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<結果と分析>
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第3回阪神競馬8日目  11 R  競走成績    天候    晴    芝      良
第040回宝塚記念
サラ4歳上 国際 指定 オープン・定量 2200芝 12頭 ★☆★  G1  ★☆★

妻本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 単オッズ
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○◎  1着  5 グラスワンダー    牡5  58.0  504 +6 的場 均 2:12:1         2.8
◎○  2着  9 スペシャルウィーク  牡5  58.0  480 +4 武  豊 2:12:6     3   1.5
 ▲  3着  1 ステイゴールド    牡6  58.0  426 -2 熊沢 重 2:13:7     7  32.5
    4着 11 ローゼンカバリー   牡7  58.0  486 +4 菊沢 徳 2:13:9 1.1/4  18.6
▲   5着  7 マチカネフクキタル  牡6  58.0  506 -6 佐藤 哲 2:14:0   クビ  34.6
    6着  3 オースミブライト   牡4  53.0  434-10 蛯名 正 2:14:0   クビ  15.9
    7着  4 スエヒロコマンダー  牡5  58.0  438  0 藤田 伸 2:14:0    ハナ  28.0
    8着 10 キングヘイロー    牡5  58.0  470-16 柴田 善 2:14:6 3.1/2  26.7
    9着 12 ニシノダイオー    牡8  58.0  542 -2 村本 善 2:15:3     4 317.5
   10着  2 ヒコーキグモ     牡6  58.0  504 +2 安藤 勝 2:15:6 1.3/4 187.3
   11着  6 インターフラッグ   牡7  58.0  432  0 河内 洋 2:15:6    ハナ 296.4
   12着  8 スターレセプション  セ8  58.0  448  0 幸  英 2:16:7     7 587.3

 単 勝 式         複 勝 式
       5       280円  1. 5     110円
  枠番連勝式                  2. 9     100円
    5−7       180円  3. 1     210円
  馬番連勝式                                          
  05−09    200円                          

