今回インスト−ルするOSはWindows MEです。OSをインストールする前にまだ作業が残っています。ハードディスクもFDD同様初めて使う前には初期化しなければなりません。また、パーテーションを切るという作業がいります。要は、領域を作成する作業ですが、切り方によっては1台のハードディスクを数台に見立てることも可能です。この作業は製品版WINDOWSME(OEM版含む)では、セットアップ作業中に行われるため特に必要ありません。新しいハードディスクを初めて使うときFDISKを利用してハードディスクのパーテーションを切る作業が必要です。
それではWindows MEを念頭に作業の説明して行きます。
まずBIOSのドライブ読み込みの優先順位をA:(FDD)にしておいてください。
起動ディスクを挿入し、起動ディスクからシステムを立ちあげます。
A:\> と表示されたら、起動ディスク1を挿入して
A:¥> の後に FDISK とタイプしてエンターを押すとFDISKが実行されます。
FDISK オプション 次のうちからどれか選んで下さい: 1.MS-DOS領域または論理MS-DOSドライブを作成 2.アクティブな領域を設定 3.領域または論理MS-DOSドライブを削除 4.領域情報を表示 どれか選んで下さい: [1] FDISKを終了するにはEscキーを押して下さい。 |
FDISKが起動すると、この画面が表示されるはずです。
この画面が表示されたら1番を選択してエンターを押してください。
今回は1を入力 エンターを押す
MS-DOS領域または論理MS-DOSドライブを作成 現在のハードディスク: 1 次のうちからどれか選んで下さい: 1.基本 MS-DOS 領域を作成 2.拡張 MS-DOS 領域を作成 3.拡張MS-DOS領域内に論理MS-DOSドライブを作成 どれか選んで下さい: [1] FDISKを終了するにはEscキーを押して下さい。 |
1つのドライブを1個として用いるのか、又は数個に分割するのか。
切られたそれぞれは全く別物として扱えます。
マイコンピュータにもそれぞれのハードディスクとして表示されます。
フォーマットもそれぞれについて行えます。
ここでは4Gのハードを2個ずつに切ってみます。
基本 MS-DOS領域を作成
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基本 MS-DOS領域を作成
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残りの15ギガはESCキーを押してMS-DOS領域または論理MS-DOSドライブを作成に戻り
OSのインスト−ルについてはマニュアルにて参照してください。
さすがにこのスペックのPCです。
アッいう間にインスト−ル完了です。
あとは各種ドライバ−をインスト−ルして自分好みのPCに育てましょう。
これまでの作業時間5時間程かかりました。
マニュアルを一とおり熟読してから作業に取りかかるといいと思います。
これから各種ベンチテストにかかりたいと思います。ご期待ください!