第3回東京競馬6日目 9 R 競走成績 天候 晴 芝 良
第066回東京優駿
サラ4歳 牡・牝 指定 オープン・定量 2400芝 18頭 ★☆★ G1 ★☆★
妻本 着順 番 馬 名 性齢 斤量 馬体重 騎 手 タイム 着 差 単オッズ
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○ 1着 2 アドマイヤベガ 牡4 57.0 454+10 武 豊 2:25:3 3.9
◎◎ 2着 11 ナリタトップロード 牡4 57.0 484 +4 渡辺 薫 2:25:4 クビ 3.9
3着 14 テイエムオペラオー 牡4 57.0 468 +4 和田 竜 2:25:6 1.1/4 4.2
4着 9 オースミブライト 牡4 57.0 444 +8 蛯名 正 2:26:0 2.1/2 8.4
▲▲ 5着 1 ブラックタキシード 牡4 57.0 430 -6 的場 均 2:26:3 1.3/4 13.7
6着 10 ロサード 牡4 57.0 410 +2 高橋 亮 2:26:4 3/4 141.2
7着 7 ペインテドブラック 牡4 57.0 466 0 加藤 和 2:26:4 ハナ 10.3
8着 15 マイネルシアター 牡4 57.0 454 +4 横山 典 2:26:7 1.3/4 22.5
○ 9着 8 ワンダーファング 牡4 57.0 470 +4 幸 英 2:26:8 1/2 68.9
10着 5 ヤマニンアクロ 牡4 57.0 522 -6 勝浦 正 2:27:0 1.1/4 61.1
11着 3 ニシノセイリュウ 牡4 57.0 436 +4 河内 洋 2:27:2 1.1/2 40.8
12着 17 マルブツオペラ 牡4 57.0 456 +8 武 幸 2:27:3 3/4 72.7
△ 13着 12 チョウカイリョウガ 牡4 57.0 466 -8 柴田 善 2:27:5 1.1/2 17.0
14着 6 ブルーコマンダー 牡4 57.0 460 0 吉田 豊 2:27:8 1.3/4 51.3
15着 18 マルシゲファイター 牡4 57.0 486 +6 菅谷 正 2:27:9 3/4 356.3
16着 4 マイネルタンゴ 牡4 57.0 452 0 岡部 幸 2:28:3 2.1/2 59.1
△ 17着 13 タイクラッシャー 牡4 57.0 460 0 松永 幹 2:28:3 クビ 148.6
18着 16 ノーザンカピタン 牡4 57.0 488 +4 後藤 浩 2:30:5 タイサ 323.4
単 勝 式 複 勝 式
2 390円 1. 2 140円
枠番連勝式 2.11 130円
1−6 610円 3.14 140円
馬番連勝式
02−11 820円
競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
騎手コード666
- やられました。
ごろ合わせ予想で「枠7−7」が来るに違いないと吹聴しまっくていたのですが、
なぜかダービーの前のレースで「枠7−7」....。
「ああこれでダービーの7−7はないなぁ」
と思っていたところ、今日のダービー出場騎手メンバの中に、
騎手コード666の人間がいることを知り、今回のダービーはこの人が勝つのだなと思いました。
その騎手の名は「武豊」...。
「99年6月6日」の「第66回」のダービーで「騎手コード666」の騎手が勝つ。
おまけにアドマイヤベガの前走着順は「6着」。
さらに、プレゼンタの木村拓也と一緒に記念撮影をして絵になる騎手といえば、
やはり「武豊」...。
肝心の馬のほうもプラス10Kgと明らかに復調気配。
ここまでレース前に気づいていながら、私はアドマイヤベガを蹴飛ばして惨敗。
う〜ん。これっていったい...。
ちなみに私の妻は素直にベガから流して快勝。
なんかせつないなぁ.........。
- 気を取り直して、まずはパドック分析から.
