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<結果と分析>
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第6回京都競馬6日目  11 R  競走成績    天候    曇    芝      良
第015回マイルチャンピオンシップ
サラ4歳上 国際 指定 オープン・定量 1600芝・外 13頭 ★☆★  G1  ★☆★

妻本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 単オッズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎◎  1着  9 タイキシャトル    牡5  57.0  524    岡部 幸 1:33:3         1.3
    2着 10 ビッグサンデー    牡5  57.0  472+10 高橋 亮 1:34:1     5  35.2
    3着 13 ヒロデクロス     牡7  57.0  460  0 吉田 豊 1:34:2   クビ  49.9
    4着 12 エイシンガイモン   牡6  57.0  464 +4 藤田 伸 1:34:2   アタマ  49.5
    5着  2 シンコウスプレンダ  牡5  57.0  500+22 横山 典 1:34:2   クビ   9.6
    6着  1 キョウエイマーチ   牝5  55.0  498 +4 秋山 真 1:34:3   クビ  12.2
    7着  5 オースミタイクーン  牡8  57.0  508 -6 武  幸 1:34:3   クビ  39.8
○○  8着  4 シーキングザパール  牝5  55.0  472    河内 洋 1:34:3    ハナ   6.7
    9着  7 サクラエキスパート  牡6  57.0  482+14 四位 洋 1:34:4   クビ  66.3
   10着 11 ロイヤルスズカ    牡6  57.0  442 +4 南井 克 1:34:5   1/2  21.1
   11着  3 ランニングゲイル   牡5  57.0  518+10 福永 祐 1:35:1 3.1/2  55.0
   12着  8 ホッコービューティ  牝5  55.0  476+12 熊沢 重 1:35:4 1.3/4 137.8
   13着  6 マウントアラタ    牡4  55.0  480+10 太宰 啓 1:38:7   タイサ  83.1

 単 勝 式         複 勝 式
       9       130円  1. 9     110円
  枠番連勝式                  2.10     380円
    6−7       540円  3.13     440円
  馬番連勝式                                          
  09−10   1290円                          

競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
年度代表馬はこれで確定
  • タイキシャトルはめちゃめちゃ強かった。
    やはりこの馬は一頭レベルが違いすぎる。
    それにしても久々にスカッとするレースでした。
  • ではいつものようにパドック分析から、といきたいところですが、 今日は仕事だったのであまり注意深く見てません。 家に帰って録画しておいたパドックを見ましたが、 パッと見で一番よく見えたのはシーキングザパールでした。 タイキシャトルは気持ち余裕がある感じ、シンコウスプレンダは重め残り、 他ではそれほどいい馬はいないようでした。
    ちなみに、これは妻の報告(in なんばWINS)ですが、 シーキングよりも僅かにシンコウのほうが人気上位だったのが、 馬体重が発表されるや否や、シンコウの人気がガガンと下落していったそうです(笑)。 わかるなぁ、その気持ち。
  • レース分析に移ります。
    まずスタートですが、キョウエイマーチが先頭に立つのかと思いきや、 マウントアラタがロケットスタートを決めて、この2頭が競り合う格好に。 1ハロン過ぎたところで早くも縦長の展開になりました。 それにしてもいいですねぇ。やはり逃げ馬と逃げ馬の意地のぶつかり合いというのは。 こうでなくっちゃ!
  • 話を戻します。かなり離れた2番手グループにはシーキング、タイキ、シンコウ、ビッグら 有力処が陣を成し、速いペースでレースは進んでいきます。
    半マイルを過ぎたあたりには、いつのまにかキョウエイマーチが先頭に立ち、 マウントアラタははやくも後退。そしてキョウエイマーチが息を入れたところで 2番手グループが前を捕らえにかかります。特に3角から4角にかけてのシーキングの勢いは 凄かった。またタイキもなんなくシーキングについていき、4角ではこの2頭で決まったかと 思わせるほど。しかし、4角でキョウエイマーチが驚異の粘り腰でさらに突き放すと シーキングはその時点で息切れ。 対しタイキは持ったままで並びかけ、残り2ハロンまで周りの様子を伺い、 抜け出すタイミングを見計らう。
    後続の馬達も4角からドッと詰め寄り、ほとんど横一線となりかけたところで、 タイキは物凄い瞬発力を見せつけあっという間に1馬身2馬身と差を広げていき、 最終的に5馬身差をつけて圧勝。 2着には外から追い出すタイミングを一呼吸遅らせたビッグサンデーが大混戦を凌ぎきり 見事連対。2着から10着までのタイム差はなんと0.4秒。 実に見応えのあるレースとなりました。
  • 勝ったタイキシャトルはもう素晴らしいの一言。
    大坪さんも言ってましたが(今回は珍しく関西TVの映像を見ていた)、 こんな強い馬・レースを見られて幸せです。
    久々の速いペースに戸惑いはしないか、若干余裕のある馬体は大丈夫か、などと心配されましたが、 全くの杞憂。やはり強い馬は強い勝ち方をしてくれると、たとえ馬券を持っていなくても 満足するものです。
    今後のタイキの進路はおそらくスプリンターズSでそれがラストランになるものと思われますが、 そこでも無事に走りきってほしいものです。
  • 2着に入ったビッグサンデーは得意の距離で実力のあるところを見せてくれました。 特に2着争いの大混戦を凌ぎきったあたりは見事としか言いようがありません。 それにしてもアイルランドT組が活躍するなぁ、このレース。
    3着には安田記念でも激走したヒロデクロスが好走。 直線で不利があったそうですが(映像が小さくて何がなんだかわからなかった)、 それがなかったら2着はあったのでしょうか?知っている人がいましたら教えて下さい。
    4着にはなんとエイシンガイモン。久々に激走しましたね。 状態はよかっただけに納得の一走です。
  • さて、逃げたキョウエイマーチですが、調教や近走の不振、さらにはなんか馬体がパッとしないように 見えていたので終わってしまったのかと思ってましたが、やはり前に行った時のこの馬の強さは健在ですね。 あれだけガンガン競り合って2着に僅差の6着は立派です。
    対し、シーキングザパールは4角までいい感じだったのが、4角でキョウエイマーチに振り切られると なんか戦意喪失したような感じで息切れ。どうしたのでしょうか? 手応えは絶好だっただけに故障でも発症したのでしょうか?それともいつもの気まぐれなんでしょうか? 何事もなければいいのですが...。
  • それにしても今秋最高のレースでした。毎回このようなレースを見たいものです。
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PS.
またしてもまたしてもまたしても......。
ビッグサンデーですか。
考えないことはなかったのになぁ。
調教でテンから飛ばし最後の直線で脚が上がってしまったのを見て、 思わず評価を下げてしまいました。でも時計は速かったんだよなぁ。
そういえばダイタクヘリオスもこんな感じだったなぁ。
...と全てが終わってから気づく私であった。


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