アポロン40回生 '98・夏の学年旅行 旅行日記
to the Index

 というわけで、今年も学年旅行!であります。10周年記念(数えで第11回)となる今年は、夏と秋or冬の2シーズンに分けて、学年旅行をしようという、壮大な(?)企画なのですが、まずは、その夏の旅行。今年の話題は、何と言っても、この春に開通した明石海峡大橋でしょう。せっかくできたのだから、ぜひ、皆で橋を渡って、淡路島へ行こう! という声があがってきたのでした。(いつものとおり、言い出しっぺは、Y口先生…^^;)

 で、いつものごとく、私が幹事を引き受け(;_;)、仕事が春に変わったことに伴うストレスなどとも闘いながら(?)、諸々の手配を済ませていったのでした…

●8月8日(土)
 朝の天気予報を見ると、今日は晴れ間も出るが、曇で、午後からは雨も降りそう、とか。え〜っと思いながら、外を見ると、…思いっきり晴れてるじゃない。ほんまに雨なんか降るんかいな、と思いながら、旅の支度をちゃちゃっと済ませ、出かけていくのでした…

10:00 買い物部隊が
JR明石駅に集合。(と言っても、T和野と私の2人だけなのですが…)実際は5分前にそろったので、そのままダイエーの開店待ちの行列に並びます。

 食料品売場で買ってきたものは… チーズやらピスタチオ、いかくん等、酒の肴ばっかり…(^^;) もともと、そういう目的の買い出しではあるのですが、開店早々、何やってんだかな…

10:30 …とやってるうちに、
K持が駅にやってきます。F中さんの車を探してくるわな、と言うて、彼にその辺りを偵察に出かけてもらっていると、T中がやってきて、メンバーがそろってきます。F中の車も無事に見つかって、あとはK本の車のみ、と、彼の携帯Telに電話をしてみます。「もしもしぃ、今、どこ?」「ごめぇん、まだ御影…」 ということで、彼の車の到着を待つのに、喫茶店で時間をつぶします。

11:30 何回か
K本に電話を入れながら、彼を待っていたのですが、かなり渋滞しているらしく、それならばと、彼には直接淡路島へ向かってもらうことにします。(なら、初めっからそないにせい、って。^^;)で、我々は5人で、F中号に乗車、明石から明石海峡大橋を目指します。2号線を東へ向かい、特に混雑もなく、あっという間に舞子。橋のまさに真下から北へ上っていき、やがて垂水のIC・JCTを経由して、橋へと入っていきます。

 長い垂水トンネルを通過すると、わぁっと視界が開けて、巨大な吊り橋の上にいることに気がつきます。何とも壮観な眺めですなぁ。巨大な橋脚がそびえ、その下には濃いブルーの瀬戸内海、向こうには淡路島の緑が、後ろには神戸の市街が、対照をなすように見えています。いやぁ、まったくすんげぇものを作ったもんですなぁ、と一同、感嘆の声を洩らすのでした。

明石海峡大橋をバックに全体写真

12:30 予定よりちょっと遅れて、
約束の集合場所である淡路SAに到着。K本号は既に着いていたようで(橋の上で私達を抜いた?)、程なく彼の姿を見つけることができました。あとは、大阪の方から来ているY口号を待つのみ。これに乗車しているK峯さんの携帯にTelしてみると、今、ちょうど、橋の上とのこと。やがて、Y口先生にK峯さん、N野の3人の姿も淡路SAに現われ、これで今回のメンバー全員集合となったのでした。

12:45 まずは、食事
ということで、SAの中を覗いてみますが、むっちゃ混んでいるので、パスして、無料で入れるというハイウェイ・オアシスの方へ向かうことにします。案内標識に従って車を進めて行くと、小高い丘の上にできた公園に出ます。ここがハイウェイ・オアシス。建物の中に入ると、物産品を紹介しているようなところもあるようですが、私達は、まずは食事!なので、そないなものに目もくれず、まっすぐに2Fのレストランへ入っていきます。ここで、久しぶりに顔を合せたメンバー同士、歓談しながらの食事となります。

ハイウェイ・オアシスより明石海峡大橋
ハイウェイ・オアシスからの眺め

13:30 食後の散歩
を済ませて、さてこれからどこへ行こう?ということになります。大まかな予定では、今日は主に西海岸の方を回って行き、西淡町の宿へ向かい、明日はそこから東側を周って北上して行き、帰っていく、というコース設定でしたので、それに従って行くことにします。で、まずは、何よりも私達にとっては最大の関心事でもある、震災記念公園へ行くことにします。淡路ICを降りて、下道で北端部をぐるりと周るような形で、西側へ出て、南下して行きます。程なく、案内の看板を見つけ、すんなりと目的の公園へ着きます。

