17.あの頃の奥多摩
武蔵小金井区H8編成・Tc200-71/EF64 1007(1997/08・奥多摩) |
昨年末、ついに中央快速線にステンレスの電車が登場
1985年から20年間続いた201系の天下は、いよいよ終焉に向けて動き始めた。 この年末年始からは、沿線で撮影するファンが急激に増えた気がする。 そんな置換えの話題なんて無縁だった、10年前のある日の一コマ。 休日臨快でやってきた武蔵小金井の基本編成6連は、折返しまでは青梅線内の側線で昼寝をする。 片や、青梅線の主ともいえるロクヨンは、土休日関係なく上下するホキ2500・9500を引連れ 奥多摩−浜川崎間でその堂々たる姿を見せていた。 そろそろ“廃止”もささやかれてはいたが、その本数を見る限り安泰とも思えた石灰石輸送。 青梅線開業時から時を重ねてきた石灰石列車が姿を消したのは、1998年8月のこと。 それから9年、完全に行楽路線へと変身した青梅線。いつの間にか来る電車は201系に統一されている。 しかし、あの頃から変わらぬ姿を見せてきた休日臨快の顔ぶれも、代替わりはもうまもなくのこと。 掲載:2007/01/04〜2010/12/22 |