一番よく見えたのは言うまでもないアドマイヤベガ。前走時とは明らかに気配が違っていました。
次いでブラックタキシードとテイエムオペラオー。そしてマイネルシアターでしょうか。
ナリタトップロードも良かったのですが、少々苛つき気味なのが気になりました。
- レース分析に移ります。
数頭の馬がゲートを嫌った関係で少々遅れて発走。そのためかどうかわかりませんが、
1頭大きく出遅れ。それ以外は各馬まずまずのスタートを切りました。
まず先頭に立ったのはワンダーファング、次いでかかり気味にマイネルタンゴ、
そしてやや離れてヤマニンアクロ、ブラックタキシードらが続きます。
有力各馬は中団後方に固まり、2角を回った時点ではやくもかなり縦長の展開となります。
先頭のワンダーとタンゴは後方をかなり引き離しての逃げ、
3番手ヤマニンアクロはほぼハナを切っているのと同じ展開。
有力各馬は相変わらず中団後方待機で、それぞれの出方を伺っているような様相。
その中でテイエムオペラオーが気持ち前、それをマークするようにオースミブライトとナリタトップロード、
そして少し離れてインにアドマイヤベガと続きます。
3角に入っても前との差は詰まりつつも同じ隊列でレースは進み、
3角4角の中間、残り800を切ったあたりからまずテイエムオペラオー、
歩調を合わせるが如くオースミとナリタが外目から進出します。
ベガは4角手前でようやく前との差を詰めにかかります。
そしてレースは直線の攻防へ。
- 直線に入り、ワンダーファングも粘ろうとしますが、それも残り400まで。
代わってブラックタキシードあたりが先頭に立ちますが、
外目を回ったテイエムオペラオーが直線半ばで先頭に立ちます。
そこへ外から襲いかかるナリタトップロード、ワンテンポ遅らせてアドマイヤベガ。
そして一旦ナリタがテイエムを交わし先頭に立ちますが、勝ったかと思った瞬間差されてクビ差2着。
勝ったのはアドマイヤベガ。最後は自慢の切れ味を存分に見せつけました。
3着には1馬身近く離されてテイエムオペラオー、
そしてやや離れてオースミブライト、そしてブラックタキシードと入り、
終わってみれば有力馬が上位独占。更に言えば3強が他馬との力の違いを見せつける結果となりました。
- 勝ったアドマイヤベガは、前走カイ食いの細りのために体調不十分で皐月賞に臨み、
いいところなく6着に惨敗。今回のダービーは復活をかけての一戦でしたが、
ここにきて体調復活。それを物語るようにいつもの鋭い切れ味を見せ、見事4歳馬の頂点に立ちました。
道中は折り合いをつけるためにスタートしてすぐに内の後方に控え、常に有力馬を見る形。
そして各馬が動いても悠然と構え、気持ち早めに仕掛けるテイエム・ナリタらを後目に
ワンテンポ遅らせての仕掛け。それが最後の伸びにつながりました。
まさに鞍上の好騎乗と言えます。
今後は菊花賞に向けて休養するものと思われますが、もう少し器用さを身につければ
菊花賞でも十分いい勝負は可能でしょう。
なお、鞍上の武豊は史上初のダービー連覇という偉業を成し遂げ、また歴史の1ページに名を残しました。
まさに恐るべし武豊。それにしても木村拓也とのツーショットは実に絵になっていましたね。
- 2着のナリタトップロードは申し分のないレースをし、注文通りの早め抜けだしで
ほぼ能力を出せたものと思われますが、あと一歩のところで大きな勲章を逃しました。
しかしテイエムを競り潰し最後まで粘った辺りは、同馬の能力の高さを示すものであり、
今回はベガの切れ味に屈する形となりましたが、決して力負けしたわけではありません。
現時点で菊花賞最有力候補であると言えましょう。
- 3着のテイエムオペラオーは、早めに動いて他馬の目標となったのが敗因の1つでしょうか。
直線で追われてよれていたあたり、道中かなり厳しい展開だったのかもしれません。
しかし、4着以降には決定的な差をつけており、改めて同馬の能力の高さを見せてくれました。
今後はこの上位3強を中心に動いていくものと思われますが、このまま秋まで順調に推移していってもらいたいものです。
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PS.
馬券はまたまたまたまた外れ。いい読みはしているのですが、どうもそれが結果に結びつきません。
ちょっと休養しようかなぁ...。
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