<99 桜花賞予想> -->「結果と分析」はこちら
99_02.gif

<結果と分析>
(「予想」に戻る

第2回阪神競馬6日目  11 R  競走成績    天候    晴    芝      良
第059回桜花賞
サラ4歳 牝馬 指定 オープン・定量 1600芝 18頭 ★☆★  G1  ★☆★

妻本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 単オッズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ○  1着 14 プリモディーネ    牝4  55.0  484 +4 福永 祐 1:35:5         8.9
▲   2着 17 フサイチエアデール  牝4  55.0  426 -2 武  豊 1:35:7 1.1/2   4.5
    3着 16 トゥザヴィクトリー  牝4  55.0  474 -4 幸  英 1:35:9     1   9.4
    4着  6 ゴッドインチーフ   牝4  55.0  436 -4 河内 洋 1:36:1 1.1/2   4.6
    5着  2 ハギノスプレンダー  牝4  55.0  446 +2 熊沢 重 1:36:2   3/4  15.0
    6着 11 ウメノファイバー   牝4  55.0  416 -4 蛯名 正 1:36:3   クビ  21.8
 ×  7着 10 スタートマーチ    牝4  55.0  424 -4 柴田 善 1:36:3   クビ  56.8
 ×  8着 15 クリムゾンクローバ  牝4  55.0  476 -2 高橋 亮 1:36:6     2 105.6
    9着 12 エイシンルーデンス  牝4  55.0  450 +4 野元 昭 1:36:8 1.1/4  12.1
   10着 13 ゴールデンベル    牝4  55.0  408-10 松永 幹 1:37:0 1.1/4 172.4
   11着 18 アドマイヤゴールド  牝4  55.0  450-12 横山 典 1:37:0   アタマ 227.4
◎◎ 12着  8 スティンガー     牝4  55.0  448 +4 岡部 幸 1:37:0   アタマ   3.1
   13着  5 タヤスブルーム    牝4  55.0  430 -6 藤田 伸 1:37:1   クビ 141.4
   14着  7 カシノリファール   牝4  55.0  444  0 四位 洋 1:37:3     1 341.6
   15着  3 ビューティグロー   牝4  55.0  424-10 後藤 浩 1:37:4   1/2 139.3
○△ 16着  1 ワンダーガール    牝4  55.0  444 -2 加藤 和 1:37:4   アタマ  67.4
   17着  9 ステファニーチャン  牝4  55.0  412 -2 田中 勝 1:38:1     4  63.7
 ▲ 18着  4 フォルナリーナ    牝4  55.0  468 -2 角田 晃 1:38:1    ハナ  87.6

 単 勝 式         複 勝 式
      14       890円  1.14     260円
  枠番連勝式                  2.17     170円
    7−8      1180円  3.16     310円
  馬番連勝式                                          
  14−17   1940円                          

------------------------------------------------------------------------
参考:中山グランドJ結果
------------------------------------------------------------------------
第3回中山競馬6日目  10 R  競走成績    天候    雨    芝      不良
第001回中山グランドジャンプ
障害  5歳上 混合 オープン・定量 4100芝 10頭 ★☆★  G1  ★☆★

着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 単オッズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 1着  5 メジロファラオ    牡7  62.0  466 -4 大江原隆 4:56:2        14.9
 2着 10 ケイティタイガー   牡11 62.0  470 -4 田中 剛 4:57:2     6   9.9
 3着  7 ヨイドレテンシ    牡6  62.0  480-16 嘉堂 信 4:59:2   タイサ  65.2
 4着  1 ビクトリーアップ   セ7  62.0  462+12 横山 義 4:59:9     4   3.3
 5着  9 イチバンリュウ    牡6  62.0  450 -8 金折 知 5:00:3 2.1/2  11.4
 6着  3 フジノセイガイハ   牡6  62.0  524 +2 出津 孝 5:04:5   タイサ  69.8
 7着  4 イブキハイシーザー  牡8  62.0  470 -4 林  満 5:04:8 1.3/4  34.0
 8着  6 チアズロッキー    牡8  62.0  454 -8 三浦 堅 5:04:8    ハナ  54.9
 9着  8 ゴッドスピード    牡6  62.0  502 -2 西谷 誠 5:06:7   タイサ   2.6
10着  2 ファイブポインター  牡5  61.0  458 +2 岡富 俊 5:12:2   タイサ   4.0

