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M-262F(安立)
1979年(昭和54年)5月製造 ¥500,000
(2007年 購入価格 \
11,500)
相場 \ 35,000〜
| 安立 M-262F(LW・MW・SW) | 特 徴 |
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・縦約16.4cm×横27.0cm×奥行12.6cm ・重量約4.8kg ・受信周波数 A BAND 0.15〜0.3MHz(LW) B BAND 0.30〜0.6MHz(LW・MW) C BAND 0.70〜1.7MHz(MW) D BAND 1.70〜4.1MHz(MW・SW) E BAND 4.10〜10.0MHz(SW) |
何とコンパクトなのかと驚いてしまった。協立のK-462Hと比べて体積で半 分くらいしかない。しかし、重量があり、内部はかなりしっかりとした構造にな っている。専用のケースにしまわれていたため、まるでデッドストックの様にピ カピカである。安立の保証札付きである。 必ず高値が付く製品のため自分は到底入手出来ないと半ば諦めていた製 品であったが何と¥11,500という信じられない価格で入手できた。あり得 ない?? CRF−320よりも欲しかった製品だ。 スイッチやダイヤルのガリも ない。 BFOは当然のようについており、アマチュア無線等についても大変な感度で 受信できた。周波数精度も大変良い。 安立電気株式会社のHPでは、出力インピーダンスが75Ωの信号源の開放 電圧を高感度(約0.5μV)で測定できると紹介されている。 この製品には殆ど外観が同じである更に10年程古いWI−105という製品 が存在する。これについてはここをクリック! アナログ式の一般BCLラジオであればBFOを使用してアマチュア無線を聞い ていると度々チューニングダイヤルの調整が必要であるが、この機種は一度 合わせるとほとんど調整が必要ない。クーガーやスカイセンサーのアナログ チューニングの素晴らしさには脱帽であったが、同じ時期に製造されていたこ の機種の周波数安定度は格別である。影でこんな技術の粋を集めた製品が あったことに驚愕する。 電池の持ちがよく、試験の結果、連続約60時間の安定受信(バッテリーチェック OKの範囲)が出来た。(Ni-MH2400mAhタイプ(単3)8本使用) 実験後に感じたことだが、まだ、マンガン電池が主流であった30年近く前に 製造されていたにもかかわらず、使用乾電池が単3電池であるということは 当時かなり消費電力を押さえる設計をしていたに違いない。現在の高容量の 電池を使用すると、RF-2200やICF-5900等、当時のBCLラジオと比べても圧 倒的にバッテリーの持ちが良いことには驚きである。 後日わかったことであるが、取説によると消費電力は約30mAとなっており 約10時間の使用ができると書いてある。なるほど、Ni-MH電池が予想以上に 長持ちするはずである。 ただ、今回残念であったは専用の板状のループアンテナが付属してなかった ことである。しかし、以前協立のK-462Hを入手して構造を理解していたので このM-262Fのループアンテナも自作できそうである。取り敢えずはワイヤー アンテナをつないで受信を試みることにする。 この機種もM-262Eを最後に残念ながら現在では安立の修理サポート対象 外になっている。なお、校正サービスは行っているようである。製造から25 年近く修理サポートがあったことになる。M-262Fの後継機種はML428Bで あるが、こちらも現在は製造中止となっており、その後継機種は発表されて いない。現在でも、これらの機種は現役で使用されている可能性がある。 M-262B 2000/4/1まで M-262C 2001/4/1まで M-262D 2001/4/1まで M-262E 2007/4/1まで M-262F 2003/11/1まで 後日、カタログからわかったのであるが、M-262Fの価格は¥500,000も するものであった。なお、M-262Eは¥480,000となっていた。 |
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詳細
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| M-262F 一式 | 専用ケース |
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| 前面計器類保護用ふた | ふたの裏の測定説明書 |
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| ニッケル水素電池を使用して 連続60時間の安定受信達成! PanasonicのNi-MH (HHR-3XPS)2400mAhタイ プ(単3)8本 トランジスタによる定電圧装置を 通して一定(9V)を得ているの で電圧はこれで問題がない。 |
チューニングダイヤル部 M-262Fは長波仕様である為 短波の銀座通りを含む円周に 近い4.0MHz〜10.0MHzは目盛 間隔が疎になっておりかなり精 度良く周波数が読める。 |
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| 多機能メーター | ループアンテナ取り付け部 |
正規取扱説明書
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正規取扱説明書(第3版) 薄いが保守のためには欠かせない内容である。使用されているトランジスタのEBC電圧の標準値まで記載されている。 回路方式はスーパーヘテロダインで、中間周波数はE形とは異なり650kHzを使用している。4段の中間周波増幅器をもっておりその利得は約90dBとなっている。一つわからないところがあるのは、このM-262F形の取説の初版発行は1948年(昭和23年)12月となっている。この製品はトランジスタ化されているが、トランジスタの発明が1947年であるので、翌年の1948年にはいくらなんでも製品として使われないだろうと思うのであるが・・・ 表記ミスかとも思ったが、他の表記部分でも同じである。 TR-1やTR-55の発売時期を考えてもおかしい。真空管での設計の時期でもあったのでしょうか? |
ループアンテナの自作
平成19年11月28日
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| 自作ループとM-262F | バンド切替と同調部 |
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← ループからの配線接続部 |
オリジナルのループアンテナと比べても明らかに感度がアップした。
バンド切替部は試作段階なので雑なつくりになっているが、各バンド共
しっかりと動作する。室内受信で1600KHz帯の船舶気象通報局および
船舶通行信号所からの電波は全局入感する。オリジナルのループを使
用する場合はバンドごとに交換しなくてはならないが、今回自作したルー
プの場合はこれ1つでカバーできるのがよい。
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