14:00 震災記念公園…
あの忌まわしい大震災を引き起こした野島断層が地表に現われた姿をそのまま、保存しているところです。保存館の内に入ると、まず目に入ってくるのは、TV等でも何度も報道された、あの時に倒壊した阪神高速の、無残な姿の大模型。これだけでも、あの時の恐怖感、不安感というものがよみがえってきます。さらに中に入ると、様々な震災の被害を伝える写真が何点も展示してあります。1枚1枚、見ていると、私自身、その現場或は現場の近くにいたぞ、というようなものもあって、ほんと、あの頃のいろいろな光景がまざまざと目の前によみがえってくるようです。いや、こういう記憶は決して、風化させちゃいけませんよね、まったく。どういうことが起きて、どういうふうになって、だから、どないにせなあかん、ということを、しっかりと次世代へと伝えていかないといけませんしね。私自身、かなり忘れている部分もあって、一人、そんな自分に恥じ入りながら、写真に見入ってました…

 そして、一番の見せどころである、断層の展示室へと入っていきます。温室を思わせるような構造の建物の中、地面の真ん中にずぅっと続くのがまさに野島断層そのもの。これが、あの震災の元凶…?という思いで、じぃっと見入ります。上下方向で50cm、左右方向へ1m、地面がこんなにも動くのって、一体、どれだけのパワーがかかるのだろう?と思うと、その大自然の威力に圧倒されるような思いになります。う〜む、大自然の力の前では、人間なんて、所詮は、小っぽけなものに過ぎないのですねぇ…

断層その1 断層その2
(左)このように断層が保存してある           (右)断層の断面

15:00 震災記念公園を後にして、
今度はパルシェ・香りの館へ向かいます。西海岸をさらに南下してくるわけですが、このパルシェって、ちょっと山あいに入ったところにあるのですね。入る道がちょっと分かりづらくて、思わず、迷子になってしまったぞ…(^^;)(←この旅行(というか、いつも)では、私が、常に先導車のナビゲーターをしているのです。で、道に迷うというのは、つまりは私のせい…__;) 分かりにくいながらも、案内の看板を頼りに道をたどっていって、やっとのことで、パルシェに着いたのでした。はぁ。

パルシェその1 パルシェその2
これがパルシェ・香の館。他にも香の湯(つまり温泉)と宿泊の施設、土産物のショップなどがあります。

 パルシェに来たら、やっぱり、ハーブのお風呂に入らないと、という意見もあったのですが、ちょっと時間もないので、お風呂はパス。で、館内を見てまわります。苗圃の方へは行かなかったのですが、館内にもポプリやハーブ・オイル等、様々な香りに関する展示がなされています。神戸の布引ハーブ園を思い出すぞ… ドライフラワー等を自分で作る、という体験コーナーもあって、他の人達が何人か、実際に作業をしてはりました。そして、一通り見てまわったところで、喫茶室へ入り、ハーブ・ティーをいただきます。私はレモングラスを注文。お茶には、ハーブ・クッキーも添えられてくるのですが、これが人によって、種類がいくつか分かれているのです。包み紙の裏に、何やら効用についての説明が書いてあるのですが、私のを見ると、「…男女がそろってこれを食べれば、お互いにひかれあうこと間違いなし」とかいうことが書いてあるじゃないですか。げ、これと同じの食べてるのって、誰…? え、T和野…? うっそぉ…(;_;)

 お茶の後、ショップへ入って、お土産ものの買い物です。と、目にしたのが、地ビールと地酒。(^^;) じゃ、これを今夜、飲みましょう、ということで、土産物を買う行列に、嬉しそうに酒のビンを抱えて並ぶ奴が2人… 何か場違いな感じもする私達って、一体、何者?(^^;;

サンセットラインを下る車窓から

17:00 気がついたら、
結構、いい時間になっているので、今日の観光はこれまで。後はまっすぐ、宿へと向かいます。日暮れ時、西海岸沿いの道を南下していく目の前に展開する風景は、ほんま、素敵ですなぁ。右手に広がる大海原。そこへ日が沈みかかっていて、黄昏の輝きを放ち、そこにシルエットで浮かびあがる、若い男女のカップルの姿… う〜む、うらやましいぞ…(^^;) 我々はと言うと、BGMのラヴェルやファリャ(何だってこんな選曲なんだ?)を聴きながら、車に乗っているのは、男3人、なのでした…

       (右)車窓からの眺め。夕日が綺麗!でした。

 やがて、島の西南部へ達し、辺りに「うずしお温泉」の文字が出てくるようになった辺りから注意して見ていると、程なく、お、ありました、今日のお宿! 細い道を入って行って、「若潮」さんに到着したのでした。ふぅ、ドライバーの皆さん、お疲れさま!

