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<結果と分析>
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第5回京都競馬6日目  11 R  競走成績    天候  晴    芝   良
第016回マイルチャンピオンシップ
サラ4歳上 国際 指定 オープン・定量 1600芝・外 18頭 ★☆★  G1  ★☆★

妻本 着順 番  馬     名   性齢 斤量  馬体重 騎  手 タイム 着 差 単オッズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎◎  1着  6 エアジハード     牡5  57.0  504 +6 蛯名 正 1:32:8         2.2
○○  2着  9 キングヘイロー    牡5  57.0  484 -2 福永 祐 1:33:0 1.1/2   8.0
▲   3着 15 ブラックホーク    牡6  57.0  524 +4 武  豊 1:33:2     1   3.8
    4着  8 アドマイヤカイザー  牡4  55.0  448 +2 横山 典 1:33:4 1.1/4  19.6
 △  5着 10 キョウエイマーチ   牝6  55.0  508 +9 秋山 真 1:33:4   クビ   7.5
 ▲  6着 16 ニッポーアトラス   牡6  57.0  526  0 M.ロハーツ   1:33:6     1  44.8
    7着 11 チェックメイト    牡5  57.0  468 +2 藤田 伸 1:33:8 1.1/4  54.5
    8着  4 エイシンガイモン   牡7  57.0  472 +6 芹沢 純 1:33:8   アタマ  32.4
    9着 14 ブリリアントロード  牡5  57.0  458 +8 山田 和 1:33:9   1/2  73.9
   10着  3 ダイワテキサス    牡7  57.0  464 -8 四位 洋 1:33:9   クビ  40.6
△  11着  5 エイシンルバーン   牡4  55.0  520 -2 熊沢 重 1:34:1 1.1/2  40.4
   12着  7 ザカリヤ       牡4  55.0  466 +4 柴田 善 1:34:2   クビ  32.6
   13着 12 ミッドナイトベット  牡6  57.0  440 +6 河内 洋 1:34:4 1.1/2  85.3
   14着 18 スギノキューティー  牝5  55.0  454+10 石橋 守 1:34:5   1/2 305.6
   15着 13 スピードスター    牡7  57.0  494  0 上村 洋 1:34:9 2.1/2 269.8
   16着 17 エイシンキャメロン  牡4  55.0  472+12 安藤 勝 1:35:0   3/4  91.1
   17着  2 ドラゴンライト    牡6  57.0  474 -6 松永 幹 1:35:2 1.1/4 110.6
   18着  1 ビッグサンデー    牡6  57.0  476 +6 武  幸 1:35:8 3.1/2  33.9

 単 勝 式         複 勝 式
       6       220円  1. 6     110円
  枠番連勝式                  2. 9     230円
    3−5       520円  3.15     130円
  馬番連勝式                                          
  06−09   1110円                          


