news0213

アナウンサー：「第63回菊花賞、スタートしました」
アナウンサー：「各馬バラけたスタートを切りま．．．オーっと、１頭落馬、１頭落馬」
スタッフの声（小声）：「ノーリーズン!、ノーリーズン！」
アナウンサー：「ノーリーズンが落馬です！、なんと１番人気ノーリーズンが落馬・競争中止です。早くも波乱です！」
その瞬間、頭の中が真っ白になってしまいました。
「あ、全て終わった。。。。」
それから先のことは、あまりよく憶えていません。。。。。
なんとなんと、スタート直後、落馬！！
誰がこんな展開を考えたことでしょう。。
そうそう、有馬記念のメリーナイス落馬事件を思い出しました。そう言えば、あの時も私はメリーナイスからいっていて、痛い目に遭った経験があります。。。。
あ～あ。。。。。
ということで、各騎手のコメントを以下に引用することで、レース分析と致します。
角田騎手：
「バテずに伸びる馬なので、それを信じて追った。抽選で（出走メンバーに）入った上に勝てて、本当に奇跡のような勝利だと思う」
武騎手：（公式ＨＰより）
「本当にもったいないことをしました。ゲートを出てすぐのところで右前脚を滑らせるようにしてバランスを崩して落馬。どうしようもないこととはいえ、ファンの皆さんにご迷惑をおかけしました。幸い、ノーリーズンに故障はないようですし、ボクもケガはありません。」とのこと。
人馬、共に無事で何よりです。。。。
ところで、勝ったヒシミラクルは、まさに奇跡の勝利でしたね。全てがこの馬にとって、よい条件となったのでしょう。
◇◇◇◇◇◇◇◇
レース直前になって強くなった雨
-->思わぬ大本命馬の競争中止
-->目標を失って戸惑う騎手達
-->なぜかペースが速くなり（心理的なものか）、本日の条件では非常に厳しい展開へ
-->中距離得意の馬ではどうしようもない展開になってしまう
-->最初からステイヤーとしての走り方を意識していたものが日の目を見る
◇◇◇◇◇◇◇◇
ヒシミラクルは、最初は後方に控えながらも、２周目のバックストレッチにて外々を回ると、２周目の坂の登りから下りにかけてじんわりと前へ進出。そして終始大外をぶん回して４角では先頭に立つ勢い。あとは先に抜け出したメガスターダムを振り落とすと、ギリギリ追いこんで来たファストタテヤマを鼻差抑えてゴールイン！
いやぁ、まさしくステイヤーでしかできない芸当を演じてくれました。ふつうは、こんな乗り方をしたら直線止まってしまうんですが、馬場が渋ったことが幸いし、なんとか乗り切ることができたのでしょう。
なお、いかにも恵まれ着のように書いておりますが、強引なレースをして勝ち切ってしまうというのは、真の力が無ければできない芸当のはず。それゆえ、決してフロックではなく、ちゃんと能力があったものと判断します。
ま、今後が課題ですが、とりあえず暮れの中山でその能力を証明してもらいたいものです。
ファストタテヤマは惜しかったですね。あともう少しで栄冠だったのに。。。でも、ホント、メンバに関係なく、京都コースは走りますねぇ。印を打った甲斐があったというものです。
それと、メガスターダムは惜しかった！最後の最後で振り落とされてしまうあたりは、血統だったのかなと思います。それでも、よく頑張ってくれました。夢を見させてもらいました。

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PS.
茫然自失とはまさにこういうこと。
いい予想してたのになぁ。。。。。