18:20 宿の部屋へ案内されて一服。
早い人は、もう風呂に入っていきましたが、私はまだのんびりと、ぼぉっとして過ごしています。(というか、会計の集金や今日の分の清算等の作業もあるのです…)窓からは、目の前に鳴門大橋を望むことができます。うむ、素晴らしい眺めですなぁ。あの橋って、ライトアップとかされないのかしらん、と皆で言うていたのですが、結局はされなかったようですねぇ。残念…<./DD>

19:00 夕食。
淡路島へ来たからには、やはり、ハモ料理をいただかないと。というわけで、今回の料理は、ハモのコース!であります。刺し身に湯びき、唐揚げ、天ぷら、そしてハモ鍋、まさにハモづくし。かなりのヴォリュームで、たらふく食って、大満足!なのでした… しかし、皆さん、少食になりましたねぇ。(私もそうなんだけど。)少し余らせてしまったのが、ちょっともったいなかったかな…

21:00 部屋に戻ってきて、
鞄の中からごそごそと取り出してきたのは、何と、ピアニカ。そ、F中さんと一緒に、次の「コメディアンサンブル」の出番(K本&Y田の結婚式披露宴及び二次会)へ向けての練習をしよう、と申し合せていたのです。私がいろいろとそろえて持っていった楽譜を見せながら、ちょこちょこと合せをしてみます。1曲、お、これはイケそう!というのも見つかって、うむ、次回も乞うご期待!です。(^-^)

22:00 (今頃になって)
風呂に入りにいきます。ここのお風呂は、うずしお温泉を引いてきているのですね。健康と美容に良いとかで、割とさらさらとした感じのお湯でした。

22:40 部屋へ戻ってくると、
お、もう皆さん、飲み始めてる… 先程買った地ビール、なかなかコクがあって、美味しいですね。も1本、買っておけばよかったかな… 地酒の方は甘口で、ちょっと私には合わなかったですかねぇ…

 と、酒を飲みながら、持って行ったPowerBook2400cs/240の電源を入れて、デジカメと接続、今日撮った分の写真を吸い上げます。その作業が終ると、皆さんに寄せ書きをしてもらいます。これは、アポロンのHPの中の「オンラインかげろう」にアップましたが、こんな試みも面白いでしょうね。学年旅行の実況中継みたいで。かげろうの中でも流行らせよう!?

25:00 気がついたら、
こんな時間。そろそろ明日にそなえて、寝ることにしましょう。

●8月9日(日)
7:30 起床。
朝風呂に入りたい人達は、早々と浴場へと出ていきます。寝ている奴はまだ寝てます。も少ししたら、メシだぞ〜!

8:00 朝食。
…は、普通の和食です。皆さん、あまり食欲がないようですね…

鳴門海峡大橋へ向かう車中から

9:00 出発、
と行きたいところですが、その前に今日の予定を。やはり、ここまで来たからには、鳴門のうず潮も見て行かないと。ということになって、鳴門大橋を渡って、鳴門側から観潮船に乗ることにします。で、その観潮船、水中を展望できる小型のもの(アクアエディ)は要予約とのことなので、慌てて電話をします。「まだ行けますか?」「ええ、何とかご用意できますよ。」 ラッキー!と、即行で予約をして、10:15発の便に乗ることにします。後は、時間までに現地へ行くだけ…と思った矢先、K本号のバッテリーがあがってしまっていることが判明。ドライバーさん達が手分けして、復旧作業にかかります。う〜む、こんなこともあるもんなんですなぁ。

            (右)鳴門海峡大橋へ向かうところ

 気を取りなおして、いよいよGo!です。宿から鳴門大橋まではすぐ。これが鳴門海峡かぁ、と鳴門大橋を渡って行きますが、ん、道の脇に車が何台も停まってるじゃないですか。「駐車禁止」って書いてある上に、思いっきり路駐してる… 明石海峡大橋の方はかなり厳しく取り締まりをしているようですが、こちらの方は甘いのかな… 何だかなぁ、という気になりますな。

