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<結果と分析>
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第1回東京競馬2日目  11 R  競走成績    天候    晴    ダート  良
第016回フェブラリーステークス
サラ5歳上 混合 指定 オープン・定量 1600ダ 16頭 ★☆★  G1  ★☆★

妻本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 単オッズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○◎  1着  9 メイセイオペラ    牡6  57.0  492 +1 菅原 勲 1:36:3         4.7
    2着 12 エムアイブラン    牡8  57.0  476 +4 武  豊 1:36:6     2  11.4
    3着 10 タイキシャーロック  牡8  57.0  516 -9 横山 典 1:36:6   クビ   6.7
◎○  4着 13 オースミジェット   牡6  57.0  516 -2 四位 洋 1:36:7   1/2   5.3
    5着  7 キョウエイマーチ   牝6  55.0  498 -8 秋山 真 1:36:8   クビ   9.0
▲▲  6着 11 ワシントンカラー   牡6  57.0  504  0 柴田 善 1:36:9   クビ   4.5
    7着  6 マチカネワラウカド  牡6  57.0  468 -6 高橋 亮 1:37:0   3/4   9.0
×   8着  3 バトルライン     牡7  57.0  500-10 藤田 伸 1:37:2 1.1/2  24.8
    9着  8 ビッグサンデー    牡6  57.0  474 +2 蛯名 正 1:37:2    ハナ  29.5
   10着 14 テセウスフリーゼ   牡8  57.0  482 -4 的場 均 1:37:4 1.1/4 101.8
   11着  4 メイショウモトナリ  牡6  57.0  518-12 安田 康 1:37:5   クビ  93.2
   12着 15 シャドウクリーク   セ7  57.0  476 +4 岡部 幸 1:37:6   3/4  40.2
   13着  1 マコトライデン    牡6  57.0  466  0 福永 祐 1:38:3     4  20.6
   14着  2 ストーンステッパー  牡7  57.0  506 -2 橋本 広 1:38:5 1.1/2 138.6
 ☆ 15着  5 ミスタートウジン   牡14 57.0  534 +8 中舘 英 1:40:0     9  94.8
△  16着 16 ドージマムテキ    牡10 57.0  510+14 S.サンタース  1:40:1   クビ 307.9

 単 勝 式         複 勝 式
       9       470円  1. 9     220円
  枠番連勝式                  2.12     310円
    5−6       500円  3.10     230円
  馬番連勝式                                          
  09−12   3720円                          

競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
メイセイオペラ圧勝、地方在籍馬JRA_G1初制覇
  • メイセイオペラがやりました。
    初の地方在籍馬による中央G1制覇。しかもダートで。
    今日は歴史に残る日となりました。
    おめでとう。そしてありがとう。
  • 思えば長い道のりでした。
    古くはJapanCupにおけるテツノカチドキ、ロッキータイガー、ジュサブロー、 ロジータ、ジョージモナーク、ハシルショウグン、最近ではあのライデンリーダーなど、 ことごとく中央の壁にぶち当たっていました。
    しかし今日その壁を打ち破り、大変意義のある栄光を掴み取りました。 これを契機に更なる地方・中央の垣根が外れ、より一層の交流が進み、 停滞している地方競馬の再興を期待します。
  • さていつものようにパドック分析を行います。 パドックで一番よく見えたのは、マコトライデンとマチカネワラウカド、 次いでメイセイオペラ、ワシントンカラー、シャドウクリークでした。 オースミジェットは調教時に比べると物足りない気配でした。
  • メイセイオペラについてですが、彼のパドックを今回初めて見たのですが、 馬体のバランスという点では今一つだったように思います。 ただ、それを補うだけの馬体の張りと気配の良さが感じられました。 そして何よりも、馬が周囲の環境変化に動じることなく、 実に堂々と落ち着き払っていたことが一番の勝因だったと考えます。
    なお、エムアイブランは相変わらずパドックでよく見せず、あれで好走されては 仕方ありませんね。昔のタマモクロスを思い出しました。
  • レース分析に移ります。
    まずゲートが開くと真っ先にキョウエイマーチが飛び出します。 そのスピードについていける馬は誰もおらず、そのまま楽に先手を奪います。 そして次位にはメイショウモトナリら内枠の馬達、 それらを見るような形で好位の6番手くらいにメイセイオペラ、 そのメイセイオペラをマークする形で人気どころのオースミジェット、 タイキシャーロック、ワシントンカラー、 そしてさらに後方にエムアイブランと続き、 その直後に暴れるドージマムテキ、最後方グループにマチカネワラウカドと続きました。 そしてレースは淡々と進んでいきます。
  • レースが動いたのは3角から4角の間、残り800の標識を過ぎた辺りから メイセイオペラが上がっていきます。 それを見た各馬はどっと押し寄せる形で4角へ。
    直線に入ってもキョウエイマーチの逃げ足はいっこうに衰えません。 内からワシントンカラーが詰め寄りますがキョウエイマーチを捕らえきることが出来ません。
    一方メイセイオペラは危なげなく外から馬体を併せると、徐々に先頭との差を詰め、 残り200のところで先頭を奪うと、力強く伸びてあとは後続を突き放すのみ。 最終的には着差以上の強い勝ち方で栄冠を勝ち取りました。
    2着争いはメイセイオペラの後ろから行ったタイキシャーロックとエムアイブランが馬体を併せて 追い上げ、結局エムアイブランがタイキをクビ差抑えて2着を確保。 その後はオースミジェットがジリジリ伸びて4着、5着には逃げ粘ったキョウエイマーチという結果になりました。
  • メイセイオペラの勝因は前述した通り、その落ち着き、そして無理することなくレースの 流れに乗ったことでしょう。そして横綱相撲で押し切った点はまさに圧巻でした。 やはり強い馬が強い勝ち方をするのは気持ちのいいものです。
  • 2着のエムアイブランは武豊の手綱捌きに寄るところが大きかったのではないかと思われます。 しかし、自分の型に徹するしかないとはいえ、勝負処で前に行けないのは不満が残ります。 その点が堅実たる所以なのでしょう。
    3着のタイキシャーロックは昨年かかってしまった失敗を繰り返さないため、 馬込みに馬を入れ折り合いに専念していましたが、あれでは勝てません。 タイキシャーロックならば気性的にもう少し前に取り付くことも可能なだけに、 もう少し積極性をもって騎乗して欲しかったです。
  • 4着のオースミジェットは、やはり懸念した流れの速さに対応することが出来なかったのではないでしょうか。 自身切れるタイプでないだけにもっと前に位置したかったのでしょうが、 あれではこの着順が限界でしょう。もう少し距離が伸びて真価を発揮するのでしょう。帝王賞に注目です。
    人気のワシントンカラーはやはり距離が応えたのでしょう。 最短コースを回って、キョウエイマーチを最後まで捕らえきれなかったあたり、 距離の限界を感じました。ただ、勝ちにいっての結果だけに仕方ないでしょう。
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PS.
「今年こそは...」という誓いを立てたにも関わらず、結果は敗退。 連敗記録をまた更新してしまいました。
馬券のほうも1着3着4着でダメ...。
寒い冬です。


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