9.営団地下鉄 5000系・東葉高速鉄道 1000系


営団地下鉄東西線 中野 (2003/05/30)
早くからアルミ車を導入した営団地下鉄にとって、5000系は最後のステンレス車である。
置換え形式である05系が登場したのはもう15年も前。
現在こそその数を減らす5000系ではあるが、1988年当時は7連→10連化で所定本数の増強が必要だったことと
東西線の実質延長区間である東葉高速鉄道へ、開業準備として車輌譲渡を行うための新形式登場であった。

営団5000系から東葉1000系へ。
大規模な工事をせずに大きく印象を変えた好例として語り継ぎたい、とは言い過ぎか。
まもなく姿を消す5000系を追うように、東葉1000系もそろそろ後継車が出てもおかしくはないが
東京の地下を横断する主として、まだしばらくはその姿を楽しみたい車輌である。

掲載:2004/01/16〜

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