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<結果と分析>
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2001年3回東京2日( 5月 20日) 11R 
第62回 優駿牝馬(GI) サラ系3歳 2400m 芝・左  牝(指) オープン 定量 
本賞金: 9700、 3900、 2400、 1500、 970万円 発走 15:35  天候:晴  芝:良  
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妻本 着順 番    馬      名     性齢 斤量 馬体重   騎  手  タイム 着差  調教師 単勝人気 
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   1着 13 レディパステル   牝 3 55.0 448 + 4 デザーモ 2:26.3       田中清隆   5 
○▲ 2着  1 ローズバド     牝 3 55.0 412 + 2 横山典弘 2:26.3 クビ   橋口弘次郎 4 
◎△ 3着 12 テイエムオーシャン 牝 3 55.0 440 - 4 本田優   2:26.7 2.1/2 西浦勝一   1 
   4着  6 サクセスストレイン 牝 3 55.0 454 +12 木幡初広 2:26.7 クビ   稲葉隆一   7 
 ○ 5着 11 オイワケヒカリ   牝 3 55.0 478 +10 小林淳一 2:26.7 ハナ    柴崎勇     6 
▲  6着  7 ムーンライトタンゴ 牝 3 55.0 420 +10 四位洋文 2:26.9 1.1/2 安田隆行   2 
△  7着 10 ハッピーパス    牝 3 55.0 456 +10 岡部幸雄 2:27.0 1/2   藤沢和雄   8 
   8着 18 アデレードシチー  牝 3 55.0 402 - 6 藤田伸二 2:27.1 クビ   清水出美  11 
   9着 15 ブライアンハニー  牝 3 55.0 474 + 8 河内洋   2:27.2 3/4   長浜博之   9 
  10着  2 ネームヴァリュー  牝 3 55.0 448 + 4 松永幹夫 2:27.2 ハナ    山内研二  18 
  11着  4 ポイントフラッグ  牝 3 55.0 520 +12 須貝尚介 2:27.6 2.1/2 須貝彦三  15 
×◎12着 16 アスクコマンダー  牝 3 55.0 476   0 武幸四郎 2:27.8 1     伊藤雄二  10 
  13着  8 ダイワルージュ   牝 3 55.0 480 + 2 北村宏司 2:27.9 1/2   上原博之   3 
  14着  5 オイスターチケット 牝 3 55.0 450   0 秋山真一 2:28.1 1.1/2 松田国英  14 
  15着 14 モットヒカリヲ   牝 3 55.0 444 - 4 後藤浩輝 2:28.5 2.1/2 音無秀孝  17 
  16着 17 シェリルウーマン  牝 3 55.0 456 + 2 田中勝春 2:28.7 1     土田稔    13 
  17着  3 リキセレナード   牝 3 55.0 444 + 2 福永祐一 2:28.8 1/2   瀬戸口勉  16 
  18着  9 サマーキャンドル  牝 3 55.0 466 - 4 柴田善臣 2:30.5 大差  高橋祥泰  12 
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ハロンタイム  12.2 - 11.3 - 11.7 - 12.3 - 12.9 - 12.9 
             - 13.1 - 12.7 - 12.1 - 12.3 - 11.2 - 11.6 
上り          4F 47.2 - 3F 35.1 
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1コーナー  18,9,5,4(8,12)(6,11)(15,17)10,16(2,14)(1,7)(3,13) 
2コーナー  18,9,5(4,8,12)(6,11,17)(10,15)(2,1,16)(13,7)14-3 
3コーナー  18,9(5,12)(8,17)(4,11)(6,15,16)(10,13)(14,1,7)2,3 
4コーナー  18,9(5,8)12(10,4,6,11)(13,1,15,17)(2,14,16)7,3 
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<払戻金・給付金>
単勝 13 1,760円 5番人気     枠連   1-7 3,450円 14番人気 
                            馬連   01-13 4,860円 18番人気 