 単 勝 式         複 勝 式
       5      1490円  1. 5     330円
  枠番連勝式                  2.10     260円
    5−8      2420円  3. 7     980円
  馬番連勝式                                          
  05−10   4550円                          

競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
プリモディーネ、まさしくプリモディーネ(一級品)
  • いきなりベタなタイトルを付けてみました。
    しかし、名前に負けない見事な瞬発力を見せつけてくれました。
    福永祐一はうれしい初G1勝利。最初は小生意気な若造と思ってましたが、 この日の勝利インタビューを見る限り、人間的に成長したのかなという気がしました。 これからは少し違った見方をする必要がありますね。
  • それにしても、この桜花賞はスティンガーの取捨選択に迷わされたレースでした。 追い切りの内容を見る限り、それほど大したことはないと思っていたのですが、 厩舎周りの引き運動をしている姿を見て、予想以上に仕上がっていると思い、 思わず本命視。しかし、直前の状態(パドック)では、なんか今一つに見える...。
    競馬は難しい...。
  • さて気を取り直してパドック分析から。今回は生パドックの評価分析です。
    まずパドックで一番目を引いたのはやはりプリモディーネでした。 もう、状態面は文句無しの気品と身のこなしの柔らかさ、そして適度に丸みがかった牝馬特有の馬体、 ピカピカの毛ヅヤ、しかもあの落ち着きよう、どれをとっても申し分ありませんでした。 丁度、昨年のロンドンブリッジとファレノプシスの良かったところを両方兼ね備えていたといった感じでしょうか。 それほどまでにデキは素晴らしいものでした。
    2番手以降については、私のジャッジではかなり状態に差があるように見え、 ゴッドインチーフ、トゥザヴィクトリーが2番手グループ、次いでスタートマーチといったところでしょうか。 トゥザヴィクトリーについては、もう少し腰がパンとしていれば文句無しだったのですが...。
    人気のフサイチエアデールは、毛ヅヤ等は全く問題ありませんでしたが、なんか馬体のバランスが悪くて 思わず切ってしまいました(ちなみに私の妻は高い評価を付けていました)。
    問題のスティンガーは上述の通り。なんか走る気配が感じられませんでした。(ま、それでも押さえましたが...)
  • レース分析に移ります。
    まずスタートで波乱が起きます。
    スティンガーが出遅れてしまいました!!
    もう、かなり悪い状況で観戦していたところへ、こんなハプニングが起きてしまい、頭の中は混乱。 どの馬がどの位置取りを取ったのかあまりよく覚えていませんが、記憶の範疇では....、
    まずエイシンルーデンスがハナを奪い、外からトゥザヴィクトリーが2番手をキープ(他にも居ましたが忘れました)。 内からはハギノスプレンダー、ウメノファイバーらが前を伺い、 中団の外目にフサイチエアデール、やや後方に出遅れをカバーしたスティンガー、 そしてその後ろにゴッドインチーフとプリモディーネ、更なる後方にスタートマーチといったあたりで、 レースはまずまずのペース(1000通過58.9)、桜花賞にしては遅いペースで進んでいきました。 (思ったより先行激化とはならなかったものの、馬場状態(先日の雨による馬場劣化)を考えれば、それなりのペースと言えるでしょう。)
