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<結果と分析>
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第5回京都競馬4日目  11 R  競走成績     天候:晴  芝:良  
第26回 エリザベス女王杯
サラ3歳上 牝馬 国際 指定 オープン・定量 2200芝・外  15頭 ★☆★  G1  ★☆★
 
妻本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 人気
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◎◎  1着 13 トゥザヴィクトリー  牝5  56.0  496 前 武豊     2:11:2         4
△▲  2着  2 ローズバド      牝3  54.0  420 -2 横山典弘 2:11:2    ハナ   2
    3着  7 ティコティコタック  牝4  56.0  438 +4 武幸四郎 2:11:2    ハナ   5
○○  4着 11 レディパステル    牝3  54.0  452 +6 蛯名正義 2:11:2   クビ   3
    5着  1 テイエムオーシャン  牝3  54.0  446 +4 本田優   2:11:3   クビ   1
    6着  8 カリスマサンオペラ  牝4  56.0  468 +2 幸英明   2:11:5 1.1/4  13
    7着 14 タフネススター    牝4  56.0  456  0 松本達也 2:11:7 1.1/4   8
    8着  6 メジロサンドラ    牝5  56.0  466  0 熊沢重文 2:11:7   クビ   9
×   9着  9 マルカキャンディ   牝5  56.0  478 -6 福永祐一 2:12:1 2.1/2   7
   10着 12 ポイントフラッグ   牝3  54.0  524+14 須貝尚介 2:12:3 1.1/2  14
▲  11着 15 ヤマカツスズラン   牝4  56.0  496 -2 池添謙一 2:12:7 2.1/2  10
   12着 10 スリーローマン    牝4  56.0  456 +6 四位洋文 2:12:8   3/4  11
   13着  3 スプリングチケット  牝4  56.0  448 +4 角田晃一 2:13:1 1.3/4   6
   14着  5 タイキポーラ     牝5  56.0  486 +2 松永幹夫 2:13:6     3  12
   15着  4 マイニングレディ   牝3  54.0  474+16 小林徹弥 2:14:3     4  15
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ハロンタイム   12.3 - 10.9 - 12.0 - 11.7 - 11.6 - 12.0
             - 12.3 - 12.1 - 12.3 - 12.0 - 12.0 
上り          4F 48.4 - 3F 36.3 
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1コーナー     15,5,1(3,12)-6(4,7)(11,13)-(8,9,14)(2,10) 
2コーナー     15,5-1-(3,12)-6,4,7,11,13(8,9,14)(2,10) 
3コーナー     15,5=1,12-3(4,6)-7,11,13(8,14)9(2,10) 
4コーナー     15,5-1,12-(3,6)4(11,7)13,8,14(2,9)10 
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 単 勝 式         複 勝 式
      13       590円  1.13     240円
  枠番連勝式                  2. 2     190円
    2−7      1280円  3. 7     280円
  馬番連勝式                                          
  02−13   2050円                          
  馬番ワイド                                          
  02−13    830円                          
  07−13   1070円                          
  02−07    940円                          


競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
素晴らしいレース
  • 本当に素晴らしいレースでした。
    意表をつく武豊=トゥザヴィクトリーの後方待機策。
    結果的にハイペースとなり、個々の馬の能力が存分に発揮された点。
    そして直線での攻防。
    現時点で、間違い無くJRA_G1今年のベストレースと言えるでしょう。
  • パドックでの各馬の状態は、皆キッチリ仕上げられており、甲乙付け難いものでした。 その中で特に良かったのはテイエムオーシャンとローズバド、そしてティコティコタックだったでしょうか。 それらと比較すると、トゥザヴィクトリーとレディパステルは若干割り引きが必要ぐらいの程度でした。
  • さて、レースのポイントはいきなりスタート直後にやってきます。 各馬まずまずのスタートを切った中、先行すると思われた武豊=トゥザヴィクトリーは、 ゆっくりゲートを出ると、外のヤマカツを先に行かせ、しばらく悠悠自適に他馬と離れて進んできます。 そこでじっくり馬を落ち着かせ、徐々に徐々に馬群に歩み寄り、後方で折り合いをつけていきます。 もともと同馬は先行馬。前に馬がいると抜きにかかってしまう気性であったのですが、 武豊は、非常に思い切った戦法で、見事に折り合いをつけてしまいます。 まさに恐るべし武豊。
  • 一方、それ以外の馬はほぼ戦前の予想通りの位置どり。 ただタイキポーラが他馬と接触した結果、必要以上に逃げるヤマカツを突付きまくり、ペースは予想以上のオーバーペース。 そのため3番手につけたテイエムオーシャンは秋華賞同様逃げるのと同じ形。 そこから結構離れた後方にレディパステル、ティコティコタック、そしてトゥザヴィクトリー。 ローズバドは最後方Grに位置し、勝機を伺います。
  • 直線に入って逃げるヤマカツと後続Grとの差は見る見るうちに詰まっていき、 まずテイエムが直線半ばで先頭に立ちます。 しかし、そこへ内からレディパステル、外からティコティコタックとトゥザヴィクトリーが襲い掛かり、 テイエムを飲み込むように交わします。 しかし、テイエムもさすがのもので、馬体が併さると再び伸び、各馬一団となったところへ、 更に大外ローズバドが物凄い脚で襲い掛かったところがゴールイン。 まさに横一線という表現がピッタリの結果で、その中で勝利したのはトゥザヴィクトリー。 2着はわずか8センチの差でローズバド、3着にはさらに8センチの差でティコティコタック、 そしてレディパステル、テイエムオーシャンがクビ差で続く結果となりました。
  • 勝ったトゥザヴィクトリーは、普段と異なる後方からの競馬で見事G1初勝利。 もともと先行抜け出しで詰めが甘い馬だっただけに、勝つためには常に前に馬を置いて、 ゴール手前で追いつくという作戦がズバリ的中。 しかし、G1の舞台でいきなり普段と異なる手法をとり、それを結果に結び付けてしまうあたりは、 武豊たる所以でしょうか。素晴らしい騎乗でした。 ただ、直線に向いて、抜け出すときの速さは素晴らしかったものの、 最後止まり気味になった点は課題として残りました。これが休み明けで必ずしも完調になかったせいかもしれませんが、 次走に向けてどう解消されるかが焦点です。
  • 2着のローズバドは、またしても惜しい2着。 しかし、それにしてもこの馬はめちゃめちゃ強いですね。直線入ってほぼ最後方から馬群を縫う様にして他馬をゴボウ抜き。 最後は8センチ届かなかったものの、悔いのない競馬はできたことでしょう。
  • それは3・4.5着に入った各馬にも言えることで、 ティコティコタックはまさに申し分のない騎乗、レディパステルも秋華賞での反省点をキッチリ解消、 テイエムオーシャンもほぼ満足のいく王者としての騎乗・レース振りを披露し、 それぞれ能力を出し切ったとことと思います。そういう意味で非常に素晴らしかったレースであると感じました。
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PS. 超久々に本誌予想が的中!
そして妻の予想も(ついでにベガの予想も)的中と、 なんか、こんなことがあったのはいつ以来かわからないという結果となりました。 いやぁ、よかったよかった。来週もこの調子で頑張ります。


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