10:00 鳴門公園の中の乗船場に到着。
やっぱり、うず潮観光って、人気あるのですね。発券場は、かなりの人混みです。しばし待っていると、やがて船が入ってきて、いよいよ乗船です。船室は、結構狭いですね。いすに座ると目の前にある窓からは、今は何も見えません。そ、うず潮のところに来ると、この船室自体が、船底より下がっていって、この窓を通じて、海中の様子を見ることができるようになるのです。こんなことを考えた人は、ほんと、偉いですねぇ。

アクアエディ
これがアクアエディ

 そして、いよいよ出港。…と同時に、かなりの高速で進んでいるじゃないですか。遊覧船とかのたぐいで、こんなに速いのって、初めてのような気もする… 船はぐんぐんと進んで行き、さっき私達が渡ってきた鳴門大橋が、あれよあれよという間に大きくなってきます。やがて、橋の下で、船は停止、いよいよ船室が下がり始めます。窓の外にだぁ〜っと流れ込んでくる海水。窓が割れたらどうしよ…なんてことを、ふと考えてしまいます。程なく船室は完全に下がりきり、窓の向こうには、海中でのうず潮の様子が… よう分からへん…(^^;) 何やら水の泡が渦のような形になっているようにも見えないこともないのですが、これがうず潮なのかな…? 添乗員さんが上の甲板にも出られますよと言うので、ぞろぞろと全員が外へと出て行きます。うん、やっぱり海上から眺めた方がいいですね。大っきな渦とかは見られませんが、その片鱗らしきものが現れては消えていきます。しばし、その自然の織り成す光景に見入るのでした…

うず潮その1 うず潮その2
(左)鳴門海峡大橋の下へやってきた        (右)うず潮らしきものが…見えるかな?

 やがて、船はその場所を離れて、再び乗船場へと戻っていくのでした。うず潮を十分に堪能できて、よかったぁ。

 エスカヒルの長ぁいエスカレーター

11:00 で、海上からうず潮を見ることはできましたが、
やはり、もっと上から全体を眺めてみたいぞ、ということで、エスカヒルに登ることにします。これは、全長68mのエスカレーターで、山の頂上まで登っていき、そこの展望台から鳴門海峡が見渡せるという施設なのです。その長ぁ〜いエスカレータは、高所恐怖症の私には、ちょっと恐かったぁ…(--;) でも、昇りきって、そこからさらに屋上の展望台に出ると、目の前に広がる、大パノラマ! 眼下には鳴門海峡が渦を巻いており、その上をさぁっと伸びる鳴門海峡大橋、向こうには淡路島の山がそびえ、右手には、はるかかなたの大平洋が見えているのでした。感嘆の声があがったのは、言うまでもありません。

              (右)エスカヒルの長ぁいエスカレーター

 ただ、大っきなうず潮が、まだ見えないんですね。皆、それに期待しているので、もうちょっと待とう、ということで、階下のレストランで昼食を取りながら、時間を待ちます。そして、ちょうど、潮の流れが最速になる頃、再び屋上へ。…う〜む、あまりさっきと変わってないような… 少しだけねばって、雲行きが怪しくなってきたので、展望台を後にします。ま、よほどのことでなければ、大きなうず潮なんて、見ることはできないのでしょうね…
鳴門海峡をバックに集合写真

13:00 車に乗り込み、
淡路島へ戻ろうと出発したその時、突然、大粒の雨が降ってきます。夕立です。さっさと出てきてよかったぁ、と思いながら、雨の中、鳴門海峡大橋を渡り、そのまま一気に洲本ICまで行きます。そ、次の目的地は洲本に新しくできた、アルファビアなのです。島へ入ると、雨も止んできて、次第に晴れてきます。洲本に着く頃には、すっかり晴れ渡っていて、快晴になっています。観光中に雨に降られなくて、ほんと、よかったぁ。これも日頃の行いが良いからなのでしょう。(^^;)