競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
本紙予想、初のパーフェクト!(笑)
  • いや、うれしいです。
    新聞を作成・発行し始めて、はや10年。
    10年目にして初のパーフェクト予想を達成しました。
    最近の調子を考えれば奇跡です。
    そう、まさに奇跡!
    どうしちゃったんでしょう?
    簡単だったという話はありますが、それでもパーフェクトはパーフェクト。
    よかったよかったよかったよかった(あと10ぺん繰り返す:亜月裕みたい?)。
    しかし....、10年やってて初のパーフェクトとは...。う〜ん。
  • それにしてもグラスワンダーは強かったですね。 安田記念の時は明らかに自分の走りができていなかっただけに、 夏は走らないのでは?という憶測が流れていましたが、そんなことは全くの杞憂とばかりに、 後続をちぎってしまいました。
    スペシャルもほぼ自分の形に持ち込んでの完敗だけに、何も言うことはないでしょう。 ちなみに、スペシャルの凱旋門賞参戦プランはこの敗戦により白紙になったそうで、非常に残念です。
  • さて、いつものようにパドック分析を行います。
    まず、一番状態が良かったのはローゼンカバリーでした。これが飛び抜けて良かったですね。 次いでステイゴールド、グラスワンダー、スペシャルという順でしょうか。 ステイゴールドは好走時に見せる細身の馬体、グラスは完璧とはいかないまでも、 有馬記念時と同様、落ち着ききった素振り。 対しスペシャルは、馬体的にはまずまずだったのですが、私の目からは覇気が感じられず、上記3頭よりも劣る評価としました。
  • レース分析に移ります。
    各馬思い思いのスタートを切り、まず先頭を奪ったのはニシノダイオー。ヒコーキグモ、キングヘイローらがそれに続き、 そして、ようやく念願叶ってステイゴールドが好スタートを決め、前に取り付きます。 注目のスペシャルウィークは好位外目の5番手、そのスペシャルをマークする形でスエヒロコマンダーとグラスワンダー、 直後にオースミブライト、そして差のない最後方Grにマチカネフクキタルとローゼンカバリーが続きます。
    スタンド前を通過し1角に入ったところで先頭のニシノダイオーが引き離しにかかり、2番手との差は広がりますが、 2番手以降は意に介さずといった感じで隊列は崩れず、若干スペシャルが前を詰めた程度となります。
  • 1000m通過が1:01:0というスロー。
    これを嫌ってか残り1000の標識を切った辺りからレースは動き、 後続各馬のペースが一気に上がり、見る見るうちにニシノダイオーのリードはなくなります。 そしてスペシャルが馬なりで先頭を捉えにかかると、4角手前で早くも先頭。 スペシャルをマークしていた馬もこれには出し抜けを食らった感じで一瞬差が広がります。 しかし、グラスワンダーはスペシャルにぴったり食らいついていき、4角ではほぼ先頭に迫る勢い。
    そして直線に入り、スペシャルは馬場の良いところを選択して逃げ込みを図ろうとするも、 グラスは残り300の時点でこれをあっさりと交わし、あとは持ったままで後続を引き離すばかり。 スペシャルも抵抗はしますが、あまりにも脚性が違いすぎ、そのままゴールイン。 グラスは実に3馬身差をつける圧勝を収めました。2番手にはスペシャル、そして7馬身の差をつけられて なんとかステイゴールドが3着、そして4着・5着には最後方から差を詰めたローゼンカバリーとマチカネフクキタルという結果となりました。
  • 勝ったグラスワンダーは、メジロパーマー以来の春秋グランプリを制覇、さらには外国産馬としては初の春秋グランプリを制覇という偉業を成し遂げました。 それにしてもグラスは強かった。決め脚勝負になれば必ずやグラスが上位になるとは思っていたものの、 予想を上回る結果に脱帽です。あれほどスムーズに折り合いをつけることができ、そしてあの自在性があれば、 距離が伸びて相手が強くなっても十分やっていけるでしょう。JCが待ち遠しいです。 この調子を持続したまま、いつの日かエルコンドルパサーとの対決を実現させてほしいものです。
  • スペシャルウィークは、展開がスローだった点と、決め脚勝負になった場合にグラスに対して分が悪いと 判断したのでしょうか、いつもより早め早めのレースをしていきました。 もちろん直線で馬場の良い処を位置取る意味合いもあったのでしょう。この騎乗方法には何ら問題はないと思われます。 早めに仕掛けた分、終いに脚が残っていなかったのですが、 それでも上がり3ハロンは35:9。あの馬場を考えれば上々の数字と言えましょう。 この馬自身、力は出し切れたものと思われ、満足のいく結果だったのではないでしょうか。
    しかし、この組み合わせって、なんかメジロマックイーンに対するライスシャワーを思い出しました。
  • 3着に入ったステイゴールドは、近走にない行きっぷりの良さが見られ、道中も理想的な4・5番手をキープ。 一気にペースが上がったところで、相変わらず押っつけ通しとなりましたが、それでも粘りきるのがこの馬の持ち味。 7馬身と大差をつけられはしましたが、よくやったと言えます。名脇役の名に恥じない結果を残したと言えましょう。 (いつか主役になってほしいものです)
    4着のローゼンの状態は過去最高でしたが、やはりこのメンバでは4着が精一杯なんでしょうか。 しかし、ここにきての充実振りは秋に期待を抱かせるものがあります。
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PS.
冒頭でも言いましたが、なんと初の予想パーフェクト!
これまでの鬱憤が全て吹き飛んでしまいました。これで気持ち良く夏を乗り切れそうです。
ちなみに馬券のほうですが、連はステイゴールド流し、そしてステイゴールドの複勝で勝負! (1・2着を◎−○としておきながら、馬券は買わない私であった...。)
その結果、1・2着が通り過ぎた後、ひたすらステイゴールドコールを連発! 3着に確定した時は思わずガッツポーズでした。
いやぁ、こんなに複勝が熱いものとは知りませんでした(笑)。
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阪神競馬場5F一般馬主席章 ところで、宝塚記念の前日、とある伝で、夢にまで見た馬主席(阪神競馬場)に行ってきました。 入ったところは5Fの一般馬主席で、運良くゴール板近くの位置に座ることが出来ました。
馬主席というからには、一般の指定席とは全然違うんだろうなぁと思っていたら、 これが大きな間違い。5F一般馬主席は、結局B指定席の延長線上にあるだけに過ぎず、 少しばかり拍子抜けをしてしまいました。
しかし、そこはやはり馬主席!
明らかに馬主ではない人達もいましたが、やはり馬主さんらしい人達が多く、 いつもと違って落ち着いた雰囲気で競馬観戦することができました。 なんかこう、優越感に浸れたのは申し分なかったです。
これで馬券成績もよかったら言うことなしだったんだけど....。
ま、それはともかく、次の目標は来賓席ですね。


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