複勝 13   300円 5番人気     ワイド 01-13 1,470円 16番人気 
     01   210円 4番人気            12-13   780円  5番人気 
     12   130円 1番人気            01-12   510円  3番人気 


競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
お見事デザーモ騎手
  • デザーモ騎手の巧さが光ったレースでした。
    スタートはゆっくり出て最後方から。そして道中は前の馬を壁にして折り合いに専念するも、 徐々に徐々にと前へ進出。 4角では外へ回さず馬群を捌いて射程圏に位置すると、最後は鋭い伸びで他馬を一蹴。 お見事でした。
    ただ、デザーモにいいようにやられてしまう日本騎手陣には、ちょっとがっかりです。 もう少し巧くなってもらいたいものです。 少なくとも、馬と馬の間を緊密に、そして真すっぐ走らせるよう努力して下さい。
  • では、パドック分析に移ります。
    パドックで一番良く見えたのは、内から順に、ローズバド、オイワケヒカリ、シェリルウーマンの3頭。 特にローズバドとオイワケヒカリは、実に馬体を大きく見せ、絶好の状態にあったように思います。 注目のテイエムオーシャンはまずまず問題ない状態。ダイワルージュは心なしかガレていたような気がします。
  • レース分析に移ります。
    スタートして好発を切った大外アデレードシチーが果敢に先頭へ。 次いでサマーキャンドル、オイスターチケット、ポイントフラッグが続き、流れはスンナリ落ち着いてしまいます。 距離不安のあるテイエムオーシャンは、ダイワルージュと共に好位の5・6番手、 これをマークするようにサクセスストレインとオイワケヒカリ、 中団にはハッピーパス、アスクコマンダー等、 後方にはローズバドとムーンライトタンゴ、そして最後方にはレディパステルという隊列でバックストレッチへ。
  • 1000の通過ラップが60.4。 明らかにスローな展開であり、その結果、予想されたようにテイエムオーシャンが行きたがります。 鞍上の本田騎手は終始押さえまくり。それに対し他馬は折り合いをつけ、スムーズに流れに乗っていきます。
  • 3角に入っても先頭Grの隊列は変わらぬまま。 対し後方では動きがあり、前述のようにレディパステルが徐々に前に進出。 ローズバドもいつもより早めに動き4角手前で早くも中団。 そしてペースは一気に上がり、直線の攻防に移ります。
  • 直線に入って、テイエムオーシャンはまだ押さえたまま。 残り400手前でようやく追い出しを開始しますが、 丁度そのタイミングで追い込んできたローズバドに外から被され、一瞬行き場を無くします。 結果的にこれが致命傷となり、テイエムオーシャンはここで脱落。
    対するローズバドはそのまま先頭に立ち、ここで勝負あったかに思えました。 ところが、ローズバドよりも一呼吸遅らせて追い出されたレディパステルが急追し、 残り100を切ったところで逆転。最後はクビ差交わして見事優勝。鞍上のK.デザーモ騎手は 外国人騎手初のクラシック制覇を成し遂げました。
    2着にはローズバド、3着にはテイエムオーシャンが入り、 4・5着に差無くサクセスストレイン、オイワケヒカリが入る結果となりました。
  • 勝ったレディパステルは雰囲気のある馬体を持っていました。 ただ、本格化は秋以降と思っていただけに、今回の激走には少々驚きました。 デザーモ騎手がうまく能力を引き出したことが一番の勝因なんでしょうが、 素質はあっただけにこの結果にも納得です。
  • 2着のローズバドは惜しかったですねぇ。 結果的に先頭に立つのが早かったことになってしまいましたが、勝ちに行っての競馬だけに、 誰も攻められません。今回は展開の綾で負けはしましたが、秋には逆転の可能性も残されています。
    それに対し、テイエムオーシャンは情けなかったですね。 というよりも、本田騎手は明らかな騎乗ミスを犯しました。 あれほど強気のコメントを残していたんだから、もっと強気に攻めて欲しかった。 強気に攻めた結果での敗退であれば、皆納得したと思うのです。 結局、誰よりも距離に不安を持っていたのは、本田騎手だったんですね。
    今回は、少々厳しい意見を言いましたが、秋に期待しております。
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PS.とうとう、妻の本命馬・連続勝利記録も途切れ、予想も外れ。
(でも妻はしっかりワイドを取っている...)
私の方は、相変わらずの惨敗記録更新中...。
ふぅ〜。何か疲れたなぁ。
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編集後記
この後、私は熱発で寝込むのであった...。


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