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航空無線(エアーバンド)を受信して
航空管制レーダーもどきを味わう
                  
平成19年5月4日
ユーティリティーレシーバー

                                 

 

  フェアメイト MP-91   ICOM  IC-R1        マルハマ RT-522DX
  マルハマ RT-618  KENWOOD TM-231  RT-419DX(おまけ)
  安立 ML512A  安立 ARM-5705A
         


なんと、パソコンとエアーバンドが聞ける受信機さえあれば、航空機の詳細な位置が
パソコン上に表示されてしまうソフトウェアがある。
J-ACARSKGーACARSである。
早速、古い受信機を総動員して受信を試みてみた。凄い!凄すぎるの一言である。


《今回の受信で使用した機器

【受信機】 : MP-91 & TM-231 (AMモード)

【アンテナ】 : 取り敢えずテレビアンテナ

【コンピューター】 : ThinkPad A22e(ノート) 及び VAIO PCV-R50(デスクトップ)

【受信状況】 : 自宅より半径約460Kmまでの航空機について位置情報が詳細に表示さ
          れた。

H19.5.27現在確認】
          (
韓国(釜山付近)
佐賀大分、熊本、宮崎、熊本、長崎鹿児島
           
福岡、山口、広島、島根、岡山、愛媛、高知、徳島、香川、兵庫
           
滋賀、京都、
静岡
           
韓国・静岡・長崎、鹿児島はML512Aを使用して達成! 
           国外初の受信機体はJL0781(JA703J)
           

【表示内容】 :    地図上で航空機の位置がリアルタイムで表示される。航空機のフライト
             レベル、気温、機体の種別、航空会社名、該当航空機の写真、NDB
             NAV、VOR、エアポート、フライト軌跡、コールサイン、風向・・・・・
             多すぎて一部のみ紹介。よくもここまで作られたものだと関心するばか
             りである。
          
【データの考察】 : 航空機のフライトレベルと外気温が送られてくるので、高層気象を知る
             ことができる。おおよそであるが、次のような結果であった。
   

測定日 平成19年5月5日 15:00〜18:00(西日本エリア)
測定値 愛媛県
地上気温 23℃ 

フライトレベル[feet] 40,000
(12Km)
35,000
(10.5Km)
30,000
(9Km)
25,000
(7.5Km)
20,000
(6Km)
15,000
(4.5Km)
大気温 [℃]  -60  -50  -35  -25  -15  -7

おおよそ対流圏下層の湿潤断熱減率が約4℃/km、対流圏中層で約6℃/km
対流圏上層では約10℃/Kmであり、ほぼこのデータもその通りになっている。



【感想】 : 受信ブースターとディスコーンアンテナがあるので、これらを使用すれば格段に
      受信エリアが拡大することは必至である。

  J-ACARS  その1         J-ACARS  その2
   J-ACARS  その3       J-ACARS  その4
  J-ACARS  その5    KG-ACARS   その1 
  KG-ACARS   その2      KG-ACARS   その3
         

KG-ACARSが最も詳細な表示機能を備えている。一昔前ならデコーダーと受信機を
ペアで購入してやらなければならず、断念していたのであるが、上記の受信機とパ
ソコンさえあれば
自宅が管制レーダー室もどきに早変わりするのである。


ML512Aによる受信
                  
平成19年5月26日



受信機に安立電気株式会社のML512ADAIAMONDのSuper Voice D707
使用して受信を試みたところ、あっという間に
静岡県上空の航空機(直線距離約
460Km)と
韓国(直線距離約400Km釜山付近)とをとらえた
。導入約20分後の
ことであった。
これまでの受信設備とは比べようがない入感の仕方である。航空機リストは見る
見るうちに埋まっていく。アンテナはベランダに取り付けた無指向性で地上高約5m
程でこの入感である。
屋根の上に設置すれば倍は地上高を稼げるので期待が大きい。ひょっとすると
東側のちょうど良い距離に石鎚山系があり、山岳回折波も関係しているかもしれ
ない。

     ML512Aで静岡上空を捕らえる
  韓国(釜山付近)の機影JL781(JA703J)
          受信システム


ML512Aによる受信
             スーパーレコード達成?
                           平成19年5月27日


VHF-ACARSでとんでもない記録が出た!興奮がおさまらない。
何と
中国大陸の香港上空からの機影を捕らえた。
10時25分頃位置情報を送ってきたCX0503という機影であるが、日本列島周辺に
そのプロットが出ていない。おかしいなと思い、データを読むと、N22240E113571とある。
もしやと思い、日本地図を南西方向にどんどんずらしていくと、何と
約2,200Kmも離れ
た香港付近に機影プロットが表示されていた。その後も位置情報は送ってこないが、航空
機リストはずっと更新されているので、こちらにずっと電波が届いていることになる。
この
航空機はReg.No.(B-HND)キャセイ・パシフィック航空(B777-267)のものである。

しかし、ACARSはデータを遅れて排出してくることがあるとのことで、これは受信可能域から
の送信であった可能性が高いとの情報がある。

ただ、この日のこの時間帯には
沖縄で強力なEスポが発生していたことが、NICTからもわか
っているので、VHFの異常伝搬の可能性がないかという考えも浮かんでいる。

    香港上空のCX0503(B777-267)
-----------------------------------------------
CX0503 (B-HND) [H1:7:F01B] MODE:J 10:25:57
#M2BLKC.N22240E113571.TD./DQ400BA8D
------------------------------------------------
 上記の位置情報を送ってきた10:25:57のまさにその時間
にプロットされたのである。

------------------------------------------------
CX0503 (B-HND) [5U:2:M09A] MODE:E 10:43:48
VHHH RJFF ROAH RCTP-SA
------------------------------------------------

------------------------------------------------
CX0503 (B-HND) [5U:2:M09A] MODE:J 10:44:32
VHHH RJFF ROAH RCTP-SA
------------------------------------------------
          CX0503の受信テキスト表示

YAESU FT-850によるHF-ACARS
             
   平成19年6月2日


とうとうHF-ACARSに手を出した!
受信機は八重洲無線 FT-850(100W)でUSBモード受信である。
使用したソフトはPC-HFDLというHF-ACARSソフトで、地図ソフトはDX Atlasである。
導入してすぐにアフリカ上空の機影も表示され、その魅力に虜になってしまった。
このHF-ACARSを利用すれば、短波帯のコンディションがわかるので、BCLにも重要な
情報源になる。

図は6月2日午前00:30〜01:00まで受信した結果である。
受信周波数は8.927MHzである。

      PC-HFDL                DX Atlas
       地球儀表示
地図上で青く表示されている所
が受信機影である。

     グレイライン表示
      世界地図表示      グレイライン表示
  八重洲無線 FT-850     ACARS受信ライン


アンテナ環境の改善         平成19年6月11日

        

@ アンテナ地上高 5m    → 8m
A 同軸ケーブル 5D−2V → 8D−FB
B 同軸ケーブルの長さ 18m   → 12m


上記の変更後のメーター指針


ML−512Aで測定

FM愛媛 55dB → 59dB
NHK-FM 24dB → 34dB





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