競技の成績は必ず主催者発行のものと照合し確認してください
−−後藤の分析−−
名実共にマイルチャンピオン決定
  • さすがでしたね、エアジハード。
    昨年ほどの殺人ペースではなかったとは言え、前半45.9の速いペースを 楽々中団で追走し、早めに動いてきっちり差し切り。まさに貫禄勝ちと言えるでしょう。
    本当に強い馬です。
    これで香港遠征に弾みがつきました。
  • ではいつものようにパドック分析から。
    パドックで一番よく見えた、というか、1頭雰囲気が違っていたのは、 エアジハードでした。 まさに完璧な状態と言って良く、これで負ける筈がないといった感じでした。
    あとはそれほどいい馬はいなかったのですが、強いて挙げれば、 ビッグサンデーとエイシンルバーン、そしてアドマイヤカイザーあたりだったでしょうか。
    それと、キングヘイローはいつになくリラックスしていい雰囲気でした。 人気のブラックホークもまずまず状態はよかったとは思いますが、 それほどという感じでしょうか。エアジハードと比較したら可哀想かな?
  • レース分析に移ります。
    好スタートを決めたのは逃げ宣言をしていたキョウエイマーチ。 好発を活かし、そのまま先頭、後続を引き離しにかかります。 2番手には内から仕掛け気味に上がったビッグサンデー、 そして外からエイシン3頭が続き、その直後にキングヘイローとブラックホーク、 そしてこれらをマークするようにエアジハード。 以下、ニッポーアトラス、ザカリヤらが続き、3角手前ではや縦長の展開。 レースはハイペースで進んでいきます。
  • 3角から4角の坂の頂上あたりでレースは動きます。
    まずブラックホークがじんわりポジションを上げると、 これに呼応するかのごとく、エアジハードも追撃開始。 坂の下りを利して先頭Grに並びかけると、 両馬は4角手前で2番手Grに取り付き、直線に入ります。
  • 直線に入ると、待ってましたとばかりキョウエイマーチが再スパート。 コース利もあり、瞬く間に差が広がっていき、 2番手につけていたビッグ、エイシンキャメロン、エイシンルバーンらは ペースアップについていけず、圏外に去ります。
    このままキョウエイマーチがやったかと思わせたのも一瞬。 大外を回ったブラックホークとエアジハードが確実に差を詰めていき、叩き合いを演じます。 両馬は残り200のところで逃げ粘るキョウエイマーチを捉えると、 エアジハードが残り100でぐいっと伸びて後続に1馬身半差をつける完勝。 2着にはブラックホークが粘り込むところを、仕掛けを遅らせたキングヘイローが突っ込み、2着をキープ。 ブラックホークは最後たれてさらに1馬身差の3着と敗れました。
  • 勝ったエアジハードは、これで春秋のマイルG1を制覇。 ポストタイキシャトルの座を不動のものにしました。
    レース運びも完璧でした。道中は常にブラックホークをマークする形。 鞍上の蛯名騎手はブラックホークの手の内を知り尽くしているだけに、 ピッタリ併せて直線瞬発力勝負に持ち込めば必ず勝てると踏んでいたのでしょう。 その通りレースを進め、見事王者の貫禄を見せつけました。
    今後の予定は香港遠征。ここで香港国際G1も勝利すれば、年度代表馬も夢ではありません。 (ところで今年日本で走っていないエルコンドルパサーはJRA賞の対象となるのでしょうか? ちょっとJRA賞の規定を調べないといけませんね。余談でした。)
  • 2着のキングヘイローは、やはり戦前の落ち着きが好走に繋がったのでしょう。 また、福永騎手の好騎乗も光りました。 同馬はそつなく中団で流れに乗り、3角では人気両馬を前に行かせる展開。 4角で人気両馬が先頭に並びかけようとしても、キングヘイローは動かずじっと我慢。 直線に入って馬場のいいところを選んで進出開始。 勝ち馬に届きはしなかったものの、しっかり2着をキープ。同馬の能力をキッチリ出し切りました。 キングヘイローと福永騎手と言えばいろいろありましたが、これで改めて自信がついたことでしょう。
  • 3着のブラックホークは瞬発力勝負に持ち込まれるとつらいものがありましたね。 しかし、やはり厳しい流れになると最後詰めが甘くなる辺り、これが限界なのかもしれません。
    4着以降はあまり印象がなかったのですが、いつのまにかアドマイヤカイザーが来てましたね。 確実に差してくる辺り、今後が期待できそうです。
    キョウエイマーチはいつものような殺人ペースを作り出すことが出来ませんでした。 作戦なのかもしれませんが、やはり同馬には玉砕ペースで後続の脚を使わせ、 自分はそのまま逃げ粘る様な戦法をとってほしかったです。
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PS.
久しぶりに馬券が当たりました。
それと新聞のほうも久々にヒット。
よかったよかったよかったよかった。
この調子で来週のJCもいくよ〜ん。


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