14:00 で、アルファビアです。
赤煉瓦倉庫だったところに手を入れて、美術館その他の施設をしてオープンさせたところです。美術館のテーマは、アメリカのロックウェウルとスペインのリャド。ロックウェルの展示室は、今世紀のアメリカの歴史そのものを振り返りながら、その時代時代で彼の描いた、「ワシントンポスト」の表紙が並べられています。やはり、世相をそれなりに反映しながら、描いてあるのですね。これだけでも、立派な現代史になります。そして、リャドの方は、館内の一番奥まったところの、ちょっと大きなホールのようなところに展示してあります。薄暗い照明の中に浮かび上がる、印象派画家リャドの作品、どれも素敵ですね。そして、これらの絵に囲まれるようにして、ホールのセンターには、教会で神父さんが聖書を置いているような台が置かれています。案内によると、ここでは、結婚式を挙げることもできるようにしてあるとか。これが、そのための用意なのですね。なるほど、こんな雰囲気の中で挙式するというのも、なかなかお洒落かもしれませんね。でも、私だったら、この会場、音楽会なんかにも利用できるかなと考えます。結構、音響もいい感じで、例えば、リャドの絵に囲まれて聴く、ロドリーゴ等のスペインのギター作品なんかは、とっても雰囲気あっていいだろうなぁ、と思うのです。もちろん、ギターは村治佳織さんで…(^^;)

 ところで、ちょうどこの時期は、特別展として、笹倉鉄平さんの個展も開かれていたのです。そのシルクスクリーンの描き出すファンタジックで美しい世界には、思わずうっとりと見とれてしまい、しばし時間の経つのを忘れてしまうのでした…
アルファビアその1 アルファビアその2
こんな赤煉瓦の建物が並んでいます。

東海岸を北上する

15:00 館内の喫茶コーナーで
お茶をして、休憩した後、道路の渋滞のことなども考慮して、早いかもしれないけど、神戸へ帰ろう、ということになります。再び、車に乗り込んで、東海岸沿いの下道をずっと北上していきます。ほんと、空はすっかり晴れ渡っていて、空と海のブルーとが綺麗なこと! 沖の向こうには、はるか泉州・紀州の方まで見えています。しかも、車中のBGMはアンドレ・ギャニオンときたもんだ! まさに、ベスト・シチュエーションというやつですな。(何が、だ?)

    (右)青空と海とのブルーが、とっても綺麗!でした。

16:00 再び、淡路SAにて休憩します。
昨日は下りのSAでしたが、今日は上りのSAです。天気が昨日よりもずっといいので、も1回、全員で集合写真を撮ってしまうのでした…

 明石海峡大橋をバックに全体写真・その2
向こう側に明石海峡大橋を臨むことが…(誰や、これ撮ったん?)

 そして、この後は、再び、明石海峡大橋を渡って、垂水JCTから第2神明〜阪神高速で、一路、柳原のランプを目指します。と、電光表示を見ると、名谷〜柳原渋滞、って出てるじゃないですか。どーすべ、と思いながらも、車は第2神明へ、車の列の中へと入っていくのでした。…でも、何だ、少しずつでも動いているから、いいじゃない。これなら、そう待たなくても行けるかな、と期待しながら、BGMにはチャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルトがかかるのでした。さ、どこまで聴けるかしらん?

 明石海峡大橋の上から
これが明石海峡大橋だ!

18:00 …ということで、
チャイ・コンは全楽章、聴けてしまいました。(^^;) そして、ハーバーランドの赤煉瓦倉庫街にいます。打ち上げを兼ねての夕食を、レストラン「オールド・スパゲティ・ファクトリー」で皆で一緒に取るのです。後続の車も、渋滞中ははぐれてしまっていたのですが、すんなりとやって来て、さ、打ち上げの始まりです。…って言っても、ドライバーさん達はまだここからも家まで車を運転していかないといけないので、飲めないのですね。勝手に飲んでいる私達を許してね… で、美味しいパスタを食べながら、旅の思い出など語り合うのでした。また、もう、来年の話等も出てきて、どこに行こうか?なんて話もしています。その前に来年の幹事は誰がやるんだ…?

20:00 夕食後、
はね橋をバックに最後の集合写真を撮って、解散となります。あとは、各々、気をつけてお帰りください、ということで、電車組は駅の方へと向かっていきます。私は、F中号が乗せてくれるというので、家まで送ってもらうことにします。(ありがとう!)2号線を東進して、石屋川を北上、山手幹線を西へ折れ、弓ノ木の交差点へ。勝手をさせてもらいましたが、ほんと、わざわざ寄り道してもらって、ありがとうございました。>F中さん

20:30 というわけで、
ようやっとに帰ってきました。こんなに早く着いてしまっていいのかしら…と、思いながら、さっそくにデジカメの画像の整理や、全会計の締めなどをして、旅行を振り返ります。あぁ、夢のような2日間でしたねぇ…

 さ、次は秋or冬の学年旅行to日本海方面だ!