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16球真空管受信機 ARM-5705A(Anritsu)

                                         1969年(昭和44年)9月製造 
                           (2006年   購入価格 \ 5,000)


真空管式の受信機である。昨年入手していたのであるが、電源が無いため
そのまま放置してあったのである。アンティーク受信機としてもよいが、なん
といってもそのメカニカルな構造には惚れ惚れしてしまう。今回、少し時間が
とれたので音を出すための努力をした。

幸い、回路図があったのでそれをもとに電源電圧の割り当てを探った。

この作業に当たって測定器掲示板でお世話になりました松下様には大変丁寧な
回路の解析をしていただくことができましたことを深く感謝致します。


  ARM-5705A(16球真空管)
    (電界強度測定器)
        特        徴 
・縦約25.0cm×横39.0cm×奥行30.5cm
・重量約17.0kg
・受信周波数(8BAND)
 @ BAND 25〜37MHz(HF・VHF)
 A BAND 37〜56MHz(VHF)
 B BAND 56〜85MHz(VHF)
 C BAND 85〜130MHz(VHF)
 D BAND 130〜210MHz(VHF)
 E BAND 210〜320MHz(VHF)
 F BAND 320〜400MHz(UHF)
 G BAND 400〜470MHz(UHF)

・BAND WIDTH 20KHz/80KHz切替
・チューニングスピード切替 FAST/SLOW
真空管式の受信機である。大きさはそこそこある。重量も17Kgと結構重い。
内部はしっかりとシールドが施されている。

操作パネのAM/FMの切替スイッチが壊れており、交換が必要である。
専用外部電源が必要で特殊仕様になっているため、動作させるためには素
人の私には危険と困難を極めが、回路図が表蓋の裏にあったためそれをも
とに印加電圧を知ることがができた。

電圧は他の真空管機器の内部から引っ張ってきて動作試験を行ったところ
とりあえず各バンドにおいて感度良く受信できることを確認した。
ただし、スピーカーからの音がかなり小さいといった不具合があったが
AM/FMモード切替スイッチの交換によって正常に復旧した。
今後は真空管の劣化等も考え、随時新品に交換していく予定である。

動作確認が完了したので今後はじっくりと電源の製作を行うつもりである。

すでに入手しているML512A等と聞き比べをしてみたいと考えている。

受信を確認してみたところ、次のような電波が受信できた。

@ エアーバンド A FM放送 B TV放送  C 国際VHF(マリン)
D アマチュア無線  E タクシー無線 F CB無線  

     内部(上面)         パネル裏
        内部(左側面)           内部(右側面)
         内部(背面)          較正証
日本船舶通信株式会社となって
いるが、現在はドコモ・センツウ
という会社に名称変更している。
    昭和44年9月製造   およそ35年前の真空管用
  電源装置(A・B・C電源)
    電源入力コネクタ  受信に必要な入力ピンを自作
する。絶縁にアクリル板(5mm)
を使用する。
     コネクタを装着        装着(コネクタ横より)


新品の通測用6AH6に交換

  通測用6AH6(新品)5本
  ¥1,700
  本体にも通測用の印刷

使用されている6BH6は一部劣化しているものがあるようなので順次新品に交換
していく予定である。

ARM-5705Aによる受信動画
ARM-5705AによるFM受信状況動画(3.5MB)



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