが、他に強敵もいないので、案外、あっさり勝ってしまうような気もします。 あと1ヶ月でどれくらい精神的に成長するかが鍵となりそうです。
  • 2着のムーンライトタンゴには驚きました。 条件戦・初芝で好タイム勝ちと時計は持っていたのですが、それはあくまでも条件戦。 強いメンツに入って試金石と思っていたところ、4角最後方で大外矢のような伸び。 エアデジャヴーみたいでしたね。 オークスでは血統的にも人気になりそうですが、こちらでも十分勝負になりそうです。
  • 3着のダイワルージュはどうしてしまったんでしょう。 ゲートでの失態は、精神的にかなり疲労したものと思われます。 ま、それでも2着とは差のない3着と、それなりに結果は出してくれてます。 ところで、ゲート再審査ですが、 スタンド前発走となるオークスはどうでしょうね。課題が残りました。
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PS. 冒頭でも言いましたが、馬券のほうはサッパリ。
全くいいところがなかったので、 本田騎手がスタンド前に戻っている頃には、阪神競馬場を後にしてました。 来年こそはなんとか...。


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