  • レースは上記隊列を崩さぬまま淡々と進んでいき、3角から4角にかけてペースが上がり、 後ろの馬達も仕掛けていきます。 2番手のトゥザヴィクトリーが先頭に並びかけ、フサイチエアデールも前を捉えにかかる。 そしてそれを見たゴッドインチーフも動いていき、プリモディーネは行き脚がつかず丁度前が壁になった感じで4角を迎えます。
    そして直線に入り、インに潜り込んだスティンガーは全く良いところなく脚が止まります。 直線先頭に並びかけたトゥザヴィクトリーは一旦先頭を奪うものの、外からやってきたフサイチエアデールに直線半ばで捕まります。 しかしそれもつかの間、外目の間隙を突いてやってきたプリモディーネがものすごい勢いで突っ込み、 そのままゴールイン。2着にはフサイチエアデール、3着にはなんとかトゥザヴィクトリーが粘り込むという結果になりました。
  • 勝ったプリモディーネは道中思ったよりも後方を追走していましたが、おそらく自分のペースに徹していたのでしょう。 4角手前で先に仕掛けられたフサイチとゴッドに行き場を無くされてしまい、「あっ」と思ったところで、 丁度間隙が生じ、後はその瞬発力を活かしての見事な勝利。勝つときはこんなもんですね。
  • 2着のフサイチエアデールはさすがに力強さを見せつけましたが、丁度プリモディーネの目標となってしまい、 惜しいレースとなりました。競馬にタラレバはないのですが、もう少し仕掛けを遅らせていれば別の結果が生まれていたかもしれません。 ただ、一瞬の切れ味で勝負する馬だけに脚の使い処は難しく、人気を背負っている分、先に動かざるを得なかったのでしょう。
    3着のトゥザヴィクトリーは、もう少し状態が良ければあわやのシーンもあったでしょう。少々激しいレースをしただけに、今後が気になりますが、 注目の1頭に変わりはありません。また、4着のゴッドインチーフはオークスでの変わり身に期待ですね。
  • スティンガーはどうしたのでしょうか?ちょっと入れ込み加減だっただけに、出遅れがなくても厳しかったのではないでしょうか? しかし、それよりも、岡部さんが本番直前の阪神9R/10Rと連勝してしまったのが、一番の敗因だったような気がします。
---------------
PS.
今年も「後藤の予想○激走説」は生きていました。本当に◎がこけて○が走る(○しか走らないとも言う...)。
−−−−−−−−−−
ところで、今年も阪神競馬場に出かけ、ライブで桜花賞を観戦してきました。
昨夜の激しい雨(奈良では雷も鳴っていた)が嘘のように晴れ渡り、馬場状態もなんと良馬場! 日差しも強く、あの寒さはどこへやらといった感じでした。
仁川駅に着くなり妻と二人でビール片手にスタンドまで歩いていき(そういえば歩きながらビールを飲んでいたのは我々だけだった..)、 最初の難関である「レディースデイ:ノベルティグッズ」の抽選を見事勝ち取り(今年から全員に当たるわけではなくなってしまった)、 気分が良くなったところで、8Rの特別からベット開始。
私はこの日絶好調で、阪神8,9R、中山10R(中山グランドJ)と立て続けにGETし、 もう負ける気がしない状態で桜花賞パドック分析。
本命には自信満々でプリモディーネを選択し、そこから流すような馬券を買ったのですが、なぜかフサイチエアデールとの組み合わせを持っておらず、惨敗。 妻と言えば、最初プリモディーネを買う気はなかったのですが、私の自信満々の言葉 「この馬だけは買っておいたほうがいい」 との意見を尊重してくれて 見事GET。レースが終わった瞬間に、妻が私のほうを見て「いくらとったの?」といった感じで私のほうを向いていたのがわかっていましたが、 私は唖然とするばかり(ちなみに結果は1着3着でした)。その雰囲気を悟った妻は、冷たく私にこう言い放ったのでした。
「なんで買ってないの?」
あああああ、馬は見えていたのにぃ!妻の助言も聞いておくべきだった!
(参考:妻の推奨馬:フサイチエアデールとトゥザヴィクトリー)


return to JP horse Top